ヘルンの趣味日記

好きなもののことを書いていきます。

アニエス・ルテステュ

2017年08月09日 | バレエ


引退しましたがオペラ座のエトワールでした。

彼女のオデットをみたことがあります。
全幕ではなく、ガラで2幕のオデットだけです。

素晴らしい白鳥でした。
ギエムよりいいかもしれないと思いました。

そのときのパートナーとは恋人同士だったそうです。
それが納得できる、情感ある踊りでこれはギエムにはないなあと思いました。

ちょっと表現しにくいですが、パドドゥの意味がわかるような演技でした。
若くて初々しい、たおやかなオデットでした。
オデットは白鳥でも王女なので悲劇的な状況とあいまって、威厳とか近寄りがたい雰囲気がある場合が多いです。

でも一人の若く美しい恋する女性でもある。
それがよくわかる踊りでした。

ダンサーはテクニックをみせなければならないので、結構強くたくましくなってしまいます。
たおやかで、そして技術もあるというのは大変なことです。
アニエスは本当に綺麗で情感があり技術もありました。
かなり後ろの席でしたが、本当に素晴らしくて、魅了されました。
私がみたなかで、最高のオデットはこのときのものかもしれません。
3幕のオディールをどう踊ったでしょうか。
ほんとに、この時全幕で見たかった。

数年後に彼女の白鳥の全幕のDVDを見たのですが、時代が違うためか、最初にみたときの美しさはありませんでした。
このときはパートナーと恋人同士ではなくなり、かなりたくましいダンサーになっていました。

ダンサーはそのときそのときで、個性が変わるし技術もかわります。
意外と技術は保っているみたいですが、個性は1年でもかわるんじゃないでしょうか。

本当に旬の短い芸術だと思います。
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