空のブログ

太田陽子の「お天気ブログ」あらため「空のブログ」 気分転換に空を見る感じで

ヴォーリズ展

2009-05-16 | 好奇心天国
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展

 以前、メンソレータムとメンタームの話にでてきたウィリアム・メレル・ヴォーリズ

 その特別展が、パナソニックの潮留ミュージアムでやっていたので観に行って
きました!

 氏についての細かいことはリンクのHPにゆずるとして、ヴォーリズの建築は、包容力
があって、使う人のことを考えていて、そして、ちょっとしたところに遊び心が
ある感じ!

 階段ひとつとっても、使う人が昇りやすいように、高さは低め、奥行きはたっぷ
りの設計。

 そして、氏が設計した小学校の階段の手すりには、「うさぎとカメ」をモチーフ
にした置物があり、カメが手摺をゆっくり、ゆっくりと上っている姿が表情豊かに
表現されています。

 ヴォーリズが異国の小学生たちに伝えようとしたことかなぁ…


 優しさと包容力、なおかつ、今も色あせない建築物。

 氏が暮らした琵琶湖畔を中心に、大阪、京都、神戸、関東でも東京や軽井沢に
その作品を観ることができます。

 個人的には一番気になるのが、心斎橋の大丸。
学校や教会の建築が多い中、ひときわ華やかな百貨店の建築です。

 新築だった大正時代、百貨店にはきっと、人々がおめかしをしてやって来たこと
でしょう。

今度大阪に行ったら、寄ってみよーっと。
あっ。
建物だけじゃなくて、ショッピングも気になっちゃいそうだけど...


ヴォーリズ氏についての細かいことはこちら ヴォーリズ記念館HP→Click
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヴォーリズ (一休)
2009-05-17 08:29:51
いい展示会だったでしょう。
いいものは時代を超えて
その心、思想と一緒に残っていくものなんですね。
Unknown (きせきれい)
2009-05-17 14:22:17
高さ低め、奥行きたっぷりの階段は都市部の歩道橋でも見られますが、そういう階段の設計は思いやりと余裕(豊かさ)とスペースが無いとできません。
当時としては画期的な鉄筋コンクリート。
建築の強靭性と美意識のあわせ技ですね。
いいもの見せてもらいましたー。
一休さま (おたよこ)
2009-05-17 22:35:14
こんばんは
ヴォーリズ展、良かったです~♪
おかげさまで、隅から隅までじっくり観て来ました。
ちなみに、四条大橋の中華料理店もヴォーリズの作品だったんですねぇ!
きせきれい様 (おたよこ)
2009-05-17 22:43:36
ヴォーリズ展、空いてたので落ち着いて、ゆっくり観ることができました。
図面とか落ち着いて観れば観るほど、発想と心の豊かさが伝わってくる感じ!
くすんでいた感性がクリアになって良い刺激でした。

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