LIFE A BLUE2

〜おとむのその気になったら誰でも簡単にできるけど未体験だった100のこと〜

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

Challenge11「生まれて初めての、リアル脱出ゲーム」

2012-06-19 00:39:14 | 日記
「リアル脱出ゲーム」というのをご存じだろうか。

最近、全国各地で催されている人気イベントである。

僕も、名前だけは聞いたことがあった。
ただ、どんなものなのか、いまいち想像ができずにいた。

昔、ちょっとだけ流行った巨大迷路みたいもなのだろうか(例・京都宇治のグランメイズ。もう潰れた)。

「風雲!たけし城」や「謎解きバトルTORE」みたいな、アスレチックのような体感型アトラクションなのだろうか。

それとも、お化け屋敷みたいな感じなのか。

いずれにしても、頭の中に浮かんだイメージは「胡散臭い」「ちょっと怖そう」「マニアック」という、ややネガティブなものだった。

でも、人気があるという。
チケットは即日完売だったりするそうだ。

これはもう、実際に体験して確かめるしかない。

そんなわけで、おとむのその気になったら誰でも簡単にできるけど未体験だった100のこと。

第11回は、生まれて初めての「リアル脱出ゲーム」である。

日本はもとより海外でも開催されているというこのリアル脱出ゲーム。
ひとことで言うと、制限時間内に出された謎を解いて、ミッションをクリア(基本は脱出)するという参加型のゲームイベントである。

ゲームの種類はさまざまで、マンションの一室を使ったようなミニマムなものもあれば、ドーム施設や野球場、遊園地などを使った大規模なものもあるらしい。

随時、新作の謎解きイベントが発表されている。

僕が参加したのは、漫画「宇宙兄弟」とコラボした、「リアル脱出ゲーム×宇宙兄弟 月面基地からの脱出」というイベントだった。

会場はZEPP TOKYO。
お台場にある、2000人クラスの観客を収容できる大型のイベントスペースである。
普段は、音楽ライブなどが行われている場所だ。

入り口に行くと、首からかける番号の札が渡された。

今回のイベントは、6人1組で挑戦する趣向らしく、同じ番号同士の人がチームを組む。
当然、ちょうど6人グループで参加しない限りは、見ず知らずの他人と一緒にチームを組むことになる。

ゲームの種類にもよるみたいなのだが、この初対面の人同士が一緒に力を合わせて謎を解くというのが、リアル脱出ゲームの1つの特徴のようだ。

1人で参加する人も多いらしいが、人見知りの性格の人にとっては、苦痛でゲロ吐きそうなシステムである。

会場の中に入ると、だだっ広いスペースに、たくさんの小さなテーブルが置かれていた。
80個ぐらいはあるだろうか。

テーブルの上には、謎の封筒と、錠前のかかった小さな木箱、そして人数分の鉛筆が置いてある。

参加者は自分の番号のテーブルにつく。
僕らが行ったら、すでに若いカップルが先に来ていた。
この2人と僕ら4人が、同じチームのようである。

「お名前は?」「お仕事は?」「どっから来はったんですか?」などとゲーム開始の待ち時間にカップルに質問。

ある程度コミュニケーションをとって仲良くなっておかないと、本番でやりにくいだろうなあと思ってお話をしたのだけど、人としゃべるのが苦手な人は、スタートを待つ間、初対面の人とずっと一緒にいなきゃいけないその状況からまず脱出したいだろう。

ほんと、一人じゃなくて良かった。
もしも一人で参加して、アメリカンフットボール部仲間の、屈強な大学生5人組とかと一緒のチームになったりしたら、楽しめる自信ないもの。

会場が暗くなり、いよいよイベントがスタート。

会場前方のスクリーンに、月面基地という設定を説明するイントロダクションの漫画が映し出される。

そのあと、ステージに司会者が登場。
今回のゲームの趣旨と、ルールを詳しく説明される。

参加者は、残り1時間で酸素が切れてしまう月面基地に取り残された人類という設定。
今回のゲームの目的は、1時間以内にすべての謎を解いて、一人でも多く無事地球に生きて帰ることである。

司会者の合図で、ゲーム開始。

謎の封筒を開けると、中から8枚ぐらいの用紙が出てきた。

それぞれの用紙に、謎解きの問題が書かれてある。
クロスワードのようなものだったり、升目に数字を埋めていく計算問題だったり、カードを組み合わせるパズルのようなものだったり。

