福島応援プロジェクト茨城

福島の子ども達の保養のために!

NHK水戸さん茨城スペシャル、 「原発避難者の現状」

2017年02月19日 | 保養
2月17日19時30分から、NHK水戸が、茨城スペシャル
「原発避難者の現状、そして今後わたしたちは何ができるのか」
というテーマで番組を放送してくださいました。
番組感想ですが、残念ながら失望しました。

番組では、強制的避難区域の避難者と自主(区域外)避難者が並列に扱われ混同されていました。
3月末で住宅支援が打ち切られようとしている自主(区域外)避難者の方たちの問題を、重視してくれるのかと思っていました。単に私の思い込みだったのかもしれませんが。

自主避難者と名付けられた人々は、勝手に故郷を捨てた裏切り者の汚名を着せられ、自分を被害者と名乗ることも遠慮させられ、肩身の狭い想いを抱えさせられています。

なぜ自主避難者が福島を出たのか。
放射能の危険性を直接に身に感じ、子どもや自分たちの身を守るためです。
知識や決断力が彼らの背中を押したのです。
その為に苦難を乗り越えながら、自力で生活を切り開いて来ています。
かろうじて支えてきた住宅支援と医療費免除が、今まさに打ち切られようとしているのです。

東京の集会で会った自主(区域外)避難者の人たちは、「このままではホームレス=路上生活者になるしかないのか」と訴えて、そこにいた私たち誰もが涙を流しました。

強制的避難区域の人々は、故郷に帰れなくなったという困難はもちろんありますが、賠償金もそれなりにあり、今後も住宅支援無償提供を受け続けられます(いずれ打ち切られることが決まっているようですが・・・)。

線引き区域から100メートルでも外れれば、待遇は天地ほど違ってくるのです。

この問題は、政府が勝手に決めた、非科学的で冷淡な避難区域の線引きから起きています。

せめて年間5mSvの汚染で避難の権利を保障したロシアのチェルノブイリ法の紹介くらいして欲しかった。
国の使命は、市民の命と健康を守ることと真っ当に考える政府ならば、避難の権利が保障されるべきです。
年間20ミリシーベルトまでなら大丈夫だから帰還せよというのが、血も涙もない日本の政府のやり方です。
20ミリシーベルトは事故による緊急時の基準ですから、そこに戻って生活せよと言うのは大いなる矛盾です。
この事にも是非言及して欲しかった。

番組では茨城大学の原口教授が、人々が福島県に戻らないのはインフラの不備や人間関係などと問題を限定していましたが、そうでしょうか?
何よりも被ばくを恐れ、子どもを守りたいと思うからこそ、戻ることができないのではないでしょうか。

また自主(避難指示区域外)避難者は生活が切羽詰っている方が多いのですから、紹介されたような大学の先生が開催する体操教室などの娯楽的な集会に行ける方はごく限られています。
参加されていたメンバーは、私の見るところ皆さん避難指示区域内避難者の方々でした。

また、昨日の番組での足りないところは、茨城の東海第2原発で事故が起きたらという想定で、30キロ圏内で95万人の避難者が出る―としていて、さまざまな避難の問題が軽視されていたことです。

311フクシマ事故の時、アメリカをはじめ海外の政府が、日本に在留する自国民に対して80キロ以上に避難せよとしたことを、忘れているのでしょうか。
汚染が同心円に収まらないことも、私たちは311によって知ることになりましたから、95万人よりもっと多くの人が避難するでしょう。

どこまでも机上の空論と言うべき避難計画対策です。
避難の問題は、それだけではありません。「正確な情報が市民にもたらせられるのか」という点が、重大な問題です。

311では、事態を把握していた東電の社員と家族は、11日その日の内に、周りに黙って逃げ出しました。
市民に知らせたら自分たちの避難が遅れると判断したのでしょうか。

原発立地自治体の住民は、3月12日の早朝から政府が11日の内に用意され手配した迎えのバスで避難を開始しました。
双葉町には橋の崩落でバスが届かず、自力での避難になりました。
それ以外の自治体住民に避難指示が出たのは1日から2日以上のタイムラグがありました。
風向きで高度に汚染された飯館村の避難が、遅れたことも酷かった。

また避難しなければならない人全員に、速やかに情報が行き渡ったわけではありません。取り残される人もたくさんいました。どこにどうやって逃げればよいのかも、誰も指示してくれませんでした。
あちらこちらに右往左往しながら避難所を転々とした人がほとんどだったのです。

そして原発事故の避難は1年や2年の期間に戻れるわけではなく、長期にわたって帰還が困難になる事が、いま私たちに突きつけられている問題です。
100万人を超す茨城県民を長期にわたって受けとめられる場所が日本のどこにあるでしょうか?

