もりとのスタンダードな日々

Embedded OS開発に携わって数年。
特に興味ありなWindows Embedded OSの話題が主のブログ。

Windows Embedded Standard リカバリディスク on USBメモリ (4)

2009-10-22 23:31:36 | Windows Embedded技術情報
USBメモリで補足すると、
USBメモリのサイズは、WindowsPE領域(256MB程度)と、
リカバリするWindows embedded Standard(WES)イメージのサイズが
最低必要。
つまり、リカバリするWESイメージのサイズが、512MBあったら、
1GBのUSBメモリが必要。

で、話を次に進むと、
先週までで書いたとおりで、Windows PEが起動できたはずです。
次は、SDIファイルを作成しないといけない。

この作成には、SDI Loaderと呼ばれるツールを使用する。
このツールは簡単かつ乱暴に言うと、WESマスタイメージの
OS領域(通常、Cドライブ)をそのまま、1つのファイルに保存する
ツールです。
Ghostツールでもパーティション毎にファイルできるからそれと
同じ感じ。

http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/developercenter/whitepaper/xpe/recoverycd.mspx

作成方法は、上記の通り。
(注)このサイトは、はしょれるところは、めっちゃはしょるよ。
わからなかったら、またコメントでもどうぞ。

ここで、補足情報!
SDI Loaderで作成したパーティションのサイズは、
そのままSDIファイルサイズに影響するので、
マスタイメージサイズ分だけ取っておいたほうが効率的。
ただ、ここで1GBサイズで作成した場合、SDI Managerで
展開すると当然1GBサイズとなる。
ターゲットHWのOS領域を10GBとかにしてたら、どうするんだ??
という人、とりあえず、サイズはマスタイメージ分とっておいて、
フォーマットをNTFSにしておいてください。
そうしておけば、展開後に解決策(後日談)があります。


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