冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して16年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

直に話を聞くということ

2016年11月30日 | 生活
ごく最近、90歳以上の方とお話する機会があった。
声が震えちゃうのよ・・とおっしゃるが、いやいや十分はっきりとお話されていると思った。耳がそれほど遠くないらしいのも驚きだった。
これだけ元気に過ごしていらっしゃるなら、長寿もいいな、と思う。

日系のカナダ人の方で日本語はほとんど分らないという。小さい頃に日本語学校にも通ったことがあるが、それ以降日本語を使うこともあまりなかったらしく、使わなければ当然忘れてしまうものだろう。
うちなんて、毎日日本語で話しかけているっていうのに、息子は着々と英語人になってきてしまっているんだから。

90歳を超えているということは、当然第2次世界大戦も経験している。
最初のうち、どんなものが好きですか、日課はありますか?などといった日常生活の話をしていたのだが、だんだんと生い立ちの話になってくると、当然戦争の頃の話は避けて通れない。
真珠湾攻撃が起きてからは、カナダ政府は日系人を適正人種とみなし、強制的に内陸部(海からかなりの距離離れた内陸に日系人を追いやった)へ移動することにしたのだ。
強制移動させられた人たちは、小さな荷物だけ持つことを許され、家、車、その他家財道具ほとんど全部は、カナダ政府に没収された。漁業を営んでいた人は漁船ももちろん取られた。
日系人の中にも、賢く商売などビジネスを拡大していった成功者もいたが、そういう人たちからも一切合財取り上げて、カナダ人の間で売買されてしまった。
戦争が終わって何年かして、ようやく日系人ももといた場所に戻ったり、違う地域へ移動したり、日本へ返されたり、といった措置が取られたが、戻ってきた人たちには没収された家も車も何もかも戻ってくることはなかったので、無一文からまたスタートという事態になったわけだ。

そんな歴史は意外と日本では知られていないだろう。
私も実は、こちらに移住してくるまで全く知らなかった。日系アメリカ人が戦争中にこうむった苦しみについては聞いたことがあったが、日系カナダ人については日本ではほとんど語られることはないのではないか。もとは同朋の人たちのことなのになんたることだろう。
ともかく、こちらに移って以来、日系人の歴史について知る機会はとても多く、私もいろいろと知識を培ってきた。

今回お会いした方も、「本当に苦労したのよ。カナダ人はなにもかも私たちから奪ってしまった。あの白人の人たちが。なのに、いまじゃ、私の孫がカナダ人の白人と結婚してるんだからねぇ・・・」という。強制移動させられた当時の話をする時、彼女の目の中に怒りを見て、息をのむ。
いままで日系人の苦難の歴史については、聞いたり、本を読んだり、といったことで何度も触れてきた。
しかし、実際にその経験をされた人にその話を直接聞くということは、こんなにも心に迫るものなのだということを知った。
それはとてもとても力強いメッセージだった。

日本でも戦争を体験された方、原爆を体験された方が実際に語り部になるということがあるが、私はそうした人たちからも直接話を聞いたことはなかった。
こうした語り部となる方たちが語り継ぐことは、本当に大切なことなのだということを、私は改めて感じたのだ。

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フライオーバーアメリカ

2016年11月23日 | バンクーバーとその周辺
フライオーバーカナダ、というはるか上空からカナダの各地を見て回っているかのようなライドがある。
以前、無料券を頂いて、娘と一緒に見に行ってきた。娘はその1年ほど前に他の人たちとすでに一度見に行っているのだが、とても感動したらしい。「涙が出ちゃったよー」といっていた。
で、私といったときはさすがに2度目ということもあって泣かなかったようだが。

フライオーバーアメリカというのは、同じ場所でたまにやってるのだが、カナダではなくアメリカの各地の景色を楽しめる。そっちも見てみたいなー、と娘がいっていたのだが、またまた運よく無料券を頂いたので、アメリカ版をやっているときに行ってきたのである。

