おすみのつぶやき

このごろ月日が追っかけてきます。でも立ち止まってちょっとつぶやいてみます

お伽の国・フィンランド その5

2011-03-01 | 

  トナカイの橇に乗って

サンタクロースと子供達へのプレゼントを乗せた橇をひくのは 

なぜトナカイなのかしら?と 思っていましたが 彼の地を訪れて 納得!

人間とトナカイは共に支えあい 信頼し合って生きてきたにちがいないと。  

寒い極夜にも耐えられるよう 神様がトナカイを人間に与えてくださった

んだとおもいました。 

トナカイの放牧地近くで 野生のトナカイを捕まえるお遊びです。

15メートル程の縄を巻いて「すわっ!」と云うときに トナカイの角を

目掛けて 投げるのです。

(実際の野生のトナカイ見ましたが あっと云う間に逃げていきました。)

トナカイの橇に乗る前に 暖を取り 暖かなスープを 頂きました。

着膨れて いるのが 当たり前と 思っていましたが 彼女の

なんと カッコいいこと!

二人一組で 坐りました。  着膨れた上に短足ゆえこんな低い橇に乗るにも

難儀していました。そこへ現れた「気はやさしくて力持ち」の 金太郎お兄さんが

 ヒョイと こともなげに 乗せてくれました。 サンキュー!

 

私の乗った橇を曳いてくれたのは 白くて やさしそうな 女の子(?)でした。

ゆっくりお尻を振って 歩く姿は ちょっと艶かしかったです。

午後3時、 「明日もいい日」を約束してくれるような日暮れでした。

 

帰国して 直ぐに トナカイ嬢を 思い出しながら 絵の具を持ちました。

彼女 元気で今日も橇を曳いているかな? 

 


お伽の国・フィンランド その4

2011-02-27 | 

  犬橇の疾走!

 ユッラスの定宿から バスで3~40分走ったところに 犬橇の基地

がありました。勿論森の中です。フィンランドは森と湖の国です。

湖が18万8,888 あるといわれているそうです。

ナニ? もしかして所々 平らな広がりで樹のないところは 凍った湖かしら?

 

いきなり 子犬たちが 手袋を引っ張ってくれました。 あそぼーよー!

 

雨露を凌ぐだけの小屋で 寒いだろうなあ~

まず 陽気なお兄さん(年がわかりません)が 犬橇の運転術と

乗り方を 面白おかしく 説明してくれました。

              

「3人1組 交替で運転するんだよ」 「乗る人は2人、橇から手を出さないでね」「ストップは大きな声でね!」 サアみんなで 「ストップ!!」

サア位置に着いて…

「ワン ワン 僕も行くよー」

「私に任せておきなさいってば ワンワン」

その うるさいことったら … 森中 響き渡りました。

見てください ! に洩れた犬達は ジャンプしながら 最後のお願い。

犬の辞書には <怠ける> とか <さぼる>という単語はないのでしょうか?

 

突然 猛スピードで 走り始めました。「ガタン」「キャー」「ガッタン」「ワアー」

私は橇から 放り出されまいと ほとんど寝た姿勢でした。それでもビデオは 

ちゃんと廻していました。 (この静止画は動画から取り出したものです。)

一番前のボスは遠くてほとんど見えません。

 

少し 落ち着いてきたところで 犬達を観察すれば…

左の犬は最後まで 前を向いたまま しっぽも立てたまま。

右の犬は終始 しっぽはダラリ 時々チラッと不安げに 後ろを見たり…

老いの悲哀がにじみ出ていました。 

 

楽しかったけれど 周囲の景色を楽しむゆとりはチョットありませんでした。

 

できることなら 犬達に インタビューしたかった。

生まれ変わったら また ここへ来たいですか?

それとも洋服を着て暖炉の側でくらしたいですか? と。

 

 

 


お伽の国・フィンランド その3

2011-02-25 | 

  寒さとあかり

寒さに弱い私は 「あかり」に どんなに癒された事でしょう

ヘルシンキに着いた翌朝 早速町の中心街へでかけました。

ガイドさん『 あそこがバルト海ですよ。一面凍っていますから

乗ることもできますよ』

「行きた~い」と小さな声で言ったつもりですが ガイドさん

『 やっぱり 行かない方がいいですね。』 と。

さては私の年を読んだかな?

とにかく<冬の海>のイメージじゃないのです。

それはきっと あかりのせいだと 後で気がつきました。

処 変ればで、 温度計が バスの中にも ガソリンスタンドにも

いたるところに 表示されています。

そして 街灯が 町をとてもおしゃれにしています。

暖炉の上に いるのは 妖精でしょうか?

