農業を商売にする!!

まずはたくさんの農家の方と話をする!
そして、農業を盛り上げるための仕事を考える!!
がんばる!!!

店の顔

2008年03月01日 20時10分00秒 | Weblog
またまたまた時間が空いてからの更新です。

市場での仕事を始めて5か月が経過。
通常業務をそれなりに失敗しながらでも一通りこなせるようになって、ようやく小売店に足を延ばして話をさせてもらえるようになりました。
すると、やっぱりお店によって「顔」が違うのに気が付きます。
野菜の顔、果物の顔、棚の顔、値札の顔、店員さんの顔、お客さんの顔。

ふと思い返してみて、量販スーパーでもやっぱり顔が違うことに気が付きました。
閉店寸前までお客さんの途切れないスーパーは棚管理、鮮度管理がしっかりしていて、見切り商品までしっかり手が届いてます。
一方、激安でも棚に並べられた商品の品質がバラバラ(ボロが混じっている)のスーパーでは同じ時間帯で閑散としています。
内装や外装が新しくてきれいでも、商品がきちんと管理されていないとやっぱり同じ状況です。

そういう目配り、気配りがお店の顔つきを変えていくんだなと思いました。

市場はどうでしょうか。
僕自身の仕事はどうでしょうか。

扱っている商品のことをしっかり理解できているのか。
自分の目、舌は信頼できるものか。

ただ売りっぱなしにするだけじゃなく、最後の「おいしい」「よかった」まで届けられるように、6ヶ月目の仕事をしっかりやろうと思います。


今度は産地にも顔を出せるようになりたいですが、それはまだ少し先の話と言うことなので、それまでは買付中心の今任されている商品をしっかり管理・販売できるようになっておこう。

時間 / 市場の機能

2008年02月11日 21時00分31秒 | Weblog
「時間」
限られた時間の中で大きく得ようとするのであれば、密度を濃くしていくしかありません。
僕にも時間がありません。
目の前の仕事をきっちりしっかりやりながら、プラスアルファで何かを日々得なければ。
もちろん、何でもやろうとしたら全部中途半端になってしまった、なんてことのないように。

初心に帰る。



「市場の機能」
市場の機能と言うものを具体的に考えてみました。
 価格調整
 ・高く売ってほしい生産者と安く売ってほしい購入者(販売者)の間に立って、適正価格に調整する。(主に量を基準として)

 品質評価
 ・多様な商品と比較することにより品質(味、外見等)を評価する(価格に反映させる)

 決済
 ・すぐに入金してほしい生産者と入金を待ってほしい販売者の中間で決済を代行する。


ちょっと単純かもしれませんが、大きく考えるとこんなものかなと思います。

以上の機能が正常に働いている前提で、集荷、販売のステップに行けるのかなと思います。

そう考えると、まずは価格調整に必要な「量」を正確に把握・見通す力、品質評価に必要な商品知識を蓄積しなければなりません。


この基本的な力に「自分にしかできない何か」を付加したいと思うのですが。
、、、基本がわかりません。
なかなか難しい。

でも、勉強すべきことが少しだけ見えたような気がするのは、まだ救いはあるかなと思います。

頑張るべきことが少しでも見えるのは幸せです。

具体性、行動力

2008年01月30日 22時04分21秒 | Weblog
みんなが口を揃えて「異常だ」と言うほどの市場経由青果物の売れ行き不振。

「異常」というのは過去に「ない」ということなので、過去苦労した零細市場にとっては逆にチャンスなのかもしれない。

ただし目の前の「悩み(売上不振)」をチャンスと捉えなおすためには、やっぱり具体的な材料が必要だと思う。
その材料にはもちろん日常の小さくて細かい気配り目配りも含まれる(僕にはこれしかない)
あるいは新しい顧客開拓をすることも一つの材料かもしれない。
取扱商材から新しいアイデアを考えることも一つの材料になるかもしれない。

たくさん材料はあると思う。

でも、「チャンス」に変えるためには、それら材料にすべて具体性を持たせなければならないと思う。

そして、実際に行動した「結果」を手に入れなければならないと思う。
(「良い結果」ではなくとも、行動による状況の変化が少しでも見えなければならないと思う)

まだ何も具体的に考えられない身だけれども、せめて「異常」であることから何か掴みたい。
この状況は、個人的にも大きなチャンスに変わる可能性がある。

付加価値

2008年01月27日 21時54分04秒 | Weblog
またまた久しぶりの更新。
どうにも改善できない。
書きたいことは日々何かしらあるのですが。。。




今日のお題「青果市場の存在価値」
委託青果の8%あるいは7%の手数料とは何だろう?
買付青果の利益って何だろう?
つまり僕が青果を仕入れて、あるいは委託されて販売することで生まれる社会的価値ってなんだろう?
青果市場の存在価値ってなんだろう?

最近、このことにすごく悩んでいます。

僕は商品知識も浅いし、相場観も未熟。
小売も生産現場も知らない。

僕が青果物あるいは青果物流通を媒体として社会に提供できる価値とはなんだろうか?