すでに列ができていたので、その後ろに並び、ずらずらっと中へ入る。するとそのうちアナウンスが流れる。「フライオーバーカナダへようこそ・・・」。娘が、「ねぇ、カナダっていってるけど、大丈夫なの?」と聞く。それで不安になって係りの人に聞いてみたら「あ、アメリカの方が見たかったの?それはあと20分後だよ」といって私たちを外に出してくれた。
娘はやたらと恥ずかしがって「もー、やだー、そういうの確認してよー」と文句を言ったが、それをいうならあなたが確認してくれたっていいんじゃないか?いつもくっついてきているだけで役に立たないねぇ、なんのために英語が話せるんだか・・などと心の中で文句を言う私。

外に出て並びなおし。といってもあと15分くらいあるというのでまだ誰も並んでなかったなか、私たち2人ぽつんと待っていた。そのうち人が来始めて時間が来て中に入れてもらった。
同じ場所に入るんだけど、今度は中で写している画像がアメリカのものになっていた。
そして扉が開いて席に並ぶための列を作る。なんかディズニーランドとかでライドに乗るみたいな感じ。そもの列のまま座席の方へ移動して席につく。

上映中、椅子は多少動くくらいで、画面が動くため自分が飛んでいるような気分になる。高所恐怖症の私は、高いところから見下ろしている感覚だけですら恐怖をちょっと感じる。おっこちそう・・・
雲の間をすり抜けたり、滝の側を通ったりすると、細かい水しぶきが飛んでくる。4Dシアターみたいなもんである。
私たちが座っていた列の端の方には、6~7人の女性のグループが座っていたのだが、彼女たちがすごく賑やかで、わーわー騒いでるのがちょいと興ざめであった。
それほど騒ぐものでもないと思うんだけどー。

カナダもアメリカも同じような景色のところがあるよなぁと思う。草原を走る馬とカウボーイ、ナイアガラの滝(アメリカとカナダの国境にあるんで)、雪山とそこから滑り降りるスキーヤー、氷河・・・アメリカ版とか言ってるけど、カナダのを使いまわしているのではあるまいな(まさか!)。
グランドキャニオンとか、自由の女神、ハワイの景色、などアメリカならではのものももちろん出てくる。
それにしてもアメリカは広大だな(カナダもだけど)。あらためて感心してしまう。
先の大統領選で思ったのは、強いアメリカを取り戻したい意識が働いているのかな、ということ。
こんなに素晴らしい雄大な景色を擁しているアメリカが、なぜ弱気になる必要があるのだろうか、と思う。
そんな単純なものではないのはわかるけど。

上映が終わって娘は「また涙が出ちゃったよー」と言っていた。
こういうことで感動できるって心が柔軟なのであろうか。もはやそういう柔軟性がなくなりつつある私は思うのであった。
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展覧会

2016年11月19日 | 生活
バンクーバー・アート・ギャラリーで、現代美術の展覧会をやっている。
現代美術・・・ていうと、なんかよく分らないものというイメージなんだが。分る人には分る的な(分らない人は分らなくて、いーんです的態度)感じもあって、なんか苦手。印象派が好き、みたいなよくいる日本人の一人としては。

今回の展覧会を見る機会がありまして、「うーん、これのどこがいいかよく分らない」というのもあり、「幼稚だ・・」と思うようなものもあり、「面白い!」というのもあり、それなりに楽しめた。
ただ、いわゆる性的な雰囲気の題材が多いのはいまいちついてけない感じ。エッチな動画をそのままタペストリーにしただとか、性器がわかるような絵とか、私には理解の域を超えている。
まあ、昔の大御所みたいな有名な画家の作品だって、裸婦像とかあるわけだし、こういう性的なものとか裸像とかっていうのは、美術の世界からは切り離せない題材なのだろう。
描きたくなる題材?見るほうも見たいと思う題材?なのだろうか。

そんななか、これかわいい~、と思ったのはカタツムリの像(みたいなの)。ブロンズで作られた体の部分の上に、アクリル板とかで作ったお家がのっかっている。アクリル板は青やら緑やらピンクやらカラフルで、子どものおもちゃみたい。