支援打ち切りと強制帰還の根底には、事故の賠償を最低限に抑えて国民の命を守る責任を回避し、その上で、再稼動をさせて原発政策を継続させると決めている政権の意思が働いているのでしょう。

被ばくの影響をとことん軽視無視することは、原発政策継続の為の絶対必要条件なのです。

区域内避難者といっても事情はそれぞれですし、自主避難者の中にも余力のある方もいるでしょう。事情は本当に千差万別です。
はっきりしていることは、原発事故避難者のただ1人も路頭に迷わせないように、みんなでサポートすることが、何より大切だということです。

最後に、友人から戴いたメールを紹介します。

『(知らせて頂いた)NHKのスペシャル番組、観ました。

茨城県民にとって他人事ではないという姿勢ははっきり出ていましたし、このような番組が放送された意味は大きいと思います。

ただNHKの限界というものも感じました。
強制帰還についての掘り下げが足りないし、東海第2の危険性についてももっと伝えるべき内容があるはずです。
また、茨城県内での福島からの避難者を支える活動がごくわずかしか紹介されていません。 小張さんたちの活動はもちろん、原口先生も単にアンケートを取っているだけではなく、いろいろなサポートをされているのに、あの扱い方は研究結果の発表のようで一面的だと感じます。

30分では収まり切れない取材だったのかもしれませんが、結果的に物足りないというのが、率直な感想です。
とは言え、願わくはNHKにはこれからも取材と放送を続けてほしいし、県民にどんどん情報と判断基準を流してくれたらと思います。
私たちもNHK水戸頑張れと声を上げるべきなのでしょうね。記者さんには注目していますとお伝えください。 ちょっと感想をお伝えしたくて、メールしました。

それから岡山先生の講演会についての情報ですが、避難してきている人たちに聴いてほしいのに、『「カミングウト」すると子どもたちがいじめられたりするので、このような場にも出られない』との声があるそうです。
悲しい現実ですよね。
応援の声が十分でないのかもしれません。』

『放射能の影響とこれからのこと』お話会
助言者:岡山 博 氏
日 時:平成29年2月26日(日)午後1:30~午後3:30
会 場:結城市情報センター2階スペースB


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避難者支援の会茨城/報告まとめ

2017年02月16日 | 保養
福島応援プロジェクト茨城では2016年12月1日(木)にみなさんに呼び掛けて集会を開き、「自主避難者支援の会茨城」を結成しました。遅ればせながらの「まとめ報告」です。

支援の会設立のきっかけは、住宅支援打ち切りを間近に控えて、話を聞いて欲しいという相談があったことによります。自主避難者のみなさんは、原発事故以来住宅無償提供や医療費免除などの限定的な支援しか受けられず、今日まで大変な思いをしながら生活してこられました。しかしその状況を周囲になかなか理解してもらえず、精神的にも様々な圧迫を受けておられるのです。

12月23日にともいきの郷でクリスマス会を開いてプロジェクトのメンバーと、お子さんたちも含めて避難者の方々8名が参加して下さり、プレスを加えて25人が集まって、皆さんのお話を聞かせていただきました。

12月26日には、以前から調整をお願いしてあった面談が実現して、つくば市長さんにお目にかかり、つくば市独自の支援と、県や国への要望を出していただきたいとお願いしました。

この間、12月24日に突然、皆さんに福島県庁から手紙が届きました。
その内容は「もし転居が無理なら現在住んでいる住宅に住み続けることを認めるが、期限は2年で、家賃の支払いが発生する」というものでした。

お子さんたちがやっと落ち着いて生活できるようになった状況で、転校させたくないということが、皆さんの重要な問題でした。
ですから、今の住宅から出なくて良くなったことは、1歩前進のようでもありますが、個別事情に配慮はなく、一律2年と期限を切り、何より家賃が重い負担です。
知らない土地でようやく新たな仕事に就き、6年間自力で避難生活を続けてきた自主避難者の中には、
家族も自分自身も病気を抱えている人も多いのです。

もともと避難の線引きは恣意的なもので、 原発からの距離が1mでも避難区域から外れれば、
区域外避難となり賠償金もほんのわずかで、住宅無償提供が終わってしまうと、
生活が成り立たなくなってしまう世帯が多く、住宅支援が唯一の命綱といってもよいのです。

今年2017年1月15日に「自主避難者支援の会茨城」としての1回目の集まりを持ちました。

2人の当事者がこられ、支援の会からの参加が5人、新聞社が3社、NHK水戸から5名こられたので、一見するとプレスの方が多いような感じでしたが、若い記者さん方がたいへん熱心で、関心をお持ちなのが心強く感じられました。

