森へいらっしゃいませんか

ねえ もう少し聞いてくれる?

見える人 その2

2017-02-11 | 想ひ
『見える人』シリーズというわけではありませんが、職場以外のお付き合いの中でも偶然にブームになっていて、別の『見える人』との出会いがあったので、私は短期間のうちに二人の『見える人』に出逢うこととなったのです。



ま、お茶でも飲みながら聞いてね。あ、飲んでるのは私だった汗汗



どちらかが本物とか、偽物とかっていう話じゃないです。

二人目の方は、福島出身の方で、3.11のあの日、ご家族(ご両親、弟さん)を亡くされて、ご自分も流されて、奇跡的に助かったという方でした。

どういういきさつで福岡にいらっしゃるのかは知りませんが、とてもきれいな方です。

で、ご自分の『見える』能力と津波は関係なく、子どものころからその力はあったのだそう。

私は色々尋ねたいことがあったのですが、この方の身に起こったこと(3・11)、たった一人生き残り、人の役に立ちたいという動機で相談に乗られる現在までの葛藤など想像したら、とてもとても私には理解の度合いを遥かに超えていて、そんなことを考えているうちに聞きたいことはすべて消え失せ、むしろ恥ずかしくなり、頭の中で自然に答えは出てしまい…




ああおいしい…



ただ、ひとつだけ尋ねたことはコレです。


『私の両親がもし私の傍にいてくれてて、私に何か言いたいこと、伝えたいこと、あったら教えてください。私はいつも両親に夢の中でもいいから声を聞かせてと言ってるのに出てきてくれません』


答えは。


『ご両親はいつもあなたの傍にいらっしゃってあなたのことを安心してみていらっしゃいます。あなたのことを信用しているのです


私にとっては心に落ちた言葉でした。

見守ってくれてますよ、という月並みな内容でも私は嬉しかったはずなのに、信用しているというのが思いがけない内容だったのです。

親が信用している自分なら、もっとちゃんと、もっとしっかり、もっともっと、自分を信用してあげようと思えました。


そしてわかったのです。


スピリチュアルのブームを起こしたのはきっと両親の仕業だと。両親は私の『声をきかせて』という叫びをちゃんと聞いてて、それに答えてくれたのだと。


たくさん涙が零れました。

思い出すといつも心の中が熱くなります。


ああ美味しい(笑)