「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20130615

2013-06-15 | 矮小布団圧縮袋

○土曜だが出勤。昼の会議の後、夕方は帰りに¥1000円サービスデイの映画館で「華麗なるギャツビー」と「二流小説家」の二本立て。
 
BGM:
 Kill And Run / Sia (「The Great Gatsby Soundtrack」)
 ギャツビーの終演時のタイトルの時にも何曲も流れる、そのうちの一曲でなんとなく「歌い上げる」フレーズが印象的だった歌。なんかやたら音楽と映像が盛りだくさんだったのだが、そうかムーラン・ルージュの監督か。音楽がやたら現代的なのと、ナレーションが説明しちゃって進行するのが気にはなったが。映画の方はトビー・マグワイアのファンが号泣しそうに助演ちゅうよりもはや主役的で渋くおさえている。ディカプリオは「J・エドガー」の時といい、ちょっとうさんくさくてコンプレックスで無茶ぶりしようとする感じの役ってのが来るんだな。と思った。

 二流小説家の方は二時間サスペンスみたいだ(火サスの監督だそうだ)。自分は(『裏切りのサーカス』の時もそうだったが)ホラーも死体も苦手である。そういうシーンは伏せ目で避けて見ない(爆)それでも話はわかる。そして、帰宅してSmaStationで上川さんが宣伝してるのをテレビで見た頃には、既に見終わっていて話がわかるわけだ。ちょっとミスディレクションが多すぎるような気もするのだが、原作未読で見たので、色々考えたんだよ(見ながら、最悪ナイト・シャマラン的オチにならんか?とまで途中で想像したりして)。でもそんなにひねってもなかったと思う。今日からの上映で始まったばかりだから、詳細は書かないが、要するに「犯人には動機がある」ってことかな。洋物を「和風」に翻案するにあたって、絵的にもちょっと松本清張原作や横溝正史原作の有名な「あの」映画のオマージュらしきカットを感じたりしたところもある。で、武田真治君がアンソニー・パーキンスみたいに変になってる(笑)。なんか三島由紀夫とか寺山修司なんかの戯曲とか的な変な禍々美々しい勢いの。それにしても新堂本兄弟なんかに時々出てくる時、かなり周囲にいじられてるけど、みんなそうやって武田君おちょくってると、きっと後で恐ろしい目にあうぞーw。と思われるような怖さでしたw。(20130615)
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