壁に貼られた白い紙に絵を描いている途中の寺田克也さんを見た時にはびっくりした。失礼ながら、寺田さんのことはまったく存じてませんでしたが、漫画やイラスト、ゲームなどのキャラクターデザインを手がけていて、結構知られた方であったらしい。白い紙にマジックペンで作品を描いているのだが、下書きなしってのに驚いた。すでに頭の中に全体のイメージができているんだろうなー、すごいなー、と感心しきり、である。
4日間かけて作品を2枚仕上げるんだそうだが、まさにできたての新作を披露する(そして制作過程も披露する)って感じ。
細かく緻密に描かれた作品は、じっくり眺めたくなる。すごいなぁ、こんなに上手な絵を描けるなんて、と感嘆するも、ひどく子供っぽい感想しか出ないのが情けないが。
ともかくこの方の作品(出品されていたのは、ペンで描いたと思われる白黒の作品のみ6点ほど)を見れたのは一番良かったかも。(あと↑に書いたかたつむり)
おまけに、寺田さんと少しだけお話しできたのだが、きちんとこちらを向いて話してくれることも嬉しかった。他にも何人かアーティストの人と話すチャンスがあったけど、まず私の目を全く見ない、あらぬ方を向いて話しているので、「私と話してるんだろうか?」と思ってしまった。(ちなみにそれは日本人アーティストで、1人だけカナダ人(だとおもう)の人と話したけどその人はきちんと話してくれた。)まぁ、私と大して話したくもないけど、話しかけられたから仕方なく話しているんだろうけど・・・。あと、人見知りってこともあるかもしれないし。

美術館は昔は好きでよく行っていたのだけど、最近は面倒くさくて出かけなくなっている。なんか昔の気分に戻って久しぶりに楽しかった。

ところで、我が家のシャワーだけど、いちおう配管は直り、新しい蛇口とか取りつけられた。
が、壁が直ってない、まだ。
そこをビニールでカバーしてシャワーを浴びる許可が出ましたよ・・・(けっこー、大変)
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シャワー事件

2016年11月16日 | 生活
私たちの住むタウンハウスは築40年っていうような古い建物だ。
私たちがすむようになってからは17年ほど経つ。当然、あちこち劣化が目立ってきて、ちょこちょこと直していかなくてはならなくなる。
タウンハウスの場合、外側はやってもらえるのだが、中のほうは自分たちで修理などする必要がある。

この前、息子の部屋のクローゼットを整理していたら、床がぬれている。息子が部屋に飲み物を持ち込んでこぼしたのかなと思って問い詰めたが、知らないよ、という。
知らないよと言いつつやらかしていることもあるしなあ、としつこく息子を疑いつつも、だんなに聞いてみると「もしかしてシャワーから水が漏れているかもしれない」という。
調べてみると、バスタブとその上の壁の部分のつなぎ目にひびがあるのを発見。ここから漏れてちょうど隣にある息子の部屋のクローゼットの床を濡らしていたというわけだ。
そこで、そのつなぎ目部分をコーキングする。それでとりあえず、水漏れはなんとかおさまった。次は、クローゼットの床のダメージを調べなくては、と話していた。
が、それより先にやらなくちゃならない事件が発生した。

今度は、バスルームの下の階(リビングルームがある)で水漏れ発生。テレビが置いてあるところだったので、慌ててテレビをどかしてバケツを置く。それほどひどい水漏れではなかったのが幸い・・・。ちなみにこの水漏れがおきたときは私はもう寝ていてそんなことが起きていたのも知らなかった。次の日の朝、起きてみたらテレビがどかされてバケツがあってびっくりした次第。
今度はバスタブのこっちの端が水漏れ?!と思っていたら、どうもこちらの方はもっと深刻で、水の出る蛇口のとこの配管に問題が起きていたようだ。
これは自分たちで何とかするってことはもう無理。
ってことで、だんなが知り合いの大工&配管工をやっている人に連絡して、なんとか都合つけて来てもらうことになった。
ありがたいんだけど、この人も日々仕事のスケジュールがある中、工面してきてくれているらしくて、明日は来れないとか、のんびりとやってくれちゃって作業が遅々として進まない。
別に無料でやってもらうわけでも安くしてもらうわけでもないらしいので、じゃー、もっとまじめに取り組んでほしい・・!と私は心穏やかではないのだが。

