
浅草公会堂、正面入口前のスペースには、例年通りお土産屋さんのブースが並んでいます。お菓子に小物、地元の職人さんが作る工芸品などなど…。昨年は、和風エコバック(?)を購入しました。軽くて使いやすく、また和柄なので、着物で外出するときにサイドバッグとして重宝しておりまして、買い足そうと思っていたのですが、今年はその商品が見当たりませんでした……残念っ。
そのお土産広場(?)の一角に、「浅草歌舞伎を育てる会」のブースがございます。会で発行しているブックレット、「花道」のバックナンバーが一部300円で販売されていました。私の目に飛び込んできましたのが、トップ写真の「花道」! 表紙はもちろん、「め組」(辰五郎)の(若かりし…)菊五郎丈です!! 1987(昭和62)年1月発刊の第8号。1987年1月の初春花形歌舞伎、夜の部に「め組の喧嘩」が出て、それで菊五郎丈が表紙を飾っているワケですね。今より少しほっそりしておいででしょうか(笑)? イナセでかっこいい〜!
歌舞伎通の歌丸師匠が、歌舞伎と落語について語っていらしたり、「團・菊」についての記事があったりと、なかなか興味深いです。
*
その中で、「歌舞伎の裏方さん物語 立廻りの人々」と題された、演劇評論家、富田宏氏の記事がございました! (ワクワクせずには、居られませんでしょう〜?)
記事のなかで、(立廻りの)「代表的名手といったら、現在次ぎの四人にとどめをさします。」(註:昭和62年11月29日付けの文章です。)として紹介されておりますのは、「尾上辰夫(36)、尾上小辰(34)、坂東みの虫(24)、坂東橘太郎(25)」。
尾上辰夫丈は、2007年にお亡くなりになった、尾上佳緑丈のご子息で、中村富彦丈のお父様とのこと。
尾上小辰丈は、現在の辰緑丈。よく通るお声と、キビキビした動き、そして後見をなさっても見事なお仕事は、「流石」、の一言でございますね。松緑さんのご一門で、今でもなくてはならないお一人と存じます。
坂東みの虫丈は、現在、三津之助丈。飄々とした味わい、雰囲気を醸し出す貴重な役者さんですね。名題下さんの頃の、立廻り、歌舞伎らしく華やかで、ステキでした。
坂東橘太郎丈、前名「うさぎ」さん♪ 今でも、菊五郎劇団の内・外を問わず、なくてはならないお方でございます。子天狗(「彦市ばなし」)から浜松屋の番頭さん(「弁天娘女男白浪」)まで、オールマイティーな役者さんでございます。
記事は、橘太郎丈の言葉で締めくくられていました。
「度胸さえあれば出来ること。三階の名人、そういうひとに僕はなりたい。」
立廻りの華やかさも、歌舞伎の醍醐味のひとつ。立廻りを受け持つ名題下さん方が、今年は怪我ゼロで頑張れますように…心からお祈りしております!!
*
もう一つ。「プレイ・バック 歌舞伎’86」の記事のなかに【子役】の項があり、「1月には勘九郎(註:現・勘三郎丈)の次男雅行クンが初お目見えで、人気をさらった。」とありました。(1/24追記註:読者の方のご指摘により再度調べましたら、「“長男”雅行クン」が正しく、「花道」の誤植のようです。現・勘太郎丈が、昭和61(1986)年1月に初お目見得されてらっしゃいます。七之助丈は昭和61年9月に初お目見得です。メッセージを頂きましたT様、ありがとうございました!)
更には、「亀治郎(10)がたった1日だったが、歌舞伎座で「奴道成寺」を踊り、その天才子役ぶりをいかんなく発揮した。」とも。栴檀は双葉より芳し、なり。
今の、菊之助丈、海老蔵丈、染五郎丈、松緑丈も揃ってご活躍だったようで、「気の早い関係者は『21世紀の歌舞伎はこの子たちで』と熱い視線を送っている。」と結ばれています。本当に、21世紀現在、観客が、この方々に熱い視線を送っておりますね。
*
タイムカプセルを開けたようで、とても楽しい気分になった、「花道」バックナンバーでございました。
そのお土産広場(?)の一角に、「浅草歌舞伎を育てる会」のブースがございます。会で発行しているブックレット、「花道」のバックナンバーが一部300円で販売されていました。私の目に飛び込んできましたのが、トップ写真の「花道」! 表紙はもちろん、「め組」(辰五郎)の(若かりし…)菊五郎丈です!! 1987(昭和62)年1月発刊の第8号。1987年1月の初春花形歌舞伎、夜の部に「め組の喧嘩」が出て、それで菊五郎丈が表紙を飾っているワケですね。今より少しほっそりしておいででしょうか(笑)? イナセでかっこいい〜!
歌舞伎通の歌丸師匠が、歌舞伎と落語について語っていらしたり、「團・菊」についての記事があったりと、なかなか興味深いです。
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その中で、「歌舞伎の裏方さん物語 立廻りの人々」と題された、演劇評論家、富田宏氏の記事がございました! (ワクワクせずには、居られませんでしょう〜?)
記事のなかで、(立廻りの)「代表的名手といったら、現在次ぎの四人にとどめをさします。」(註:昭和62年11月29日付けの文章です。)として紹介されておりますのは、「尾上辰夫(36)、尾上小辰(34)、坂東みの虫(24)、坂東橘太郎(25)」。
尾上辰夫丈は、2007年にお亡くなりになった、尾上佳緑丈のご子息で、中村富彦丈のお父様とのこと。
尾上小辰丈は、現在の辰緑丈。よく通るお声と、キビキビした動き、そして後見をなさっても見事なお仕事は、「流石」、の一言でございますね。松緑さんのご一門で、今でもなくてはならないお一人と存じます。
坂東みの虫丈は、現在、三津之助丈。飄々とした味わい、雰囲気を醸し出す貴重な役者さんですね。名題下さんの頃の、立廻り、歌舞伎らしく華やかで、ステキでした。
坂東橘太郎丈、前名「うさぎ」さん♪ 今でも、菊五郎劇団の内・外を問わず、なくてはならないお方でございます。子天狗(「彦市ばなし」)から浜松屋の番頭さん(「弁天娘女男白浪」)まで、オールマイティーな役者さんでございます。
記事は、橘太郎丈の言葉で締めくくられていました。
「度胸さえあれば出来ること。三階の名人、そういうひとに僕はなりたい。」
立廻りの華やかさも、歌舞伎の醍醐味のひとつ。立廻りを受け持つ名題下さん方が、今年は怪我ゼロで頑張れますように…心からお祈りしております!!
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もう一つ。「プレイ・バック 歌舞伎’86」の記事のなかに【子役】の項があり、「1月には勘九郎(註:現・勘三郎丈)の次男雅行クンが初お目見えで、人気をさらった。」とありました。(1/24追記註:読者の方のご指摘により再度調べましたら、「“長男”雅行クン」が正しく、「花道」の誤植のようです。現・勘太郎丈が、昭和61(1986)年1月に初お目見得されてらっしゃいます。七之助丈は昭和61年9月に初お目見得です。メッセージを頂きましたT様、ありがとうございました!)
更には、「亀治郎(10)がたった1日だったが、歌舞伎座で「奴道成寺」を踊り、その天才子役ぶりをいかんなく発揮した。」とも。栴檀は双葉より芳し、なり。
今の、菊之助丈、海老蔵丈、染五郎丈、松緑丈も揃ってご活躍だったようで、「気の早い関係者は『21世紀の歌舞伎はこの子たちで』と熱い視線を送っている。」と結ばれています。本当に、21世紀現在、観客が、この方々に熱い視線を送っておりますね。
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タイムカプセルを開けたようで、とても楽しい気分になった、「花道」バックナンバーでございました。











私も浅草歌舞伎のときのあのコーナー、気になっていたんですけど、なかなか覗けなくて…(ほかにお客様がいないとちょっと見づらい気が…
次回は勇気をもって見てみることにいたします。
いまご活躍のお歴々のお若い頃、花形で立派にやってらっしゃる方の初舞台の頃…なんだか玉手箱をみるようですものね!
私も実は、「浅草歌舞伎を育てる会」のコーナー、初めて覗かせていただいたんです。そうしたら、お若い菊五郎丈が目に飛び込んできまして…!! バックナンバーは全部が揃っているわけではないかもしれませんが、思わず、「懐かしい〜!」と声を上げてしまう写真なども、あると思いますよ。
「花道」のバックナンバー見たいなぁ...
でも、現時点で浅草に行くのはかなり微妙な感じなので、はなみずきさんの記事を読ませて頂けて嬉しいです。来年行ったら忘れずに見てみますね。(って、鬼が笑いそうですが(^^;)
立ち廻りの上手な方って、やっぱり華のある役者さんなんだと思います。今、頑張っている若い役者さんも、辰緑さん、三津之助さん、橘太郎さん達のようにいい役者さんになるんだろうなと期待しながら応援しています(^^)
いつも慌しく劇場に入り、慌しく帰ることになるのですが、次回浅草へ行ったら、必ず「育てる会」のブース、覗いてまいります。
橘太郎さん、彦市の子天狗でファンになりました。その橘太郎さんがそうやって取り上げられているのは嬉しい限りです。
亀治郎さんの「奴道成寺」、なんと私、もちろん映像でですが見ているんですよ!! 亀治郎さんの後援会のイベントで上映があったのです。本当に客を惹きつける素晴らしい踊りでした。
自分だけの胸にとどめず、記事して良かったです(笑)。来年(…鬼さんに笑われても、すぐに来年になってしまいそうですよね。)、お若い菊五郎丈を、お手にとってご覧くださいませね。このイナセな菊五郎丈に兎に角惹かれて購入しましたので、ほかにどんなバックナンバーがあるのか、覚えておりません…。
記事に挙げられている4人の方は、八重之助丈の薫陶を受けた現代の(→当時の)名手、として紹介されています。その心と技が、今でも受け継がれているのが嬉しいですよね!