12月の面談の時、市長さんの方から避難者のみなさんに私達からの手紙をつくば市の方から出してくださると提案していただきましたので、この日15日にむけて急いで手紙を書いて、市役所に届け、出していただくようにお願いしました。
けれども新しく連絡をくださる方はいらっしゃいません。
もう3月まで日がないので、無理やり移転先を決めてしまった方も多いのか、
あるいは、まったく知り合いもいない場合、連絡を取るのは気が進まないということも考えられます。
そんなわけで、連絡が取れているのは現在7世帯の方々だけです。
そのうち2組が親子2世代ずつなので、実質5家族ということになります。
昨日
2月15日の11時から竹園交流センターで、避難者支援の会茨城2回目の集まりを持ちました。 (準備会から入れると5回目の集りになりますが)
1週間ほど前に、市役所総務課にお願いしてお知らせの手紙を出していただいたので、新しく女性の方が1人参加してくださって、嬉しかったです。
支援の会茨城には、市会議員さんや県会議員さんも参加して下さっているので、市役所や議会とも連携を取ってくださっています。
つくば市の見解は、茨城県に動いてもらわないと、独自の経済的支援は難しいということです。
残念です。
茨城県から、福島県や国に支援要請をしてもらうように要望を出すことにしました。
全国の自治体の中には独自の支援策を打ち出しているところもあるのです。
自主避難者は、離婚・いじめ・親しい人との別れや先の見えない不安、周囲の無理解などの精神的な負担と、ほとんど賠償がない中での避難生活による経済的負担があります。
2月2日には、「継続居住意向調査」のための福島県と茨城県の職員さんの訪問があるというので、支援の会茨城のメンバー5人が同席させて頂きました。

避難者の方から「家賃の負担をせよと言われても、難しい」ということを皮切りに縷々意見が述べられました。「自分たちには何の落ち度もないのに避難するしかなかった訳だし、福島の家の固定資産税は、戻る気もなければ住むこともできないのに払っている」「ましてや2月いっぱいで医療費の補助もなくなり、その負担だけでも重くのしかかってきて、とても生活できない」との訴え。
「縁もゆかりもない土地に流れ付き、ようやく仕事に就いて、自力で生活してきた。この先住居がどうなるのか、 1年ごとに首がつながっていくような心許ない状況の中でずっと暮らしてきて、今年3月で住宅支援がなくなると発表されて以来、落ち着いて仕事もできない毎日だった」「家を求めようにも銀行は貸してくれないし、お金はないし、どうしようも無い」「今度のことは天災ではなくて人災じゃないか」と話続ける間、県職員の3人は黙ってうなずきながらメモを執っていました。
一緒に同席していた、もう1人の避難者さんは「今自分が住んでいる公務員住宅の周りの人達は避難区域内の方たちばかりで、今後も変わらずに住宅支援を受けて無償で住んでいられる。福島の自宅が避難区域からほんの数キロずれただけで、こんなに差が出てしまうことが、どうしても納得できない」と訴えました。
私たちも「年間被ばく限度が20ミリシーベルトと緊急時のままに据え置かれながら、福島はもう心配のない大丈夫な土地だから戻るべきだ」という見解と施策は、受け入れがたい矛盾で、酷すぎる!と言い添えました。
「帰還ありきで、実害は無いものとして、福島県も国も国民の健康を守ろうとしない事は、間違っている」「日本より豊かとも思えないロシアの国々が市民の生活を守っていて、原発事故から30年経つ今日も、チェルノブイリ法を制定して、日本よりはるかに配慮ある施策を続けていることをご存知ですよね。」
「本当は、現在福島に住んでいる人の中にも、いまから避難したい人だっているはずです。あらゆる避難を希望している人たちの権利を守っていただきたい」等々述べさせて頂きました。
一人一人の県職員さんも、家に帰れば子どもさんもいて、家庭がある訳で、被ばくのリスクなど理解して頂きたいので、資料なども手渡しました。
報告の時系列があちこちになってしまいました。
昨日15日にはじめて参加の方は自主避難者ではあっても、実家の仕事の都合もあって住民票を福島に残したままにしておられる方で、子どもさんの甲状腺エコー検査などは筑波大で無料で受けることができています。とはいっても、福島県からの委託事業なので検査の結果の詳しい事は教えてもらえず、 A1・A2とかの判定だけ告げられるのだそうです。福島医大と一緒です。
医療費の免除が、29年の3月で打ち切りとなるということも、大きな問題です。
甲状腺癌の恐れのあるのう胞や結節の場合のみ自己負担部分が適用されるそうですが、しかし居住地域自治体の助成金がある場合は、そちらを適用してもらって、 1部負担金のみ免除するということのようです。
そもそも放射線の影響によるリスクは甲状腺癌だけでは無いはずだし、甲状腺もがん以外のびまん性疾患は、まるきり無視です。
それから、昨日は高速道路通行料金の無料補助が打ち切りになることも、なんとか考え直してもらいたいと言う話が出ました。
住居支援、医療費免除、高速料金免除・・・と次々支援が打ち切られて、区域外避難者の方々は追い詰められてきています。
2月5日のおしどりマコさんを密着取材した日テレNNNドキュメントの中で、国際会議の席上で聞き出した『「原発は事故が起こらない」と言うセールスは出来なくなったので、〈事故が起きても大丈夫〉というのが新しいセールストークだ。汚染地域の住民が自分達で除染をして住み続けるモデル・ケースを作る」』との証言がありました。
日本の政府の意図があっけらかんと語られていて、情けなくてガックリきました。
福島県も国も、避難者や支援者の声を聞こうとしませんが、諦めずに声をあげていくしかありません。せめて当事者の苦しい胸の内を理解し、なんとか助け合ってきたいと思います。