さらに、パーツがないから買ってこないと・・・とかいって連絡してきたものの、そのパーツが近くの店には売ってなくてちょっと離れたところへ行かなくちゃならないけど、その店が休みだから云々とかやりだして、いったい続きはいつやるんじゃ!という状態に。
当然、シャワーは使えない状態になっているのである。
これはかなり不便。
特に髪の毛を洗えないのがつらい・・・。

そんなときふと思い出した。
うちの一番下の部屋は、じつは人1人か2人くらいは住めるような居住スペースになっていたということを。前の住人はそのスペースを、1人暮らしの学生さんに貸していたのだ。私たちも、前の住人が引っ越す前の1か月ほどそこで住んで、引っ越しが完了したら上に移ってきた。小さいながらもキッチンスペースがあるのだが、そこもだんなのわけのわからないものたちで占拠されてしまっている。今少し発掘作業が進みつつあるものの(私が過去10年ほど言い続けてきてようやく手をつけ始めたとこ(涙))、キッチンはまだその姿を完全には表していない。
そして、シャワー、トイレ、流しもきちんとあるのだ。私も17年ほど前には使っていたのだもの。シャワーといってもバスタブのない、狭い縦型のスペースだが。
そこって、随分と長いこと使ってないけど、もしかして使える??
と私が言いだしたら、だんながもしかして??と言い出し、そこの発掘作業が始まった。
そこももちろん、だんなの謎の持ち物で埋まっていたのだ。

私がものすごいプレッシャーをかけたので、ついにだんなも動かざるを得なくなり、そこに詰まっているものを出し始めた。
そしてようやくシャワーが姿を見せた。トイレと流しがある方にはまだいろいろとものが置いてあるが、それはおいおい何とかしてもらうしかない。(また、このことをワイワイと言い続けなくてはならんのか・・・と思うと気が重いが)
さて、シャワーは17年近く使ってないけど果たして使えるのか。・・・ていうか、シャワーヘッドがないんだけど?!蛇口から水がそのまま出ている状態になっている。シャワーヘッドはどこに行ったか?だんな曰く、「売った」。ま~じ~ですか~。

子どもたちは、そのシャワールームの存在を知らず、物置だと思っていたらしい。確かに物置になっちゃってましたんで。
それでシャワーがあるってのを初めて見てすっごく驚いていた。さらにトイレも流しもある、ひえー!!ってな感じで。
部屋の方には人がすめるようになっていたから、小さいキッチンもあるんだよ、と言ったら、さらにさらにびっくりしていた。
この家、生まれてこのかた住んでいるのに知らない部分が多い・・・と思ったようだ。

お湯は一応出るようだ。最初のうち、黒い水がどぼどぼ出たらしいがそれを過ぎたら一応使えそうだ。
でも使うのをためらうなぁ、と思ってたら、息子が使ってみる!という。
床がまだ汚いので、クロックスを履いてシャワーを浴びないと。
使ってみた感想は・・・お湯の調整がうまくできなくて、ちょっと温かい方に動かすとすっげー熱くなって、すこし冷たいほうに動かすといきなりすっげー冷たい水が出てきて・・・!それを聞いている私たちは大うけ。他人事だと思って大笑い。
長いこと使ってないから、そういうダイヤル部分とかおかしくなっちゃっているのだろう。
ともかくこれはテンポラリーだから、そう思ってあきらめて使うしかない。

