はなみずきカンゲキ帖

本日はようこそお越しくださいました。
観劇のカンゲキ、日常のカンゲキを日記帖風に綴らせていただきます! 

見ました、6月~7月(巡業、7月国立劇場、7月歌舞伎座昼)。

2017年07月17日 16時07分53秒 | 歌舞伎

カンゲキエントリーが、かなりおおざっぱになって参りました…。梅雨明けのニュースを聞きませんが、暑いので暑中お見舞い申し上げちゃいます。私は既に夏バテモード「on」です…

トップ写真は、相変わらずマイブームの、LINECameraの漫画加工。7月国立劇場のパンフレットから。

7月のカンゲキ予定はまだ残っていますが、記録に残していなかった6月末の巡業から今日現在までをば。

■平成29年度全国公立文化施設協会主催中央コース 松竹大歌舞伎(6月30日、大田区民ホール・アプリコ)

五代目雀右衛門丈の襲名披露の巡業公演、初日、夜の部を拝見しました。

巡業公演は、やはり「地元」のお客さんが多いので、雰囲気がある意味独特、それも楽し。

さぁ、三笠山御殿だぞ…と構えていたら、涼やかな紋付袴のいでたちの種之助丈が幕前に登場。かるく所作を交えながら(落語ですと、上下をふれば別人になれますが、舞踊の場合、くるっと回転すれば人物が替わる。伝統芸能のワザって、スバラシイ!)、三笠山御殿の「これまでダイジェスト」の解説。いいぞ!、いいね!! 

雀右衛門丈のお三輪さん、すごく良かった! すごい熱演でした。その熱演が、お三輪さんの必死さ、情念と重なって、すごく良かったです。

吉右衛門丈は、お出になっただけで、「おぉ~!」という雰囲気。舞台に出ただけで雰囲気が変わる「存在感」て、やっぱりスゴイですよね。若手が勉強して出せるものではないですし。

口上は、吉右衛門丈を中心に、上手は、歌昇丈→米吉丈→又五郎丈、下手へ来て友右衛門丈→吉之丞丈→種之助丈→最後に雀右衛門丈。米吉丈が立役の拵えで、客席がどよめいていました(笑)。さっきまで可愛いお姫様(橘姫)でしたからね。

太刀盗人は、又五郎丈と種之助丈の父子競演 連れ舞いはイキもぴったりで(お顔も似てらっしゃるけど、舞踊の雰囲気も似てらっしゃる)、又播磨ファン的には幸せ一杯。種之助丈、1か月、猿之助丈のおそばで踊られて、踊りがまたひとつ、大きくなられたかな。

また拝見するので、楽しみで~す

■第92回歌舞伎鑑賞教室(7月9日 、国立劇場)

酷暑のなか、ほぼ満員で、場内の熱気も物凄い! 

歌舞伎のみかたは5月に襲名された、坂東亀蔵丈。なんど聞いて(見て)も楽しい歌舞伎のみかた。とても聞きやすい口調で、これなら若い学生さんにも、歌舞伎に興味をもってもらえるんじゃないかと、素直に感動しました。普段見られない、黒御簾のなかが見られたことが貴重でした!

さて、菊之助丈の大蔵卿。とてもいい、とてもいいんですよ! でも、ニンじゃないような…(苦笑)。今は、わざわざ菊之助丈の大蔵卿を拝見したい、とは思わないかな…(個人の感想です)。

想像どおり素晴らしかったのでは、梅枝丈の常盤御前。限られた動き、しどころがあるようなないようななかで、見事に「常盤御前」を表わされていたと思います。十二単を着こなされた風格、義朝の妻としての哀しみ、三人の母としての母性・強さ、そして賢さと芯の強さ。楊弓に興じているように見せかけているときの表情の柔らかさ、心を明かしたときの凛とした声の響き、後半の雅な女性らしさ。ご立派と思いました。

個人的には、菊市郎丈が勘解由、咲十郎丈が茶亭与市のお役で、嬉しかったです

■七月大歌舞伎 夜の部(7月16日、歌舞伎座)

七月は、色々と予定が詰まっているので、歌舞伎座は夜の部しか拝見できませんが、観劇できて、良かった~!(劇場、超満員。)

海老蔵丈、(公私ともに)大奮闘の七月。本当に、胸が熱くなります。(役者さんて、本当に全身全霊で舞台に生きてるんだなぁと強く思わされます。)

仮名手本の〇段目風、とか、伊勢音頭風、とか、歌舞伎の古典を知っている人が見ればニヤリとできる、そしてご存知ない方でも素直に歌舞伎の醍醐味を堪能できる、面白い新作だと、まずはカンゲキ。そして、海老蔵丈の獅子奮迅の活躍と必殺の睨みにカンゲキ、そして、カンカンこと、勸玄くんの可愛さと舞台度胸に、カンゲキ。色んな意味で、カンゲキでした。

児太郎丈が、海老蔵丈三役のうちのひとつ、玉島幸兵衛の妻役(お才)を好演。悪婆風、傾城風、女将さん風、そして「女房」と、様々な顔を見せるお才ですが、どれも破綻なく一人の人物として、そして自然な芝居の流れのなかで好演されていて素晴らしいと思いました。「空海」の頃から花が開いた!と感じていたのですが、個人的には涙モノのご成長です。素晴らしい。

中車丈も、歌舞伎の一座に自然に溶け込むどころか、重要な位置を占められるようになりました、流石でございます。

さぁ、日本の暑い夏、歌舞伎の暑い夏ですね! 体力に気を付けて夢を見なくっちゃ!!

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