近いうちに茨城県庁に支援の要望書を出しに行きたいと思いますので、皆さんも是非ご一緒に同行してくださいますようお願いします。

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クリスマス パーテーのお誘い

2016年12月08日 | 保養
福島応援プロジェクト茨城 クリスマス パーテーのお誘い

12月23日(金) 14:00~16:30
 場所:ともいきの郷 土浦市本郷 1403-1


 今年も、はや師走を迎え、福島原発事故からもうすぐ6年になろうとしております。
 原発の放射能汚染のために故郷を離れて避難された皆様は、ようやく落ち着いて生活が営まれてきたのに、福島に帰還せよという動きが急になってきています。
特に自主避難の方々は、住宅支援の打ち切りを告げられて、その期限が迫ってまいりました。
私たちは、この問題をみんなで考え取り組んでいかなければならない問題だと考え、茨城支援の会を立ち上げました。 帰還政策を受け入れることは、 放射能の危険性、つまり 被ばくの問題を無いものとする政策を、受け入れることと一緒です。

今後、できる限りの支援を行い、 話し合いを重ねながら前に進んでいきたいと思います。

それはさておき、避難者の方を交え、忘年会を兼ねた楽しいクリスマスパーテーを開きたいと存じます。
お誘い合わせの上是非ご参加くださいますよう、日程を調整していただけるようにお願い申し上げます。


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「福島原発事故避難者支援」を話し合う会

2016年11月30日 | 保養
「福島原発事故避難者支援」を話し合う会を開きます
12月1日(木) 15:00~ つくば市民活動センター
         〒305-0031つくば市吾妻1丁目10−1
         つくばセンタービル1F

いま、日本全国1万2千世帯の自主避難者に対する住宅支援が、来年3月で打ち切られようとしています。11月現在、つくば市にも茨城県最多の538人の避難者がおられ、そのうち17世帯が自主避難者として住宅援助の打ち切りが告げられています。特に小さいお子さんを抱えておられる世帯では、線量も高く、ライフライン・教育施設・病院などが整備されていない状況にある福島への帰還は考えられないことだと思います。
この困難にして非情な状況を、日本に住むすべての人が自分のこととして考えていかなければならないと私たちは考えています。
福島への帰還政策と支援打ち切りという現在の方針は、これで留まるとは限らず、今後、福島からの避難者全員への帰還強制・支援打ち切りとなる可能性があります。現に、原発の立地自治体大熊町が平成30年には町役場を完成させて町民を戻そうとしている動きがあります。避難している皆さんは全員、明日は我が身ということになりかねないのです。
福島の現状を見ると、さらなる汚染が起きないとも限らず、健康被害が今以上に深刻化していくことは避けられないでしょう。
各方面で裁判も起こされていますが、あらゆる場で、避難や保養の権利を様々な形で、粘り強く訴えていかなければならないのではないでしょうか。福島応援プロジェクト茨城は、この度の市長選挙に先立ち、候補者3名に避難者支援に関するお考えを伺うアンケートをお願いしました。市長となった五十嵐立青さんからは、積極的に支援をしていきたいというお答えを書いていただきました。
五十嵐さんには、つくば市長として県や国に対して避難者支援の継続を求める声明を出していただけるように、懇談会を開いて求めていきたいと言う提案も出ています。
当事者の声を聞き、私たちにどういう支援が可能か、必要かを話し合う場を設けたいと存じます。現在、打ち切りを告げられている避難者の方だけでなく、告げられていない避難者の方も含めて、ご参加いただきたくご案内申し上げます。