へんちくりんなのとはいえ、シャワーが当面心配なし、と思っただんなに、「だからといって、上のシャワーの工事をのんびりやっていいということではない」と言い聞かせているが、大丈夫かなぁ・・・マジで心配。
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シャツ事件

2016年11月12日 | 子ども・家族
その日は、ほぼ1日、水が使えなかった。
シャワーの栓のあたりがこわれちゃって水漏れするようになり、それを直すために水を止めていたから。
電気がないのもかなり困るが、水がないのも不便。料理ができないし、洗い物ができない、なによりトイレにいけないのが困る。
その日は午前中出かけていたのだが、午後は家で過ごしたため、トイレに行かなくてすむように工夫しなくてはならなかった。

それと、犬の散歩から帰ったら、足とか洗うんだけど水がないと、ウェットティッシュとかを使うことになる。この日は雨が降った翌日で、草の生えているところを進むうちの犬の毛は結構ぬれたり汚れたりした。ウェットティッシュじゃ、間に合わん。
そこでタウンハウスの共有水栓を使うことに。これはゴミ箱側に蛇口がむき出し、しかも私のお腹の辺りという高い位置にある。蛇口の向きが下向きでなくて横向きなので(ここにホースをさせるようになっているため)水が、横方向に出てくる感じ。犬をだっこしてなんとかかんとか水洗い。とはいえ、100%満足の仕上がりにはならなかったが、まあなんとか用をたせたって感じ。
犬は「こ、こんなとこで、何を!?」みたいな迷惑げなようすだったが。もっともうちの犬は洗われるのが嫌いだから、いつでもどこでも同じ表情で耐えているのだけど。

4時ごろ、息子が電話してきて、学校に迎えに来てほしいという。今までは地道にバスに乗ってきていたのに最近、迎えにこいとかいうようになって生意気なんである。
でも出かけついでにどっかでトイレに行こうかな、とも思ったので迎えに行く。
さらに娘も迎えに来てほしいという。娘の方は学校から歩いて10分くらいのショッピングモールに来てほしいという。(まったく子どもたちってのは勝手な生き物だと思う)
息子をまず拾って、ショッピングモールへ向かう。トイレにも寄っていきたかったので、モールにお迎えでちょうどよかったかもしれない。

考えてみると息子のバイオリンレッスンまで1時間ほど。このままここで時間をつぶしちゃおうかなー、どうせ家に帰ってもトイレ使えないんだし、と考えた。
まずは、トイレへ(トイレ、トイレと連呼してすみません)
その近くに、子ども用のドレスシャツが売っているのを見つけたので眺めていた。子ども用といっても16歳用くらいまでは売っている。ドレスシャツというのは、かっちりしたスーツの下に着るようないわゆるYシャツっぽいやつのこと。黒、白、グレー、水色、黄緑っぽい緑、紫などいろいろ売っているんだなぁと眺めた。

その後、何か食べようということになり、息子が大好きティム・ホートンへ。私は家に帰ってから何か食べるつもりだったので何も買わないが、子どもたちはサンドイッチだの買っていた。
食べ終わってモールを出て、バイオリンレッスンの場所の近くへ向かう。車を降りたら、息子がいきなり「明日、黒のドレスシャツが必要だ・・・」。
リメンバランスデーのセレモニーが学校であり、バンド(息子はオーケストラバンドをやっている)の人たちは演奏をするのだが、コンサートなどってドレスコードがあるんだよね。それが黒いシャツ、黒いズボンってことらしい。
え!たった今さっき、モールに行ってたのに、しかも私はドレスシャツを眺めていたりしていたのに!なぜ、モールに行っているときに言わないか?!ともちろん私は爆発。
「いやー、いま、思い出した」と息子。ふざけんな!

バイオリンレッスンは30分。息子を置いてからちょっと近くで用がありそれを済ませてから、モールに戻って買い物してきたら、迎えの時間に間に合わないだろう。かといって、レッスンの後はすぐに家に帰らなくてはならない。だんなが車を使うから。
翌日の朝は、お店は10時に開店だからセレモニーまでには間に合わない。
うちには黒いシャツはない・・・・。こういうのを万事休すっていうの?