第三者として眺めているだけでは考えられなかったことですが、現場で販売に苦しんではじめて当たり前のことを考えるようになった。
これは幸せなことだと思います。

まずは日々自分にできる最大のことをやり続けよう。

かなり久しぶりの更新で

2008年01月16日 22時52分04秒 | Weblog
反省することしきりです。
継続しなければ意味がないですね。


今日はニュース一つと雑感一つ。

●ニュース「クローン動物の食品利用可能に?」

こんなニュースがありました。
またまた残念なことですが、ここでも「安全性」に不安があるそうです。
遺伝子組み換えと同列に語られているのが個人的には気になるところです。

食品の安全性と言うのは
・衛生管理状態
・化学物質の残留状態
・その食品が従来持っている有害性(グレープフルーツは医薬品と一緒に食すと危険です)
で概ね決まると思います。

遺伝子組み換えは3番目の「食品従来の有害性」に論点があると思うのですが、クローン動物の場合、3番目の「食品従来の有害性」にはほとんど影響しない。

というのは、もともと「有害ではない」と判断された食品の「コピー」だから。

、、、少し無理がある展開ですが、大きく外れてはいないと思います。

食料争奪戦で足元をすくわれないように、(偏見は個人の自由かもしれませんが)誤解はなるべく減らさないといけないな、と思います。


●感じたこと「買い負けているのか?」
現在、輸入青果を取り扱っていて思うこと。

これだけ国産果実(特にミカン)が安く大量に出回っているのに、この時期脇役のはずの輸入シトラスの下げが鈍すぎる。
全然売れないのに浜相場が下がらない。むしろバナナやパインは上げ上げです。
売れない大きな要因の一つに僕の販売力不足があるとは思うけれども、ちょっと棚上げしてみます。

一番動くはずのレギュラー商材バナナまで売れなくなっているこの時期に「上げ上げ」になっているということは、、、

中国、中東、東南アジアに持っていかれている(買い負けている)のではないのか?


で、聞いてみました。

実際、そういう傾向が出始めているということです。


まだまだぼんやりとしか見えない青果流通の世界ではありますが、視点が日本、世界に向く瞬間があるのが刺激的です。

尋常ではない「悩み」の現在、「刺激的!」とかはしゃいでいられる状況ではないのですが。。。

ニュース

2007年11月19日 20時17分14秒 | Weblog
今日は農業関連ではないニュースですが、御容赦。

風邪の症状、ウイルス変異で10人死亡…米で過去1年半に 読売新聞

このニュースは怖い。
スティーブン・キングの「スタンド」という小説も同じように風邪ウイルス(インフルエンザだったかも。。。)の変異によって都市が壊滅していく話でしたが、それを思い出しました。

しかも、ややこしいことに風邪ウイルスは一種類じゃなかったと思います。
今回はアデノウイルスの変異ということですが(まあ主にアデノウイルスであることが多いらしいですが)、他のウイルスが原因となっていることもあるらしいです。
※このことが原因で免疫が作られずに毎年のように風邪をひくというわけです、、、と習った記憶がうっすらあります。


こんなに罹りやすい病気で死に直結するようになるのは怖い。
本当に怖い。

ステップ

2007年11月18日 20時31分05秒 | Weblog
私事です。
まだまだゴールの設定が「売る」ところで止まっています。
今の段階では「食べてもらって血肉に変えてもらう」ところまでしっかり押し出さないといけないのですが、勉強不足、努力不足、アイデア不足です。

市場の人、周辺の人に話を聞いていると、ここ数年で八百屋さん、仲卸さんは激減したとのこと。
今生き残っているのは大きなグループの八百屋さんか駅前で売れる八百屋さん、定期の納め先を持っているお店だということです。

このうち、「納め先」というところに目を留めて、小さな飲食店や加工店をまとめて大きな「納め先」にして各店に受け持ってもらうというのはどうかな、と思いました。
納め先もまとめる、業者もまとめる。
積もらせて、山にする。

ふと感じたことなので、考えるレベルには至っていません。

こんな感じで、少しずつでも「食べてもらう」ところまでゴールを延ばせるように頑張っていこうと思います。

輸入青果のトレース

2007年11月15日 20時31分35秒 | Weblog
輸入果実を本格的に担当することになります。

まだ売場で売っているだけですが、まったく売れずに悩んでいます。
近在の小売相場が頭に入っていない上に物の価値と言うものを見極められずに悩みっぱなしです。

ところで、輸入青果で生産履歴追跡(とまでは行かなくても、どの畑で採れたのかくらいはわかるのかな)を消費者レベルでできる商品はないのでしょうか?
自分が取り扱っている商品の中にはありません。
流通段階でコードを追っていけば当然見れるのですが、消費者が直接生産現場に辿りつける仕組みはまだ見たことがありません。

国産だけでなく、輸入に関しても、輸入だからこそそういうものが求められているんじゃないのかな?

素人考えですが、あれば面白そうだなと思います。

商品開発

2007年11月08日 22時12分56秒 | Weblog
鍋用ネギ、主役争い白熱=下仁田似の品種登場-築地市場 時事通信

野菜は売れ行き不振が続いています。
僕が担当する輸入フルーツは国産ミカン大量投下の影響をもろにかぶっています。

そんな中で上のニュース。

産地では「品種」や「栽培・管理」に重心を置いて商品開発。
(コメに関しては時間がかかっていますが。。。)

小売ではどこに重心を置いているんだろう?

市場ではどうだろう?

まだまだ僕の目には何も見えてきません。

早く「商品」を「作れる」ようになりたい。

更新頻度低下

2007年11月07日 20時17分10秒 | Weblog
週に一回も更新できていない状況です。

仕事の方は、まだまだ手探りです。
何もわからないので、わかったふりをせずに「何にもわかりません」という顔でまだまだ継続しようと思います。
最初はどこでも通用する最低限、基本中の基本だけは市場一、ということだけを目標にします。

という近況にすらならない近況で、本日の記事は終了です。

p.s. 乾燥してきて、昼夜の寒暖差も激しくなってきたので風邪には十分気をつけましょう。