2016年11月28日                      
        呼掛け団体 福島応援プロジェクト茨城
             連絡先:長田満江 
                 小張佐恵子

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福島原発事故による避難者の移住支援についてアンケート

2016年11月10日 | 保養
福島応援プロジェクトは、来春の自主避難者の住宅支援打ち切りに伴って、今後の生活に困窮する方が多く存在するつくば市において、支援の必要性についてのお考えを伺うべく、以下のアンケートをつくば市長選挙候補者3名に送付いたしました。
大泉ひろ子氏、五十嵐立青氏から回答を受けましたので、お知らせ申し上げます。
なお、飯岡宏之氏からはご返答いただいておりません。

つくば市長選立候補者アンケート
---福島原発事故による避難者の移住支援について---

                                                    2016年10月6日
前略、 現在市長選挙に立候補しておられる方々のお考えをお伺い致したく、アンケートへの回答をお願いいたします。
私たちは、2011年、福島第一原発事故直後の7月、原発事故で被ばくし高線量下の地域に住み続けている子どもたちに、せめて短時間でも線量の低い地域で保養してもらうため、「福島応援プロジェクト茨城」を立ち上げた者です。私たちは、子供たちの保養支援だけでなく、県南地域に暮らす避難者の皆様との交流支援も続けてきました。
 このような民間団体による取り組みは日本各地にあり、地方自治体が避難者の生活や保養の支援を単独で実施したり、市民との協同で実施している場合もあります。自主避難者の移住支援に関して言えば、岡山県や長野県、山梨県北杜市、京都府などで、以下のような取り組みがなされています。
 福島第一原発事故から5年7ヶ月が経ち、現在日本政府と福島県は、福島県の一部地域について帰還政策を進めています。
さらに来年 2017年3月以降は自主避難者への住宅支援を打ち切ることにしています。しかし成長期の子供を抱えた世帯では、インフラ整備も整わず、未だに線量の高い地域が点在する場所へと戻る事を望まない人々が多いのが真実です。平成24年に避難の権利の保障を宣言した「原発事故子ども・被災者支援法」が創設されましたが、法整備が進まない状況の中、政府による自主避難者への支援は、ほとんど手が付けられていないため、困っている方が多くおられます。
私たちは、人権を守る自治体であるつくば市には、自主避難者への多様な支援を是非とも実施して頂きたいと考えております。これはつくば市のイにメージアップにもつながり、また福島以外の地域からの移住促進のプラットホーム形成にも役立つのではないかと思います。
 お忙しい中とは存じますが、10月末日までにご回答くださいますようお願い申し上げます。
ご回答は新聞社・ミニコミ誌に送るとともに、私どものホームページやFacebookなどでも公表させていただきます。
回答書は同封の封筒に入れ、投函くださいますようお願い致します。
                     福島応援プロジェクト茨城代表 長田満江
                                  

(1)岡山県.岡山、倉敷、津山などの8市が、移住支援協定を締結。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2645.html 2014年5月県外からの移住希望者に住宅
情報などを行政レベルで提供する移住支援協定を結んでいる。
(2)山梨県北杜市では避難・移住を検討する際市役所で相談を受けたり、引っ越しの支援、避
難・移住のための下見や保養のための一時滞在の場合の宿泊費支援などの相談に応じている。
   http://tsunagarunet43.blog.fc2.com/blog-entry-40.html
(3)長野県では避難者用として安価な借家やアパートの登録制度を設け、情報提供をしている。
  「手をつなぐ3.11信州」http://tewotunagu311.net/?page_id=58
(4)京都府では、事故後積極的に避難者や保養を受け入れてきたが、現在避難者に限らず、今後福島から移住を求める人にも住宅物件探しや仕事探しなどの支援を行ってい 
   る。 京都移住コンシェルジュhttp://kyoto-iju.com/about
(5)その他公営住宅の提供(無償/有償)や住宅費補助なども考えられる。

 

---福島原発事故による避難者の移住支援についてのアンケート---

 お名前                                    

Q1 つくば市として今後、福島原発事故による避難者の移住支援を行うべきだとお考えになりま
すか? どちらか一方に丸をおつけください。
A. 支援を行うべきだと考える  
B. 支援を行う必要はない

Q2 A「支援を行うべき」と答えられた方は、つくば市としてどのような支援をすべきとお考えで
しょうか?【別記リストの番号、または自由記述でお願いします】


Q3 B.行う必要は無いと答えられた方は、どのような理由で必要がないとお考えでしょうか?
      ご意見をお書きください。

Q4  つくば市としては今後、市民によって行われる福島県の子どもの保養活動などに、援助や支援を行うべきだとお考えになりますか? どちらか一方に丸をおつけください。
A. 支援を行うべきだと考える  
B. 支援を行う必要はない