しかし、やってみましょう、こうなったら、ということで。
娘にだんなに電話してもらい、帰るのが10~15分程度遅くなるのを了承してもらう。
息子にテキストメッセージをおくって、レッスンスタジオに迎えに行けないから、いつも停めている駐車場まで歩いてきてほしいと伝える。
私はその間、車を運転し、モールへ向かい、ショッピングをする。(なにせそのちょっと前まで眺めていたものだから、どこに売っているかわかっているので、さっさと買えた)
急ぎ、駐車場へもどる。時間はレッスンの終わる時刻をちょっとすぎたくらい。おー、なかなかいいじゃん。
娘は息子に電話をして駐車場へ来るように伝える。(テキストを読んでない可能性が高いから)

そして、車の中でさんざん息子に文句を言いながら家へ向かう・・・はずだったが、この夜は霧がとても深く。暗い道を進むのがちょっと怖かったので、緊張しまくりでほとんど話している暇なしであった。
そんなこんなで、家に帰ったらぐったり・・・しばらく倒れていたのでありました。
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セルフチェックアウト

2016年11月06日 | 生活
日本でも最近は増えているセルフチェックアウト。レジに行かず自分で商品をスキャンして支払うっていう、人と話したくないってときにも便利なこの方式。
何年か前にこのセルフチェックアウトが出始めた時、知り合いに「自分でやるってことはごまかしたり、間違えちゃったりする人も出て、店は損するんじゃないかな?」と聞いたら、「まあそれはあるかもしれないけど、セルフが増えることでレジ係を減らせて人件費を削減できるから、ちょっとの損失は補って余りあるという考え方もできるかも・・」といわれた。なるほど・・・

そして数年がたち、セルフチェックアウトができる店舗がどんどん増えてきた。
スーパーの中にはレジ袋を無料でくれるところと、1枚5セント払って買わなくちゃいけないところがある。セルフの場合、袋無料の店なら袋の料金はもちろん取られない。が、袋有料のところは、袋何枚必要ですか?という質問が出るのでそこで、袋いりません、または必要なら枚数を入れる。袋の数を申告したらそれがお会計に含まれてくるわけですね。
そういうところで、袋は要らないとしておきながら、袋をしっかりと取っていく人ももちろんいる。お店の人が気付くこともあるが、気づかれずにすむこともあるらしい。
私は小心者なので、そういったことは試してみたことはないのだけど。

私がよく行くスーパーは袋無料なので、堂々と袋に商品を入れてくる。ただし、私がセルフチェックアウトを使うのは商品の数が少ないときだけ。カートにいろいろ乗せてる時は、レジの人にやってもらった方が楽だし、早い。私が商品を台にのせる、それをお店の人がどんどんスキャンして、袋に入れてくれる(この店は袋詰めもしてくれるのだ)、それを私はまたカートにのせる、という流れでやると自分一人でこの作業をするより、当然早い。
それに、野菜や果物など、量で料金がきまるものなんかは、スキャンするところにのせて(秤が内蔵されてる)コードを入れなくてはならないのだが、コードを知らなければ一覧を出して商品名を探さなくてはならない。たとえばリンゴなら、AのところからAppleを探す・・・とか。ただ、リンゴにも種類があって値段が違ったりするとそれを探す必要があったりして面倒くさい。
お店のレジの人は慣れているから、コードを覚えている人も多く、商品をのせる、コードを入れる、って流れが速い。
コードに関しては、商品によっては小さいステッカーがついていることがあり、大抵の店ではそこに書いてある番号がコード番号になっていることが多いので、それがある場合は一覧リストを見なくてもコード入力ができる。これは、昔々、近所のスーパーで働いていたとき発見したのだ。私の仕事は、レジ打ちではなかったのだけど、たまにする必要があったので。
ただ、こういうステッカーがついていない商品、ブロッコリーとか、キャベツとか、・・・ではこれができないんだよね。

