詰棋カクテル、要修正1

2014-11-22 00:00:39 | しょうぎ
知人からいただいた詰将棋本。3手と5手作で週刊将棋編ということなので、週刊将棋掲載作なのだろう。全体によくできている。平成2年の上梓になっている。

tumeki


となると、将棋ソフトが普及する前なのだが、数万部も発行されていたのだから、まさか余詰があるわけはないだろうと思いながらも、つい探してしまう。

というか、問題が大量にあって、一日数十題ずつ解こうと思っても、眠くなってしまう。眠くなると解けないし、さらに考えると余計眠くなる。デフレスパイラル。

yodume


そして、ついに194問目に怪しい匂いを感じる。題意は、4四金のあと3四飛と連続で捨てて5一馬の5手詰なのだが、初手に4二銀でも詰む。

修正案としては、玉型に5四歩を追加するか、駒を増やさないなら、1四の飛車以外を一路左に移動すればいい(7筋以遠を使わない方針らしいが)。

そして、やっと200題を解き終わって驚くが、あと2題あった。202問。

ところで、本書のタイトルは「詰棋カクテル」。なんとなく「カクテル」ということばだと、色々なものを混ぜたというような語感があって「類似作」のイメージがうっすらとある。「カクテル」ではなく「シングルモルト」の方がいいだろう。


さて、11月8日出題作の解答。

c12


c3


まで15手詰。

動く将棋盤は、こちら


本日の出題。

1122


詰棋カクテル194番の余詰を利用した類似作。廃材利用のリユース作とでもいうのだろうか。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。

玉型に2一桂を追加修正しました。