福島原発事故による避難者の移住支援についてのアンケート回答

 いがらし立青氏
Q1. A 
Q2. 原発立地自治体の方と、それ以外の自治体の方によって資金力が大きな差があることが一つの大きな問題。立地自治体以外から避難されている方や、自主避難をされた方は東電からの補償が限定的なため、公務員住宅から出ることができない状況がある。市として空き家住宅の斡旋や、それらのリフォーム補助などが考えられる。

 避難者の相談やネットワーク化を支援している活動に対しての資金面や情報提供面の支援も必要。住民票を移していない方には一元的な情報提供がされないケースもある。そういった方にも常に寄り添う姿勢で、相談窓口を設け、あらゆるライフステージにおいて相談できる体制を作ることが安心感にもつながる。

 私の妻の両親は、南相馬在住だった。沿岸から数十メートルにあった自宅は津波で跡形もなく流され、つくばの公務員住宅に入居できるまでの経緯はひと言では言い表せないものであった。つくばへの移住を考えていたが、東電からの補償がない自主避難のため適切な金額の物件を見つけることができず、結局牛久に何とか手の届く中古物件のめどが付き、引っ越しの準備をしている段階である。

 震災から5年以上が経ち、世間では忘れられかけている問題であるが、私にとっては現在進行系の問題である。何より必要なことは、忘れられていない、寄り添われているということを当事者が感じられることであると思う。行政の支援はもちろん必要であるが、貴プロジェクトのような地道な活動の価値は大変に大きいと考える。ご支援に心から感謝致します。

Q4 A

 大泉ひろ子氏

Q1 答 A  支援を行うべきと考える

Q2 答 A  日本は難民救済に消極的であることが、国際社会で指摘されてきた。
福島の原発事故による避難は、難民とは異なるが、原発事故は東電の問題だけではなく、国のエネルギー政策にも責を負うべきものである。
したがって、自主避難であるにせよ、国、○○○(判読不能)団体ができる限りの支援をしなければならない。住宅補助(さまざまの方法で)をはじめ、自立援助、学校教育のカウンセリングなど、きめ細かな支援をすべきと考える。

Q4 答 A 支援を行うべきと考える

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藍生葉染教室開催。

2016年09月04日 | 保養
藍生葉染教室開催。
9月10日(土)9:30~講習料500円 材料費実費1,000円~3,500円
場所 ともいきの郷 土浦市本郷1403-1


今年の福島応援プロジェクト茨城の夏のキャンプで 藍染教室を開きました。小張夫が育てた藍草の葉っぱをみんなで摘み、洗った葉をミキサーで擦りつぶし桶に貯めます。水で濡らしたシルクのハンカチを液の中で揉んでいると、 2 ・ 3分で鮮やかなターコイズブルーに染まります。生葉染めは夏だけのサプライズ染色。液をアルカリで還元して、木綿のストールも染めました。福島の子どもたちも大変喜んでお土産に持って帰りました。まだ藍の葉っぱがいっぱい茂っています。一緒に染めてみませんか。

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茨城ゆっくらキャンプ2016報告です

2016年08月16日 | 保養
福島応援プロジェクトの「茨城ゆっくらキャンプ2016」は
7月31日から始まり、8月6日で終了しました。

けが人もなく、病人も出ずに無事に親御さんにお返しすることができてほっとしました。

皆様の多大なご協力に心より感謝いたします。

様々なプログラムを実施しましたが、特に今回は東京から我妻先生と言う方においでいただき、快医学の講義と実践をしました。




我妻先生の見立てでは、講座当日来ていただいたお母さんも含めほぼ全員に甲状腺機能に問題ありとのことでした。
見た目にも腫れている子供も数名。
ほとんどの子どもの腎臓と膀胱にセシウム反応があるとのことでしたが、東京のこどもにも多く出ているので、不思議ではないと、先生がおっしゃいましたことを考えると、やはり心配です。

先生に推奨されたよもぎとスギナの薬草茶は、次の日につくば山の麓でみんなで採取し、作ることができました。


温熱療法のこんにゃく湿布を全員とても気に入って、毎晩喜んで実施いたしました。


タオルを持って並び、「こんにゃくお願いします」と言ってくる子供たちを見ると、
気持ち良いからにしても、それぞれ健康に対して不安を
抱えているのだなと思って切ない気持ちになりました。

これは多分福島に帰ってからも、続けられる方法だと思います。
講習では和裁用のコテアイロンを使って温熱療法をされています。

いずれ
快医学の講習会も開催したいと考えています。

期間中、5人ほど体調不良の子どもが出ましたが、ニンジンやバジルのエキスの塗布や
頭蓋仙骨手当などしましたら、ほどなく元気になりました。
快医学の霊験あらたか!