日本に行っていろいろと買い物をするのだが、私が行くところにはセルフチェックアウトが入っているところはほとんどない。
食料品をどっさり買い込む店が、セルフチェックアウトを最近導入したようだ(どれくらい最近かは不明。なんせ1年に1回しか来ないので)。買い物に付き合ってくれた父が「セルフでやろう」という。いやいや、すっごくいっぱい買っているからレジの人にやってもらったほうが絶対早いぞ・・・とは思ったのだが、いつもたくさん買い込むため、レジの人がスキャンを次々にし続け、私の買い物分だけで腱鞘炎になっちゃうんじゃないか?!って思うほど酷使させてしまうのが、いつも心苦しくもあったので、じゃ、セルフでやってみるか、と考え直した。
私は同じ商品をいくつも買うっていうことをするのだが、たとえばジューシー(笑!子供が好きなのです)を10本~20本とか買う。それをひとつひとつ、地道にスキャン。だが、機械の方がおんなじのばっかり何度もスキャンしてる!?ってことで混乱するのだかどうか知らないが、ピコーンとなって止まってしまう。これがたびたび発生。そのたびに、お店の人がやってきて、なにやらコードだの入れたりして直してくれる。
これじゃ、お店の人に余計に手間かけてるじゃないか!とはいえ、始めてしまったのだから終わらせなくてはならない。
同じものを続けてスキャンしつづけるといけないのかも、と思い、順番を変えたりして工夫してみたけど、やっぱり何度も呼び出し音をならせてしまった私。お店の人に申し訳ない・・

カナダでセルフチェックアウトを使っているときも、ちょっとしたトラブルで機械が停まりお店の人がなんかしらして直さなくてはならないってことはよくある。そういう時は、お店の人に声をかけるのだが、大抵は無言でずかずかっとやってきて、直してくれて去っていく。または、「あなた、何したの?」などといいながらやってくる。いやいや、悪いことしたわけではないんですが・・・と不愉快になること必至。一番許せる態度としては、無言でやってくるが、ちゃちゃっと直して「はい、できたよ」くらい言ってくれて去る、って感じか。

ところが、日本で何度もお店の人を呼び出した私に対して、毎回お店の人は「すみませーん、なんか機械がおかしいですかねー」とか、とにかくまず「すみません」と謝りの言葉をかけながらやってくる。
私の方が恐縮しちゃって「すみません、何度も・・・」と平謝りするが、「いえいえ、こちらこそすみません」とまた謝りの言葉が。
丁寧過ぎる!!さすが日本!!と、感じ入ったのであった。
まぁ、日本は謝罪の文化だと私は思っているので、それが体現化されているのを実感したのでありますが。

やっぱ、次に食料品買い込むときは、レジに行ってレジの人に謝りつつやってもらおうかな・・・・・
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ハロウィン終了

2016年11月01日 | 子ども・家族
31日はハロウィンだった。ことしは月曜日、ってことで、週の始めから夜に外に出かけたりするのかー、面倒だなぁって感じも無きにしも非ず。ただ、小さい子を連れている親たちは6時くらいからやってくるので、1時間ほどまわってもまだ7時。それほど遅くはならないのも確か。
大人でハロウィンを楽しむ人は、夜にパーティー!って感じなんだけど、ことしはたぶん、前日の日曜日か土曜日にそういった類のパーティーは集中したと思う。
うちの斜め向かいには、50代後半かなっていう夫婦がいるが、朝、駐車場で会った時はベルサイユ宮殿に行くの?というような格好だった。ハロウィンの日は職場に仮装して行ってもいい所もある。
学校でも着ていっていいらしいのだけど、息子曰く「マスクはダメなんだよね・・」。顔が隠れちゃうのはやっぱりいろんな意味で危険ですからね。