みんなで手分けしてそれぞれの問題の解答を導きだし、その正解を組み合わせると、次のステージに進むためのパスワードがわかるというシステムだった。

また、パスワードを導き出すには、用紙の問題を解くだけでなく、会場の外の廊下に張り出されているヒントも必要になる。

最低でも1人はテーブルから離れ、会場の外の廊下を奔走して、ヒントを拾い集めてこなければならない。

6人全員で役割分担をして全力で取り組まないと、制限時間内にすべての謎を解くことは到底不可能である。

僕が担当したのは、計算パズルみたいな問題だった。

ここで自分が、こういうパズル系全般が苦手なことに気づく。
特に文系一筋なので、計算とか超嫌なのだ。

どさくさに紛れて誰かに押しつけようかなとも思ったが、周りのみんなは必死で自分の担当の謎解きに取り組んでいる。

とにかく時間がないので、僕も泣く泣く計算パズルに挑戦。

すると、計算というよりは勘が当たって、思いのほか早く解くことができた。
追い詰められているから、尋常じゃない集中力が出たのだろう。

みんなの答えと廊下のヒントを照らし合わせて、なんとかパスワードらしきものを導き出した。

全員で移動して、廊下に立っている係員に、パスワードを見せる。

見事、正解!

思わずみんなで大喜び。

きっとこのリアル脱出ゲームの人気の秘密は、みんなで力を合わせてミッションをクリアしたときに出てくる、脳内の快感物質にあるのだろう。

テンション上がって、第1ステージをクリアしたチームしか入れない2階へ移動する。

走っちゃいけないと事前に言われていたが、走ってしまった。
大の大人が6人でかたまって、ダッシュしてしまうぐらいのテンションの上がり具合である。

そこに設置されたモニターに次なる謎解きの問題が映し出されていた。
みんなで知恵を合わせて、答えを導く。

見事、第2ステージもクリア!
半端ない脳内アドレナリンの放出量である。

第2ステージをクリアしたチームには、第3ステージの謎が書かれた紙が渡される。

しかし、そこで壁にぶち当たった。
紙に書かれた問題自体が謎解きになっていて、書いてある文章の意味そのものがわからない。

制限時間残り10分。

みんなで、ああじゃないかこうじゃないかといろいろやってみるが、さっぱり答えがわからず。

そのとき、木の箱にかかっている錠前に気づく。
錠前はダイヤルロックになっていて、4ケタの数字が暗証番号になっているようだった。

「この錠前の、4ケタの暗証番号を導き出す問題じゃない?」

そこまでわかったところで、制限時間の60分が終了。
ゲームオーバーである。

会場にいる脱出できなかったチームから、悲鳴とため息がもれる。

そして、司会者がステージに登場し、すべての謎の答え合わせが行われた。
後半に進むにつれ、謎の難易度がべらぼうに高くなっていく。

さらに、スクリーンに映し出されたイントロダクションの漫画や、開始前の司会者の説明、テーブルに置いてあるすべてのアイテムに、実は重要なヒントが隠されていたことが明かされる。

まさに、「やられたー!」である。

約80組の参加チームの中で、最後まで謎を解いて、無事に月面基地から脱出して地球に生きて帰還したチームは、なんとたったの1組。

ステージ上にそのチームが登場し、会場からは賞賛の拍手が贈られた。

実際に、リアル脱出ゲームに参加してみた素直な感想。

めっちゃ面白い。

想像以上に燃える。
そして脱出できなかったら、なんかすごい悔しい。

全部の謎を解き明かせたら、さぞかし気持ちいいだろう。
リピーターが多いのも納得である。

たぶん僕の文章を読んだだけでは、今ひとつよくわからないかもしれない。

百聞は一見にしかず。
日本全国の大都市では結構頻繁に開催されているようなので、興味のある方はぜひ。

できれば、友達連れや恋人同士、家族での参加をお勧めする。

一人での参加は、相当協調性や人当たりの良さ、社交性が問われるに違いない。

ただ、「僕は友達もいなくて引きこもりだけど、このゲームを通じて、人と関わっていくんだ!」という、自分の閉じこもった殻からリアルに脱出したい人には、いいきっかけになるかもしれない。

おとむはまた一皮剥けた。
脱出は失敗した。



ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
« Challenge10「生まれて初めての... | トップ | Challenge12「生まれて初めての... »

あわせて読む