東京悪女会/ダンディ・ウーマン(公式ブログ)

東京の女性管理職を中心とした異業種キャリア・ウーマンの集まり。春夏秋冬の集まりには唯一人だけ、旬のホストを御招きする。

浅田次郎氏の珠玉の短編集「月島慕情」に涙!

2011-10-12 11:07:55 |  うねめの鼻息
好きな作家は沢山いますが中でも
特にお気に入りは
宮部みゆき・東野圭吾・浅田次郎
この御三家です。

最近は重松清という強力な
ライバルも現れましたが読んだ作品の
量を比べれば一目瞭然。
歴然たる差、があります。

浅田次郎氏は彼の人生
そのものが大変興味深く
私が特に気に入っているのは
彼の職業人としてのキャリアが

アパレル会社の営業担当
ヤクザ稼業
自衛隊
作家

という摩訶不思議な
奇跡をたどっている所
なのです。

人生の遅くに作家としての修行を
始められ、その修行の一つが
10年間毎日三島由紀夫氏の
作品を書き写す事だった...

というのは事実かどうかは別として
その執念に心から感銘を受けると
同時に浅田氏の作品の一つ一つ
に限りない愛しさを感じているのです。

実は、随分前の事になりますが
当会のホストとしてお迎えしたいと
考えた事がありました。

友人の編集者のつてをたどって
浅田氏担当の編集者に
当会からの御願いの「ラブレター」を
届けていただきました。

当時、京都で執筆されていた
そうですがその合間にその
「ラブレター」をご覧になっていただき
ご返事を頂けたのです!

しか〜し。 そのお答えは

「僕は酒も飲みませんし
 大変な人見知りでもあるので
 見知らぬ女性が大勢集まった中で
 お話しするという事は出来ません。

 お誘いがあったことは有り難く思いますが
 どうぞご放念下さい」

というものでした。(泣)

しかし彼の作品を愛する気持ちは
益々深くなってゆき、それ以降も
新刊が出るたびに愛読しています。

彼の最新短編集
「月島慕情」は彼の魅力が最も輝く
珠玉の作品集ですが、いつも
この「短編」で泣かされてしまうので
用心しながら読み進めていました。

が最後の作品
「シューシャインボーイ」では
遂に涙の決壊が...

電車の中で読んでいたのですが
恥ずかしくなる位、泣いてしまいました。

浅田氏は何故こうも
人の心の柔らかい所を
グイグイ突っ込んでしまうのか...
と半ば恨めしく思いながら
でも泣いた後は心が少し軽く
なったような清清しさが
残りました。

秋の夜長にぜひご一読下さい。

   (うねめ)



 



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キーワード
シューシャインボーイ 三島由紀夫 宮部みゆき
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