山小屋の中のは みんなの顔をほころばせ 同時に胃袋まで 

温めてくれました。

どんな家にも あかり が点っていました。

それは 『 おかえり! 寒かったろう!さあはやく お入り ! 』

と、言っているようでした。

こころまで温めてくれるような あかりに この国の人々の 素朴さ

たくましさと同時に あたたかさ やさしさを強く感じました。

 


お伽の国・フィンランド  その2 

2011-02-19 | 

サンタクロース村のこと

私たちのツアーは12月17日から24日まででした。

クリスマスマーケットは楽しみの一つでしたが たくさんの子供や大人で

騒々しいんだろうなあと ちょっと警戒しておりましたが 全くの危惧でした。

サンタ村の全景

アプローチ

正面

サンタクロース村内では撮影禁止でしたが オフィスの写真は撮影オーケーです。

サンタさんの仲間が一生懸命 プレゼントを作っているところ

サンタさんが荷つくりに忙しいところ

いざ 出発 !!

 

前回も受け売りを書きましたが  受け売りの追加です。

プレゼントの心は ギブ&ギブ だそうです。

タイでよく目にします(見返りを求めない 心からのお布施)

みたいな ものでしょうか?

 

クリスマスマーケットは 小さな 露天です。

どこもかしこも 小さなものを並べています。

このおじさんは いろんな可愛いチョコを並べていました。

 

「hei」(コンニチワ) と声をかけると 帽子を被り換えて

「寒いから元気をだすんだよ!」(英語で)と 私たちの手に

かわいいチョコを 載せてくれました。

サンタさんみたいな すてきなおじさんでした。

 

極夜(サライさんが教えてくださいました。白夜の反対)が

どうしてこんなにうつくしいのかしら?

どうして 赤と合うのかしら?

とてもおしゃれなお花屋さん、やっぱり赤が似合っていました。

まだまだ 旅は続きます。 しばらくお付き合いくださいね。

 

 


お伽の国 フィンランド その1

2011-02-12 | 

 

行き先はフィンランド.

目的はオーロラをこの目で見て冥土の土産にしたかったからです。

まず日本から一番近いヨーロッパ、ヘルシンキに飛びました。10時間20分の旅でした。

ヘルシンキから バスで タンベレへ、そこはムーミンの生まれ故郷です。

ムーミン博物館は 静かで 落ち着いて大人のためのくつろぎの場でした。

顎の丸い ぬいぐるみ達ををだっこしながら ふしぎな癒しを 感じました。

タンベレから ロバニエミ へ 寝台列車「サンタクロースエキスプレスに乗って。

長い長い連結でした。凍てついたホームをスーツケースと格闘しながら

10両分 必死で歩きました。 忘れもしません、34号車にやっとたどり着いたほんの

2~3分あとに 列車は音もなく すべりだしました。

静かに すべりだす ヨーロッパの 列車! これが大好きです。 あぁ はるばる 来たなあと

おセンチになっている自分も好きです。

さてロバニエミ駅に着いたのは 朝の8時前 まだ真っ暗。 外は白夜の反対です。

なんというのでしょうか? きっとサライさんならご存知だろうなあと お顔を

思い浮かべてました。   気温は多分-17,8度。 

 

ロバニエミ、 この地は サンタクロースの生まれ故郷です。

「旅のしおり」には ほんもののサンタクロースにあえる! なんて 書いてあるけど…?

でも旅を続けている間に なんだか サンタクロースに会えるような気がしてきました。

フィンランドとは 心も一緒に旅するふじぎな 国です。

「サンタクロースは架空の人物ですが 誰の心にもある良心なのですよ」 と 教えてくれた

のは添乗員さんです。

そのあと オーロラ観測地 ユッラス 

同じホテルに4泊して 自由に時を過ごすのです。

雪と戯れているうちに いつのまにか少女(?)に戻ってました。

一面の銀世界 時々舞い降りてくる雪はキラキラ光る小さな小さな ダイヤでした。

 

ユッラスでの 犬ぞり、トナカイ、氷のホテル(スエーデンまで遠征)体験など

次回 見てくださいね。

 


夕焼けから…

2010-11-19 | つぶやき

 私の家の2階のベランダから 30年前は富士山が 拝めました。

ところがいつの間にか冨士は樹に挟まれ 電線にがんじがらめにされて

哀れな一部分を見せてくれるだけとなりました。

 ところが  見えたのです! 夕焼け大パノラマの中の主役として。

 近くの公共施設の5階の講座室からです。

丁度写真講座でしたので 手持ちのカメラで パチパチと やりました。

    

         下から1/3 あたりが 富士山です。

 

恐いまでに神々しい夕焼け空を 習いたてのフォトショップでイラスト化(線画)してみました。 

    

ウヌ なんじゃこれ?!

