シャーマニスト

シャーマンとプリーストの狭間で思考し発言する者として

三月の雪と地震

2011-03-10 09:54:14 | Weblog
 三陸沖を震源とする地震が連続して起きています。昭和53年の宮城沖地震と震源地が近く憂慮されています。しかもマグニチュードがその時よりも大きくて不安が募ります。しかし、実質的に被害が出ていません。9日の夜は、震度5弱で10日のは震度4でした。そして積もった雪は、珍しく一面をホワイトにしてしまいました。すぐに溶けるとは言え早朝の白銀世界は、地震との因果関係があるのではと感じさせます。私の寝室のうずたかく積まれたCDさえも崩れませんでしたので、被害はありませんでした。雪が溶けたら詳しく墓石を観てみたいと思います。

八潮ツツジが満開だ

2010-05-10 15:12:29 | Weblog
 このツツジが、八潮ということを、光明寺の山本快心さんに教わった。白八潮といったり、五葉躑躅というそうだ。花びらの形からの命名らしい。

学名:Rhododendron quinquefolium
別名:シロヤシオ,マツハダ(松膚)
花期:春

 東北から近畿,四国にかけて,太平洋側の山地の岩場などに生える落葉低木で、葉は枝先に 5 個輪生状につき,葉と同時に枝先に 1,2 個の白い花を咲かせる。
 シロヤシオというのはアカヤシオに対する命名,マツハダというのは古い樹皮が松の木に似ているからとのこと。

それにしても、今が盛りのようだ。


待望の鯉

2010-05-10 15:05:16 | Weblog
 池の大掃除以来、死滅してしまった鯉が久しぶりに放流された。北上川で網にかかった鯉が数尾、鮒が3尾だ。近所の斉藤昇さんが放流してくれた。いずれも大物だ。これで産卵し、孵化したら夏には水面に賑わいが戻る。工事以来次々に死んでゆく鯉たちにため息をついていた工事関係者が同伴してきた。
 これでホッとしていますとは、そのひとのことばだ、・・・・。

ようやく満開へ 香積寺の桜

2010-04-30 17:48:39 | Weblog
 遅れました、桜の開花。こんなに開花が遅れたのは記憶にはないです。五月の連休は、弘前とか、北海道でしょう。雨が降ったり、風が強かった四月の後半は、開花せずにようやく咲いたのです。五月の連休は、行楽日和とか。供養に訪れる皆様には、絶好のお花見となります。目出度し、めでたしといったところでしょうか。

老舗のうなぎ

2010-04-03 18:22:57 | Weblog
 あまり好きでなかった「鰻」でしたが、この店での飲食で、好物になりました。
夏になると北上川から上がる天然物もメニューに載ります。鰻好きには何ともいえない
老舗の味です。近年お店も全面的に改築がなされました。古い民家のリニューアルで、
これまた何ともいえない雰囲気を醸しています。店には洒落たジャズが流れています。
宮城県出身の有名なジャズボーカルが親戚で、彼女の選定による曲が流れています。
誰かって?・・・・それは秘密です。

蝋八接心

2009-12-01 14:04:21 | Weblog
 12月8日は、お釈迦様がお悟りをひらいた成道会です。苦行6年を経て、苦行林から出た釈迦は、沐浴し村娘の差し出す牛乳を頂き、体力を回復し菩提樹の下で禅定に入り忽然として、開悟した。
 私たちはその体験を偲び、追体験をする。それが12月1日~12月7日までする坐禅である。12時を過ぎて法堂に上り満行を祝う。12月8日の暁に明星を見てお悟りに成られたという。
 自坊でスタートし、6日・7日・8日は、学校で接心が行われる。13日には、教区で、20日は自坊で、梅花講や婦人会での合同成道会が行われる。

最後の紅葉

2009-11-26 17:00:17 | Weblog
 いろは紅葉の古木が最後まで、真っ赤な色を堅持しています。三十三代住職夫妻が、篤志を持って購入したものです。枝振りといい、最初に新緑を楽しませ、最後まで紅葉を楽しませてくれています。あたりの紅葉はもうすでに落葉してしまいました。そろそろ師走です。シャンソンのオータム・リーブスから、ベートーベンの第9交響曲の歓びの歌が聞こえてくる季節になりましたが、夕日に照らされた紅葉は捨てがたいものがあります。
 昨日午後に、元護持会の委員を務めてくれた方がなくなられました。ご実家が工務店を営み、実家の補佐をしながら生活をしていました。30年くらい前に仕事をしながら、自宅の新築をしました。2年くらいをかけたでしょうか。
 先に奥さんを亡くし、ついで姑を送りました。勤勉で実直で誠実な人でした。近所の気軽な噂に傷ついたこともありました。私はそんな人のために残っておくってくれるモミジ葉のような気がしています。そんな別れの日は、28日です。

盛況フォーラム

2009-11-24 10:26:51 | Weblog
テーマ『寺院と檀信徒の温度差』という少々きな臭いテーマで、行われた2009年宮城有道会のフォーラムが、開催された。連休の後半の午後という設定でしたので、参加者の数が読めなかったのですが、氏名を記帳して参加して頂いた方が、総勢110名でした。
 写真は、パネリストにお呼びした千葉県篠原鋭一師と河北新報社松田記者。取材内容が偏向しているなどと言う過激な議論になるのを心配する向きも有りましたが、そこは紳士的に建設的な議論に終始しました。
 主催側としては、ほっと一安心という感想です。しかし、21世紀を生き残る寺院として益々精進をせねば成らないという感を強くしたフォーラムであることは確かです。幹事長さんをはじめご苦労様でした。

有道フォーラム開催

2009-11-23 00:13:29 | Weblog
 去年の秋、東北ブロック紙である『河北新報』紙面に、ある寺院の経営に関する記事が掲載された。様々な憶測を呼んだこの記事は、永く宮城県曹洞宗宗門に燻り続けていた。同紙の夕刊には、仙台市周辺を含む地域からの投稿の掲載も多いという。仏事とお布施の問題。
 これらに関して、正面から問うシンポジュームが開催されるのだ。かつて、『仏教崩壊』という小説は、関西地方における曹洞宗?寺院の事件が発端となって、既成仏教教団が崩壊して行くというストーリーであった。短所となった事例はまさにこのシンポジュームにおけるテーマと同じ問題だ。
 この頃顕著な問題発生の傾向は、世間の風向きに鈍感な中堅世代の住職達であるという。宗門には、これらに端を発した寺檀問題の係争案件が山積みであるという。審事院には、手つかずの案件が沢山あるらしい。バブルの頃に青春を謳歌した世代に多発しているらしい。
 11月23日の午後3時、果たして何人の宗侶が参加してくるのだろうか。企画した宮城有道会の政策検討委員会の目論見は成功するのでありましょうか。後日ご報告いたしましょう。

参道の紅葉

2009-11-07 19:08:21 | Weblog
 昨年から今年の正月にかけて、植栽されたモミジが紅葉しました。少しづつ環境整備に力を注いでゆこうと思います。一発勝負の桜と違い、初夏の新緑と紅葉という一年に様々な姿を見せてくれるので、モミジを中心とした植栽を選びました。永平寺の春秋も代表するのも、モミジです。
 山内を真っ赤なモミジと黄色とのコラボレーションで染めるように、計画的に植栽してゆく所存です。数年後の完成に、乞うご期待。