乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

マルハナバチ調べ隊Ⅲ

2012年09月09日 | マルハナバチ調べ隊

 今年3回目のマルハナバチ調べ隊は,ちょうど地元中学校の学園祭の日。毎年,同じ時期に調査しているので調査日を変えるわけにもいかず,カレンダーの並びが都合よくなることを祈るばかりです。中学生の兄弟がいる小学生の子どもたちまで来れなくなることは確実ですから。参加者があるのか心配していましたが,10人の参加者があり,楽しくマルハナバチの観察・調査ができました。

 受付は芳賀さんにお願いしました。はじめの会後,いつものように,マルハナバチの紙芝居を見ていただきました。



途中,乙女高原にいるマルハナバチの紹介は三枝さんにお願いしました。



紙芝居後,草原の中を歩きながらマルハナバチを見つけ,見つけたら,何というマルハナバチが,どんな花に来て,何をしているかを観察しました。観察結果は調査用紙に書き込みました。





結果の概要はマルハナバチ総計11頭でした。





 午後からは待ち伏せ調査をしていただきました。お一人お一人に2種類の調査する花を決めていただき,その花の前でそれぞれ15分ずつ,マルハナバチを待ち伏せしてもらい,どんなマルハナバチが何をしていたかを記録してもらいました。
 総計すると,以下のようになりました。
・ノハラアザミ   60分 5頭
・ヤマハギ     30分 3頭
・タムラソウ    15分 2頭
・アキノキリンソウ 15分 1頭
・ヤマハハコ    15分 1頭
・ノダケ      15分 1頭
・マルバダケブキ  15分 0頭
・マツムシソウ   15分 0頭
 最後に「ひとことカード」を書いていただき,書いていただいた方には引き換えにマルハナバチのポストカードをフレゼントしました。担当を宮川さんにお願いしました。

 さて,家族で参加してくれた小学校4年生のあやかちゃんが,ステキな感想を書いてくれました。ご本人とご家族の承諾をいただき,ここに紹介します。

■かんさつできて,とてもうれしかった  (あやか/小4)
 今日はいろいろな植物や生き物たちにふれあえて,とても勉強になりました。ハチはとてもこわいイメージがありますが,マルハナバチは毛がたくさん生えていて,丸くて,人になついているので,とてもかわいいハチでした。
 他にも,イモムシが2ひきいて,とてもやわらかくて,プニプニしていたり,キノコが2種類?生えていて,ひとつは表がイモムシのようなさわりごこちで,うらは紙でできているみたいにヒラヒラしていました。トンボがたくさんいて,手に乗ってきたり,頭の上に乗ったりしてくれました。羽のさわりごこちは,紙よりもうすくて,とてもパリパリでした。
 マルハナバチもわたしのズボンや服のピンクのところに,花をまちがえて,止まってきました。わたしは,マルハナバチは,みつをすう花を決めるので,花を色で区別しているだなーと思いました。今日はマルハナバチが少し少なくてざんねんだったけど,かんさつできて,とてもうれしかったし,楽しかったので,またやりたいと思いました。


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