実際に様々な手当で体調回復したことを実感した子どもたちですので
きっと今後も、自分たちの健康を自ら守ることに前向きに取り組んでくれることと信じています。

帰る前日、石岡の佐藤有里さんが来てくださって、チェックをしていただいたところ
ほとんどの子どもが、「ほとんど回復している感じ」との事。

1年に一度でもこうやって
手当と保養をして、今後も継続的に気をつけていけば、ずいぶん違ってくるはずだと思います。

千葉工業大学の手島教授が学生さんを連れて、今年も来てくださいました。


うららフレンドハウスの田中さんや栗栖さんたちの折り紙教室も人気でした。



小張が担当した藍染ワークショップも大好評でした。



この日は常総生協の大石さんや弁護士の尾池さん丸山さんが来てくださり、
生協からそうめんと天ぷら油もたくさん差し入れていただきました。
そうめん流しの写真です。


その他、そば打ちや太鼓のワークショップ、


最終日の6日は原爆忌。


鶴文乃さんが始められた平和の鐘一振運動で、つくば市の北斗寺に朝行って、子どもたちも皆、心を込めて鐘を衝きました。
ちょっと生意気な子も、素直な気持ちで参加してくれたので、ジーンとしました。
食事作りや子どもの見守りなど本当にたくさんの人に助けられて、この保養キャンプが行われています。

今年も盛りだくさんのプログラムメニューでした。

昨年に続いて守谷の丸町グループ、水戸に避難している富岡町の木田さん、プロジェクトのメンバー、そして今年は土浦友の会の皆さんがお食事作りに絶大な力を発揮してくださいました。本当にありがとうございました。

小さい写真はクリックしていただくと大きく拡大して見ることができます。

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茨城の夏ゆっくらキャンプ2016

2016年06月02日 | 保養
◆2016年の保養キャンプ
7月31日(日)から8月6日(土)までの6泊7日の日程で保養キャンプを実施いたします。
小学生が中心ですが、保護者の付き添いがあれば、幼稚園生でも大丈夫です。
ゆっくりゆったり、していただけるような日程を組みたいと思っています。
 「ともいきの郷」がある本郷の地域は豊かな自然が広がる田園地帯です。
プール遊びやバーベキュー、そば打ちなど、色々な体験をして夏休みを楽しんでください。
メールや電話での申し込みをお待ちしています。
期間中、できれば親御さんが1泊でも一緒に参加してくださることを希望します。

キャンプ概要
受け入れ人数:子ども12名(保護者の参加も歓迎)  参加費:無料
宿泊場所:「ともいきの郷」 〒300-4102 茨城県土浦市本郷1403-1 
集合場所:福島駅西口午前9時半 




◆福島応援プロジェクト茨城は、福島の子ども達に対し保養キャンプの実施など、私たちにできる支援活動をやっていこうという趣旨で、2011年7月に結成されました。1回目のキャンプ(2011年8月16日から3泊4日)には、19名の子ども達と1名のお母さんが参加し、その後これまで計6回のプログラムを企画実施し86名が参加されてきました。
◆保養キャンプの拠点「ともいきの郷」
 2014年土浦市の筑波山麓のふもとにの古民家を購入し、保養キャンプなどの拠点「ともいきの郷」を整備いたしました。敷地は740坪(2450㎡)あり、前庭が広々としています。ここで子ども達に、自然体験や手創り遊びなどで、楽しい時間を過ごして貰いたいと思っています。 ここの空間線量は、山陰になっていたため茨城県の中でも格段と低く、福島に近いので、「ともいきの郷」が保養の場として果たす役割は大きいと考えています。



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「不思議なクニの憲法」上映会

2016年05月29日 | 保養
「不思議なクニの憲法」上映会を開催します。



主催 茨城の選挙を考える市民の会
監督 松井久子  上映時間122分  http://fushigina.jp/

6/12(日) 13:30開場 14:00~16:30上映会 
17:00~19:00 お話会

 映画を観たあとはお話しましょう(軽食付)

会場 つくばイノベーションプラザ (旧サイエンスインフォメーションセンター)
つくば市吾妻1-10-1 tel029-852-6789 
チケット 前売  1,000円 当日券  1,300円 高校生以下無料

いろんな人が、借り物でない自分の言葉で、憲法と政治とこの国のことを語っています。
憲法について話すために必要な材料を提供したうえで、
「で、あなたは?」とボールをこちらに投げかけて終わる映画です。
ともに考え、語り合いましょう!
この国の未来について。それを決めるのは政治家ではありません
憲法に保証された私たちの権利です。
 『憲法の未来 私たちが決める』