 

線画のイラスト化にはどんな素材が適しているのかしら?

    

羽田から飛び立って2分後の飛行機のお腹です。

なんだか物語が 出来そう~。

    

わら屋根の甘酒やさんです。

これも面白いかな。 

こうやって遊んでいると 楽しいけど 残り時間がどんどん 減ってしまいそうです。

 

 

 

 


消えそうな旅の思い出

2010-11-05 | 


 空の旅に出かけると なにか一つ (数個になるときもあるが)
 自分へのお土産を さがしました。

こわれそうな 香水壺 
旅の前後のことは すっかり忘れていますが 
エジプトの 小さな小さな お店に ぎっしり並んでいた壺の中から
これだ! と 選んだ途端 お店のハンサム兄ちゃんがにっこり
笑ったことを 鮮明におもいだしました。




もう20年以上前に 「マイセン」を 訪ねました。

ホテルのショーウインドウでは品数も少なく とても高くて
一ときは諦めたのですが 一晩考えて やっと 自分のものに。

でも こんなかわいいカップで コーヒーを 味わうゆとりある
生活とは 程遠く 一度も使ったことはありません。





アドリア海の真珠ともいわれる 水の都 ヴェニスの情景は鮮明です。
建物の下は海です。洪水にどう対応するのかしら?
しかも 年々潮位が あがっているというのに…
そんな心配をよそに ゴンドラは観光客を乗せて水路を
スイスイと行き交い  水路にかかる橋の上から人々は
陽気に手を振る …

ヴェネティアグラスの 華やかな色遣いをみると なぜか
私は 淋しくなります。

    
 一度も愛でることなく 飾り棚に眠ったままの”旅の思い出”
 達を せめて スナップに収めようと思いつきました。 
 









決意を新たに ??

2010-11-05 | つぶやき

また 1年 「おすみのつぶやき」を空き家にしてしまいました。

空き家を おそるおそる覗いて みました。
変なコメント以外は 泥棒が入った形跡なしで やれやれです。

せめて カーテンでも取り替えましょうと テンプレートを
秋の色にしました。

その後が続きません。 な、なんと 投稿の仕方を忘れているのです。

やれ 困った! 面倒な事は後回しに しようっと! 寝ちゃいました。

翌朝 メールをあけて もうびっくり!!

「あなたに コメントが届いています」と。 
なんと チェンマイの○○さんからでした。チェンマイから ♪はるば~る♪♪

「表紙を 替えましたね」…

家主が なんの前触れもなく 1年留守にしている間に 何度も巡回して
くださって いたんですね。

時々 訪ねてくださった皆様 ほんとうにありがとうございます。

そして決意を新たにしました!?。 (これが 当てになりませんが…)
日記のつもりで ときどき ブツブツ つぶやいてみます。

おすみさんよ がんばってね!            おすみ







 


メコン河の落日

2009-10-06 | つぶやき

チェンマイから2泊3日でラオスに行った。

30日のビザを延長するのが大きな目的だった。

そこにメコン河が流れているのも 実は…知らなかった。

1日前にラオスに入った○さんにつれられて 道路際の 埃っぽい枡席に

一歩足を踏み入れた途端、私は思わず声にならない 声を張り上げた。

 「わあー すご~い! すばらし~い! わあー きれ~い!」 と、

貧しい語彙の感嘆詞をならべた。


うれしい仲間たち

2008-12-10 | 友人
わたしは 下手の横好き いろんなことに足どころか どっぷり
漬かるのが好きです。
うれしいことに 当然仲間が増えます。
もしかして 仲間が欲しくて やっているのかもしれないなあと
思います。

その中で一番長くやっているのが ビデオです。

今夏 クーラー漬けで頑張ったのが 6人のばあさん連で作った
作品「道草つれづれ」です。

それがなんとなんと 多摩ビデオフェスティバルで最優秀賞を
いただきました。
ちょっと 自慢かな?とためらったのですが 思い切って
パソナコンのブログに投稿しました。

そしたらなんとなんと パソナコンの先生、仲間達からたくさんの
励まし、中には「おすみさん」のように生きたいなどと 穴があったら
入りたいような コメントをいただいて 正直、賞をいただいた以上に
うれしかったです.


ブログ見てくださいね。

楽しいあれこれ