冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して16年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

排他的なのかどうか

2017年08月02日 | バンクーバーとその周辺
カナダは多民族国家である。そもそも先住民の人たちが住んでいたところに、白人が入ってきて国を作ったようなところなので、究極をいえば白人たちも移民である。
アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、中東諸国などなど、いろんなところからの移民を受け入れて国家が成立しているのが現在の姿ということになるらしい。

いろんなバックグラウンドの人がいるが、バンクーバー周辺の街は中国系の人が多い。私の住む市にもたくさん住んでいる。
東アジアの移民の中では中国系がダントツで、その次に韓国、そして日本って感じだろうか。日本(日系人も含めて)は小さいコミュニティである。
特に、リッチモンド市は、住民の大多数が中国系?って思うくらい多い。聞くところによると、中国人ばっかりの学校もあるとか。(ほんとかどうかは知らないですが)
リッチモンドが中国系に人気がある理由は、リッチマンという言葉(お金持ちってことね)に響きが似ているからとか聞いたことがあるが、他の人に聞いたことでは、北米(か、カナダだけか、はたまた、BC州だけのことかは忘れてしまったが)を竜の形に捉えると、リッチモンドがある部分が目のところに当たるから、とか・・・

リッチモンドのどこかにあるタウンハウスで、ストラタの会議の際、マンダリン(北京語)で行われるので、中国系でない人は何を話しているのかわからない、これは違反ではないだろうかと訴えた人がいる。タウンハウスは集合住宅で、住民の中から選ばれた(といっても大抵は立候補しており、やりたい人が多数でもない限り選挙もないけど、いちおうAGMで承認されてなるものではある)、会長、副会長、書記などから構成される役員が1カ月に1回くらい会議をするのだが、こうした会議は通常英語で行われる。
それがみんながいちおう分る共通言語だから。
ところがそのタウンハウスでは、役員のほとんどが中国系だったらしく、自分たちが話して楽な言語であるマンダリンを使って会議をするというのだ。そんななか、非中国系の住民が会議に出ているとみんなが何を話しているかわからない。こうしたことは、違反しているのではないかという訴えをしたのである。

私は新聞報道でみたのだけど、その後、どうなったかはよくわからない。市会議員とかがこうした会議は英語でやるべきだと勧告したとか、記事を読んだ気がするが、私もずっとフォローアップしていたわけではないのでどうなっていったのか分らずにいた。
先月見た新聞では、その後、そういう訴えをした住民は、状況が全然変わらないので諦めて引っ越すことにしたという記事が載っていた。ということは、その後も変わらず、マンダリンで会議は行われていたとみられる。おそらく「英語で会議をするべきだ」と言ってた人が1人だけで、他の人たちは「なんか周りから言われたから英語でやるか」と思い直し、1回か2回くらいは英語でやってたけど、そのうちなんとなくマンダリンに戻っていって、結局その方が楽だからそれで落ち着いちゃっているって感じだったのでは?

他にもリッチモンド市では、中国語だけの表記の看板が問題になったりと、いろいろとあるようだ。
こうしたことから、中国系の人たちは排他的なのかな、と思ったりする。
リッチモンドで中華料理の店に入ったことがある。我が家では、娘が中華料理が好きではないので、滅多にいくことはないのだが、この日は日本人女性と一緒だった。うちの場合、だんなが白人なので一緒に中華料理店に行くと英語で話しかけられる。が、今回は、見た目、中国人と変わらない私たちだったからか、最初から中国語で話しかけられた。私は何を言ってるんだかチンプンカンプンだったが、一緒に行った人が少し中国語がわかるということで、なにやら会話してくれていた。

日本食のレストランだったらどうだろうか。東アジア系の客が来ても、日本語で話しかけるってことはまずないだろう。お客さんの方で日本語で話し始めれば、日本語に切り替わるだろうけど。
リッチモンドの中華料理の店だから、中国系ばっかりが行く、という背景もあったのかもしれないが、アジア系の顔立ちなら中国人ときめつけているところもなんかすごいなぁと思う。
ほんとかどうかは知らないけど、中国系の人とそれ以外の人とは違うメニューが用意されている店もあるとか。中国語だけで書かれたメニューは値段が安めだったり、スペシャルメニューがあったりするとか。自分が中国語を理解して、中国人のように店に入ってみるってことができないだけに、実証は出来ませんが。それにそういうことは、当然大っぴらにはされてないだろうから、まことしやかに語られているのみ・・・

でもまぁ、中国系の人ばっかりのレストラン内で、中国語が飛び交う中にいると、疎外感を感じるのは確かだ。ここはホントにカナダかいな?という気分になる。
そういうところこそ、美味しいものが食べられそうな気はするのだが、そのためには中国人の友人といくか、中国語をマスターしていくしかないと思う。これらの条件を満たさずに、美味しいといわれる店に行っても、きっとホントの美味しいものは食べられないだろう(もちろんそこそこおいしいものを食べられるとは思うけどね)。
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