息子はことし、馬のマスクをつけることにした(学校では付けられなかったのだが)。なぜ、馬・・?とか思うけど。7時ごろに友達の家に行き、一緒にその付近を回るらしい。6時を過ぎるとうちの近くにはTrick or Treater(トリックオアトリートする人たちのこと)が現れる。出かける前に息子は、我が家に訪れるTrick or Treaterにお菓子をあげていた。そのときにその馬のマスクをかぶって玄関を開ける。反応は、というと、ぽかーんと口を開けている子、「わー、馬だ!」とウケてる子、「え?馬?」となんとなくのみこめない子、きゃはは~~とやたら笑う子などさまざま。おもしろい・・・

息子を友達の家に送った後は、私、だんな、娘とでお菓子配りをする。娘はさすがにこの年でお菓子もらいに行くのはどうかな・・と思い止めたそうだんだが、「ああああ、でもお菓子欲しい!」。そりゃそうだよね、この日頑張って練り歩けばどっさりお菓子をもらえる。それを次の日からしばらく楽しめるんだもん。「来年はやろうかな・・」などと言い出す。うーん、どうかなぁ、年齢的に。

うちはタウンハウスという集合住宅で、家が集まっているから非常に効率よくたくさんゲットできるところなのである。
しかも、4つのタウンハウスが集まっていてそれぞれのタウンハウスに70戸以上入っている。もちろん全部が全部お菓子配ってはいないが、それでもこの中を回っているだけで短時間でかなり頂けるのだ。さらに、このタウンハウスが中でつながっているため、歩いて回るのも楽。車が入ってこない道が多いので安全でもある。
一軒家は意外と隣と離れていたり、玄関までに階段があることが多くて、歩く量が増えるんだよね。
そんなわけで、うちにはたくさんTrick or Treaterがやってくる。少なくとも100人はくる。もっと来るんだけど、ことしは115個入りというお菓子を買い、それがなくなった時点で店じまいにした。
その時間約1時間半。あっという間になくなった感じ。

いままで、隣のタウンハウスのプールで毎年ハロウィンには花火をやってくれてたんだけど、それがことしはついになくなってしまった。
このタウンハウスの住人たちがお金を出し合って花火を買って実施しているのだけど、もうお金を出し合うのは止めようよー、ってことになったのか、花火をあげる担当の人がいなくなったのか、花火は最近危ないからといろいろ問題視されるようになってきているので、自分のところももう止めよう、となったのか、それはわからないけど。
息子が花火が嫌いだったので、ここ数年見に行けなかったのだけど、ことしは息子もいないし、久しぶりに見に行こうかなぁ、と思っていたらやっていなくてちょっと残念。まあ、今までやってくれていたってことがすごかったのですけど。

Trick or Treaterたちは、大抵は小学生くらいまでの小さい子だが、13歳~15歳くらいのティーンも結構来る。もうこれくらいの子になるとあまり可愛くないんだけどねー。
小さい子が2人くらい来て、お菓子をあげると、その横にいたお母さんと思われる人がビニール袋を差し出した。確かにね、そのお母さんの胸のところには赤ちゃんが抱っこひもの中にいたけどね、その赤ちゃんもフードをかぶると動物みたいになるのを着ていたけどね、でもやっぱり「ん?」このお菓子、赤ちゃんのためじゃないよね、お母さんのおやつですか?となんとなーく、納得いかないものをちょっと感じるのであった。
もっとすごかったのは、2年くらい前のことだが、どう見ても50代じゃないか?っていうようなおばさんがアフロヘアのかつらをかぶって、にっこりしながら「Trick or Treate!」と袋を差し出した時。いやー、あなた完全に大人だし、オバサンだけど? ある意味その度胸に感心してしまった。ふつうできませんって。
年がいっている人がどうしても「ただでどっさりお菓子欲しいわ!」と思うならば、マスクをつけるか、特殊メイクをバッチリして顔が分らないようにすれば、可能かなと思う。ただし、背が高い人はちょっと無理。ティーンエイジャーと同じくらいかなってくらいの背の高さの女性なら、いけそうだ。って、私はやるつもりはないですが・・・

ハロウィンが終わったら次はクリスマス。あっというまに過ぎていくね。
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