私もいつも慌しくしておりますが、先日は時間に余裕がありまして、ゆっくりブースを見ながら開場時間を待っておりました。そのおかげでお若い菊五郎丈にお会いできて、ラッキーでした♪
橘太郎丈、本当に老若男女、何でもお出来になりますよね〜! 先月、国立劇場の下女さんも、可愛かったですものね〜。(電庵さんたちが尾花屋の蔵に盗みに入るときに、もう1回登場して欲しいと、何度も思っていました。) 子天狗も、また拝見したいです!!
亀治郎丈、10歳にして、あの難しい「奴道成寺」を踊りこなすとは…! 今の亀治郎丈で、「奴道成寺」、拝見したいですねぇ。
しかも私の大好きな「め組の喧嘩」
菊五郎さんが今の菊ちゃんくらいの年齢の時は「男前」という言葉は菊五郎さんの為にあるのではなかろうかと思うほど
菊ママ(冨司純子さん)が惚れるのもわかりますよね〜
はぁ
はなみずきさーん、私の分も買っておいて下さいっ
先日、ゆきっち様のコメントのなかで、「め組」の話題が出ましたので、それも、記事をアップしようと思った理由のひとつでございました。本当に、今の菊五郎丈も最高ですが、昔のお写真を見ても、キリっと「男前」で、女方の姿も柔らかく美しく、惚れ惚れ致しますね〜。
「花道」には、「浅草歌舞伎を育てる会」事務局の電話番号や住所の記載がなく、お役に立てませんで、申し訳ない限りでございます…
それにしても、菊五郎丈、本当に、「かっくいいー」ですネ!
皆様とても立ち廻りがきびきびしていて、「かっこいい」と見とれておりました。実は私「うさぎ」さんの子役時代を見ております(年はあまりかわりませんが)。とても上手な子役さんで名前を覚えたくらいです。
今の菊五郎劇団の立ち廻りメンバーも、この方たちのように成っていって欲しいですね。
とこ様は、「うさぎ」丈(橘太郎丈)の子役時代をご覧になってらっしゃるのですか〜! 本当に、歌舞伎を見続け、ご支援され続けてこられた、生粋の歌舞伎ファンでらっしゃるのですね〜! そのような方から「懐かしい」とのコメントを頂けまして、嬉しゅうございます。
本当に、先輩方の「心」を受け継いで、頑張っていらっしゃる皆様を、心から応援したいと思います!
並んだバックナンバーの中で、やはり菊五郎さんの表紙の号が一番目に付きましたね。残り部数も一番少なくなっていたようです。教えていただいて、よかったゎ、ありがとうございました。
さすが、SwingingFujisan様。バックナンバーを、「大人買い」でございますね!(私のつまらない記事のせいで、散財させてしまいまして、スミマセン…。) 「花道」のなかで楽しい記事、貴重なお写真が見つかることを願っております。
ところで、SwingingFujisan様は昨日(24日)、浅草第1部をご観劇だったのですね〜! 私も、観劇しておりました!!
私、大の花道ファンでござりまする。毎年新刊を買うのはもちろん、おととしくらいでしたか、その場にあれバックナンバーを大人買いしました。確か、バックナンバーは少しお安くなっていますよね。
通常のパンフレットも買いますが、それともまた違った切口で役者さんの魅力を紹介していますよね。そうゆうのも含め、浅草の街や人って良いなぁと思います。
「花道」ファンでいらしたのですネ! 私は恥ずかしながら、今年初めて手にとりました。菊五郎丈の表紙を見つけた瞬間、もう嬉しくなってしまって、まわりが見えなくなり、「大人買い」という考えが浮かびませんでした(苦笑)。(まだ「子ども」なんですかねぇ…。) 横で見ていた母は、「ほかは買わなくていいのかなぁ…?」と思って眺めていたそうです。兎に角、目の前の菊五郎丈を手に入れるのに必死でした(笑)。
浅草は、祖父が眠っている街ということもあり、好きな場所でございます。