「ネットオークションで物を買おうとして、とぶ寸前のチャリンカーであることに気づいてやめた。案の定、その直後からクレームが激増して云々」という近況報告メールを友達からもらった。
意味がよくわからなかったので数往復やりとりし、やっと内容を理解した。
自転車操業状態の売り手さんのことだったのか。チャリンカー。
私はネットを使った買い物にはもともと臆病で、トラブルになったときのことを考えるとどうしても億劫になってしまう。もちろんヤフオクなどを使ったことはない。だから、フリーマーケットよろしく不要な物をお互い融通しあっているのかしら、ぐらいにしか考えていなかった。
そうじゃない、と知ってかなりショックだった。
「★ネットで稼ぐ!」★というページで、どういう人たちが「チャリンカー」と化すのかが書いてあった。
これが本当なら、オークションでチャリンカーから物を買うのって、蟻地獄にはまる人に上から砂をかけているようなものじゃないの。
世の中はいよいよ二極分化しているようだ。商才のある人はどんどん儲けることができ、そうでない人がはまる落とし穴もテクノロジーが進歩するほどにどんどん増えていくのだろう。
引っ越し前に住んでいた所でのことだ。
かつてのメイン通りだった商店街の残骸のような一連の店があって、その中の電器店は、中に入るまでもなく「終わっている」のが明白だった。
数世代前の商品イメージキャラクター(今はもう同業他社のCMに出演中)が笑っている色あせたポスター、どうしてショーウィンドーの一番いいところにアイロンを何台も展示するの?(型の古さもさることながら)、みたいなマーケティングと無縁の店舗運営ぶりが、一目で見て取れた。
単3電池より高い物を買わなかった客だった私も、多分悪いのだ。地元にいい店がほしければ、客側もまた育てる役目を担うべきだと思う。
私はそうしなかった。
ということを、脈絡あるかないかわからないけど、ふと思い出した。
力のない店は淘汰されるのが市場的には正しい。優秀な店はきっとサービスも含めて評価されているのだろう。愛想もなければ商品知識にも「?」がつくような街の電気屋さんは、使命を終えたのかもしれない。
でも、物を売ったり買ったりすることが、どこかで心のやり取りにも繋がっていてほしい気がするのだ。
別にネットだから、ということではなく、明日破産する恐怖におびえながら安値で商品を売り飛ばしている人のお店を、何の痛みも感じずに利用したくはない。自分が利用しなければいいだけのことかもしれないけど、「商い」といういとなみを、そういうかたちでおとしめてほしくないな、という思いが私にはある。
甘いのかなあ。
意味がよくわからなかったので数往復やりとりし、やっと内容を理解した。
自転車操業状態の売り手さんのことだったのか。チャリンカー。
私はネットを使った買い物にはもともと臆病で、トラブルになったときのことを考えるとどうしても億劫になってしまう。もちろんヤフオクなどを使ったことはない。だから、フリーマーケットよろしく不要な物をお互い融通しあっているのかしら、ぐらいにしか考えていなかった。
そうじゃない、と知ってかなりショックだった。
「★ネットで稼ぐ!」★というページで、どういう人たちが「チャリンカー」と化すのかが書いてあった。
これが本当なら、オークションでチャリンカーから物を買うのって、蟻地獄にはまる人に上から砂をかけているようなものじゃないの。
世の中はいよいよ二極分化しているようだ。商才のある人はどんどん儲けることができ、そうでない人がはまる落とし穴もテクノロジーが進歩するほどにどんどん増えていくのだろう。
引っ越し前に住んでいた所でのことだ。
かつてのメイン通りだった商店街の残骸のような一連の店があって、その中の電器店は、中に入るまでもなく「終わっている」のが明白だった。
数世代前の商品イメージキャラクター(今はもう同業他社のCMに出演中)が笑っている色あせたポスター、どうしてショーウィンドーの一番いいところにアイロンを何台も展示するの?(型の古さもさることながら)、みたいなマーケティングと無縁の店舗運営ぶりが、一目で見て取れた。
単3電池より高い物を買わなかった客だった私も、多分悪いのだ。地元にいい店がほしければ、客側もまた育てる役目を担うべきだと思う。
私はそうしなかった。
ということを、脈絡あるかないかわからないけど、ふと思い出した。
力のない店は淘汰されるのが市場的には正しい。優秀な店はきっとサービスも含めて評価されているのだろう。愛想もなければ商品知識にも「?」がつくような街の電気屋さんは、使命を終えたのかもしれない。
でも、物を売ったり買ったりすることが、どこかで心のやり取りにも繋がっていてほしい気がするのだ。
別にネットだから、ということではなく、明日破産する恐怖におびえながら安値で商品を売り飛ばしている人のお店を、何の痛みも感じずに利用したくはない。自分が利用しなければいいだけのことかもしれないけど、「商い」といういとなみを、そういうかたちでおとしめてほしくないな、という思いが私にはある。
甘いのかなあ。










でも実際は、チャリンカがアリジゴクで、買う人がその餌食になることも少なくありません。
売り手は「チャリンカ」になることを自ら選びますが、買い手は「チャリンカ」が何かも知らない場合が多いからです。
チャリンカは売買を行うという意味では「商い」ですが、心という観点では「自分の借金を肩代わりしてくれるスポンサー」を探しているだけだと思います。
私はそういう現実を広く知らしめることで、被害を減らせればいいなと思っています。
書いたあとで、チャリンカーが破綻する最終段階では振り込まれた商品代金を詐取しがちであることが抜けているなど、いろいろ不備の多い文章だな、と思っていました。
ネットを利用した詐欺行為などは大いに責められるべきで、そこに同情の余地はありません。まず第一に問題とされるべきなのは、売り買いを投機の対象としている売り手の側でしょう。
まっくさんのご指摘は、私の元の文章に欠けている部分を補って下さいました。感謝します。
流通の中間段階を省くことによってコスト削減ができ、売買自体もスピードアップされることは確かですから、ネットを使った販売革新というものは意義は大きいと思います。
中間段階で生活の糧を得ていた人々の少なからぬ部分は、今後別の仕事を探すことになるのかもしれませんが、それは仕方のないことでしょう。失われるものはみな貴重だ、と思ってはいません。
チャリンカーの存在は、ネットという媒体が、信頼を受け止める器になりえるかどうかの過渡期を
過渡期を迎えている今だからこそ成り立ちえているのかもしれません、などと書こうとしていました(文章が頭から蒸発した...)。
歩みの遅い私は、後ろ向きにいろいろなことを考えながら、めまぐるしく変わる世相に着いていくのがやっとです。
今後もぜひ、私の考えの足りない部分について意見を寄せて下さい。よろしくお願いします。