20INCHERS

RIDING LIFE

コウイウヒトニ ワタシハナリタイ

2016-06-22 21:44:56 | Weblog


・・余韻は尾を引くばかりで・・





引き続きもうしばらくお付き合いいただきたい。





流れる景色に並走する車列。
移動に伴い、見かけるご当地ナンバーもその土地ごとに変わり行く。



地方都市のナンバープレートを見ると、旅に出てきたのだと改めて思う。
独り旅の好きなところは、マシンひとつを車に乗せ、気持ちの赴くままに走り、疲れたところでゆっくり寝る、そんな気楽さ。



そんな中、ひとり車窓を眺めいろいろなことを考え、感じ、想う。
道すがら瞳に飛び込む距離表示のキロポストに書かれた地名が、そのローカル戦士の表情を連想させる。



みんな元気だろうか?
今頃どんなにうまくなっているだろう。



ついつい感傷に耽ってしまい我を忘れ、後方からけたたましいサイレンと共に赤灯回した「あの」車が・・
なんてことのないように気をつけて。
















関西に来ないと会えないE君。
フラットアーク以来か、三田で久しぶりの再会。なんと言うか、とにかく見ていて血が騒ぐのである。



自分が入門した時に既にシーンの頂点にいた貫禄は伊達ではなく。
ただ、この燃え滾るものを感じる世代は残念ながら限られるのかも知れない。



自分が好きなトリック、動きを網羅しているのに加え、まだまだ夢に満ちた未完成シリーズの引き出し。
ここにて、E君による世界一レベルの高いスクール?開始。



昔からビデオの中でしか見たことがなかった憧れの動き、
それ、生で初めて見た!



日本でもできる人がいたんだ・・



こんな気持ちになれたの、いつ以来だろう。



何年かかっても習得することのできない不甲斐ない自分。
でも、このJAMに混じっていると、あたかも夢が夢ではなくなりそうな気になるのだ。



あわよくば「行けそう?」な感覚や、惜しい(自分的に)瞬間もちらほら。
そして「気づかないって怖い」ことが目の当たりに。



実は自分はディケードの基礎がなっていないのでは?疑惑。
今更?いや、気づけて良かったのだ。一からやり直せばいい。



なんて勉強になるのだろう。この時間がもっと長く続けば・・

















思い返せば着くなり土砂降りの雨だった。
車から乗り場までのかなりの距離。



マシンを濡らしたくない一心で輪行バッグに入れ、総重量10数キロに腕がもげそうになって歩いた雨の道。
神は見てくれていたのだろうか。



至福の時間とは一瞬にして過ぎ去るもの。
それでもいい、関西まで来なければ得られない大きな収穫があった。



旅は終わり一気に現実へと戻されるも、E君から教わった続きが早くやりたくて仕方がない。
帰ってきた航空公園。



聞いたこと、見たことを全て頭に叩き込みトライするのだが・・
そんなにあの時と同じ感覚、トランス感は得られない。



夢から醒めた現実。



でも、せっかく直々に教えていただいたからには、ちゃんとマスターするのが礼儀だ。
諦めずにがんばろう。



E君ありがとうございました。






コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする