館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って35年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

海のお魚格闘日記・裁いてみた編。

2010-06-12 05:24:45 | グルメだ!


イヤハヤ、さわりは載せたが、いよいよ捌くの記事なのだ。

ブログ仲間は、料理(実際彼の料理は、すごいのだ。食った俺が言うのだから間違いないのだ)を通して、鳥取の漁師・栄進丸さんと知り合い、僕に栄進丸さんから、直送されたのだった。

栄進丸さんとは?GO!な、クリックな!



土曜の朝には、ブツは突然やってきたのだが・・・その日は、この時期最大の百姓課題を片付けてる最中・・・

百姓終了は2時過ぎ・・釣具屋に「うろこ取り」を買いに行って、果てた。

なまはげ・の写真は翌日早朝。これで長靴履けば、魚屋風・・・・欲言えば、エプロンはビニール製が良いな。

TPOは大事。



レンコ鯛なんぞ、大小10っ匹は居たか?

かねがね、お魚が捌けたら、幸せだろうな~と、思っていた。
まず、安い・そして新鮮・んでもって、可食部を味わいつくせるに違いないと、思うのだ。

道具は大事な。

面白いようにうろこは取れる。
うろこは、頭の先・頬(エラ蓋かぁ~)・あご(って言うのか?)のもあるんだぜ~

土曜には、大きなレンコちゃんを1匹・台所で裁いて、塩焼きにしたのだが、やっぱしうろこ取りは、外が良いと確信した。


我が家、外に水道と、洗い場がある。



ヒラメ君もうろこがあるんだぜ~~
うまそうだな~~



これには、たじろいだ!
「ガンギエイ」!
しっぽに毒針があるのな~(昔・修学旅行で江ノ島に行って、友人が死んで打ち上げられたこの毒針に触れ、大変だった思い出があるのな~)

まず、シッポをばっさり!

表裏をたわしで擦った後、さらに、出刃でヌメリを何度も取る。

食べられる部分はひれらしい・・「カスベ」って聞いたことあるよな・・これだったのだ。

このほかに、マトウ鯛って巨大なのが居たのだが・・・写真を撮り忘れたのかもしれない。



捌き終わって、身綺麗になったレンコ君な。



カスベ君な、な!



捌けたら・・・と、思っていた数年前、本は数冊購入していた。
思わぬところで、役に立った。



ヒラメ君は5枚におろすのだそうだ。

まあ、何とか・・・・・

美しくない・・とか・まだ身が残ってる・・とか・言うなよ~~

初めては、感動的だった。

そして、出刃を入れる瞬間は、数日前まで、生きていたものへの、なんともいえない凄みさえ感じた。



これだ~~

全身ではないが、「マトウダイ」の3枚におろした、果ての姿はあった。

こやつ、思いの外、身が割れ・・・難儀した。



ヒラメ君は、すぐ、昆布締めにしたのだ。
酒で、馴染ませた昆布に、キチンペーパーで酢を塗り、昆布・ヒラメ・昆布・ヒラメと重ね、重石を乗せて、2時間・・・その後冷蔵庫に収まった(やがて、俺の腹に収まって終了したが・・・)のだ。



5枚・3枚のアラは、大事。

こちらは、冷凍庫に収まった。



ガンギエイの半分は、燻製にすべく、ソミュール液に漬け込んだ。
こうして、捌き・・・は終了したのだった。


送ってくれた友人からは、そのうち届くと予告はあった。

「どうすんだ~」
「そういえば、**さんは昔農協の店で魚屋だったから、捌くの頼むかな~」
「今は、スーパーに持って行って、お金払えば、切り身にしてくれるらしいよ・・」

などなど、すでに、選択肢を模索はしていた。

やがて届いた発砲スチロールを開けた瞬間・そのあまりの美しい、新鮮な魚に、こりゃ、どうなろうと自分で格闘するのが一番!と、思った。

群馬は海無し県である。
川魚への馴染みは、生まれたときからで、釣った鯉やフナは、母親が捌き、鯉は煮魚・フナは甘露煮などになった。

雨後の小川ではどじょうが良く釣れ、どじょう鍋や、煮どじょうになった。

海のさかなは、馴染みが無いのだ。

食は、社会的分業が進み、まっすぐなキュウリや、トレイに乗った切り身の魚があてがわれる。
21世紀・その分業は、世界的広がりで、「貴方は何処から?」「ここに来るまでどんな人の手で捌かれ」「どんな薬を撒かれたの?」と、なっている。

魚を捌く・・・その「仕業」を多くの人間が、放棄してしまったのは、それほど遠い時代では無いように思う。

そうした全てに、思いが致せたことは、この「格闘」のうれしい結末だった。

普段から、普通に「捌いている」人からみたら、「なんのこっちゃ?」ってな、話であろうな・・・


捌きながら・ずっと、石垣さんの「詩」が頭の中でぐるぐる回っていたな。



童   謡

 

お父さんが死んだら

顔に白い布をかけた

 

出来上がった食事の支度に

白いふきんがかけられるように

みんなが泣くから

はあん お父さんの味はまずいんだな

涙がこぼれるほどたまらないのだな

と わかつた

 

いまにお母さんも死んだら

白い布をかけてやろう

それは僕たちが食べなければならない

三度のごはんみたいなものだ

 

そこで僕が死ぬ日には

僕はもつと上手に死ぬんだ

白い布の下の

上等な料理のように さ

 

魚や 鶏や 獣は

あんなにおいしいおいしい死に方をする



石垣りん・詩集「表札など」所収。
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8 コメント

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1に経験 (mamaさん)
2010-06-12 07:39:02
2に経験、3,4があなくて5に経験。
魚を上手に捌くコツ。
おかま風のエプロン姿、ステキ~~
外科手術といっしょで (mototot)
2010-06-12 09:26:32
傷口は小さく
メスは大胆に
手早く

だね~

新鮮だとはらわたも、モコっと取れるので楽だ~
お寒さん (ダッフィー)
2010-06-12 15:07:34
器用なんですね、好きこそ物の・・・・でしょうかね、私なんぞとてもとても~

業務連絡で~す
「ブツ本日郵送いたしました、何卒よろしく、です」
mamaさん (オ サム)
2010-06-12 20:29:07
経験・肝に銘じます!

毎月、何か・・・が、良いかもね。

頑張る!
motototさん (オ サム)
2010-06-12 20:31:13
その、境地は、まだね~

>モコっと取れる

だったね~~
ダッフィーさん (オ サム)
2010-06-12 20:32:32
いや?

格闘であった・・・・


んが、面白かった!

LP・了解!!
知らなかったし。 (ロバ耳野郎)
2010-06-12 23:18:53
昔の写真見たら、
千葉の海中でガンギエイをモリで刺して、
遊んでいる幼い頃のワイの写真があった。

今考えると、ホント、危ないワ。

PS:
足に体毛が無いからすっごくオ○マ風!
ロバ君 (オ 寒)
2010-06-13 06:21:53
PS・剃ってますねん。

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