廃墟再生ぷろじぇくと

田舎に広大な敷地を購入!
敷地内の作業所跡思われる廃墟を、たった一人で再生、家庭菜園とかも作って楽園化して行きます。

ジャンク、エンジンウェルダー修理

2017-05-10 18:14:01 | セルフリフォーム
こんばんは。

エンジンウェルダーって聞き慣れない言葉だと思います。

エンジン溶接機の事です。

ガソリンエンジンで発電して、その電気でアーク溶接する物です。

西脇ベースでも、溶接したい場所が沢山あって、エンジン溶接機つまりエンジンウェルダーが欲しいと思っていました。

でもちゃんと動くのは中古でも高いので、直せそうなジャンク品を狙っていました。

ジャンクとは、ゴミとか直る見込みの無い故障品とか言われるものです。

ヤフオクで探していたら、「セルモーターは回ってプラグの火花は飛んでいますが、エンジンがかかりません。」という品を見つけました。

エンジン整備のポイントは吸入、排気、電気系統と給油関係位です。

最も厄介な電気系統が生きてる様ですので、コレコレと思ってGETすべく入札。

予定より少し高かったですが8000円で落札して50分かけて取りに行って来ました。

中々、手入れのしがいがある汚さです。(笑)

先ず整備の基本は掃除です。

パーツクリーナーやCRC556を使って汚れを落として行きました。

綺麗にするとオイル漏れやガソリンが漏れる場所等がよく分かるので清掃が整備の基本と言われています。

ガソリンタンクです。

中も錆びておらず、思ったよりずっと綺麗です。

念の為ガソリンコックも分解清掃しました。

次は排気系です。


マフラーを外して中を確認しましたが綺麗です。
詰まったりしていません。

折角外したので、耐熱塗料で塗装しておきました。

と言う事は、残されたのは吸気系のみです。

エアクリーナーを外して見ました。

スポンジが腐ってズクズクで触れば崩れ落ちます。

このままでは吸気抵抗が上がって空気の吸込みも悪くなるので、交換しました。

と言っても、適当なスポンジが無かったので、ここは使い古しの靴下で代用フィルターにしました。

要はキャブレターに砂ぼこりとか吸い込まなければOKです。(*^^*)

最後はキャブレターです。
エンジンがかからない原因のナンバーワンがこれです。

かなり汚れており、パーツクリーナーやブラシを使って徹底的に洗浄しました。

全ての部品を元通りに付けて、手持ちのバッテリーも搭載しました。

さぁ、どうだ!?
セルモーターを回して見ます。

ぷるん、ぷるん、ぷるんぷるんぷるんぷるん、ぼっ、ぷるん、ボボボボ!

やった〜!!

エンジンがかかりました。

マフラーからうっすら白い排気ガス出てるでしょ!

アイドリング調整とかもして電気工具を繋いでみました。

ちゃんと動きます。

本来の目的の溶接が出来るかどうかまではテストしてませんが、まぁ大丈夫かと。

部品交換とか無しで、整備だけで動くようになりラッキーでした。

それにしても、綺麗で立派になりました。


最初は、これでしたから

これから、このウェルダー君を活用してゆきたいと思います。\(^o^)/