主催 茨城の選挙を考える市民の会 http://minaiba.jimdo.com 
〒305-0004 つくば市柴崎774-2  
問合せ連絡先(土浦市)小張090-9108-0464 (つくば市)長田090-7845-6599  
        永井070-5079-6308    (常総市)小滝050-3519-3846 
(牛久市)中川090-1777-6788  (取手市)森090-3348-4797  
  (石岡市)佐藤0299-42-3771 

支援:「私たちの主権」委員会 製作・著作: 株式会社エッセン・コミュニケーションズ

憲法には「私はどう生きるべきか」が書いてある。
この映画は、憲法論議が政治によって進められるのでなく、主権者である
私たち国民の間に広がることを願ってつくられたものです。
国のかたちをきめる憲法に、誰もが当たり前に関心を持ち、正しい知識を得、
そして理解を深めるために、歴史的事実を重んじながら
「意見」よりも日常に根ざした「人びとの声」に耳を傾けます。
怒りや憎しみから出発する議論は広がっていきません。
対立よりも冷静な選択を―。
私たち一人ひとりが個として大切にされる自由な社会を守りたい。
映画にメッセージがあるとすれば、その一点の「希い」のみです。

<映画の内容>
●立憲主義って何? ●歴史に学ぶ(敗戦から日本国憲法の成立まで) ●Peopleを主役に(国民主権)
●侵されてはならぬもの(基本的人権の尊重) ●封建的家族制度からの解放(男女平等)
●進む憲法の空文化(9条・戦争放棄をめぐって)
●戦後の日米外交史 ●沖縄は憲法を手にしているか ●未来に向けて―18歳選挙権と若者の政治参加
●そしてあなたは何を選ぶのか?(自民党の改憲案・護憲派の主張・護憲的改憲派からの提案)

声を上げる私たち 出演者
瀬戸内寂聴   作家
  孫崎享  元外交官・評論家
長谷部恭男  憲法学者・早稲田大学教授
赤松良子    (公法)日本ユニセフ協会会長・元文部大臣
三浦陽一    歴史研究家・中部大学教授
伊勢崎賢治  紛争解決請負人・ 東京外国語大学教授
船田元      自民党憲法改正推進本部長代行
カレル・ヴァン・ウオルフレン  オランダ人ジャーナリスト
竹下景子   ナレーション・俳優
   元山仁士郎  大学生・SEALDs
竪十萌子   弁護士・明日の自由を守る若手弁護士の会
原田謙介   若者と政治をつなぐNPO法人YouthCreate代表理事
水野スウ(母)  主婦・「紅茶の時間」主宰
中西万依(娘)  デザイナー
齋藤優里彩  制服向上委員会・アイドル
日比野和真  高校生
土屋聖子   主婦
辻仁美    主婦・安保関連法案に反対するママの会@埼玉
月股美子(母)  自衛隊員の母
月股可菜子(娘)自衛隊員の姉
高塚愛鳥    フリーター・デモ「戦争したくなくてふるえる。」発起人
安積遊歩(母)  ピアカウンセラー
安積宇宙(娘)  学生
長井鞠子   会議通訳者
小林照子   美容研究家
松本侑壬子  映画評論家
宮崎絢子   ボイスコンサルタント&ボイストレーナー


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「茨城の選挙を 市民の目線で考える会」開催

2016年03月07日 | 保養
#‎みんなで選挙‬

「茨城の選挙を
市民の目線で考える会」開催します。


2016年3月13日(日)午後1時半~4時 
コープつちうら 土浦市小松1-4-27
2Fコミュニティールーム


 現政権は秘密保護法や安保法制を強行採決し、今度の選挙で3分の2以上の議席を確保したときには、総理大臣に強力な権限を与える「緊急事態条項」を新設し、改憲に乗り出すと宣言しています。こんな憲法無視のやりたい放題を許してきたのは、私たち国民が政治家に任せっきりにしてきたためです。   

 私たちの手に平和な生活を取り戻すには選挙から !

 今、日本中で、”市民選対連絡会「ミナセン(みんなで選挙)」”という運動が、湧き上がっています。ミナセン結成の火付け役といっても過言ではない座間宮ガレイ氏が、各地で開催している選挙勉強会の動画をみんなで視聴し、自分たちに何ができるのかを話し合う会を開きたいと思います。是非ご参加ください。

視聴する動画 
IWJ 2016/1/10 激おこ!選挙勉強会 in 東京 ―座間宮ガレイ氏、古賀茂明氏

連絡先 小張090-9108-0464 

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