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2011-02-10 07:00:00
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日本語の乱れといわれるが…PCで文書を作成していて「寝れない」と入力したら、赤い波線で注意された。オマエに指摘される筋合いはない!とPC相手に悪態をつく。「食べれる」「見れる」などの「ら抜き」言葉は話し言葉としてすっかり一般的になった。けれどまだ市民権を得たとは言い切れないのが微妙なところ。教えて!gooにこんな相談が寄せられていた。

ら抜き言葉を直してもらいたい

質問者は、付き合っている男性の言葉遣いが気になるという女性。

   「彼は、『信じれる』『耐えれる』『感じれる』という言葉を使うのです。…彼からそれらの『ら抜き言葉』を聞くと、とても気持悪いです」

と感じるそう。結婚話も出ているけれど、「そんな言葉を彼が父の前で使ったら、間違いなく『無教養な男だな』と、呆れると思うのです」と心配しているとか。

「言葉は次々に進化していくもの」

まぁ結婚話の行く末は当人たちに任せるとして、「ら抜き」に対する反応はなかなか興味深い。回答者は「間違った日本語」と言い切る派と、「合理的な言葉の進化」説の支持派に分かれた。

   「私が日本語が分かる外国人に教える時、『ら』抜き言葉を使うのは教養のない日本人であると言っています。実際、近頃は教養のない人が増えてきましたね。さすがに私の年代ではまだ少ないですが60歳以下になると教養のあるはずの人でも使っていますね」(juyjuyさん)

   「『間違った日本語』ではないと思います。言葉は次々に進化していくものです、ら抜き言葉は日本語を合理化した末に至ったひとつの文法です」(kiie9898982さん)

この両派の中間には、話し言葉なら許せる人、否定形なら許せる人、「『見れる』はいいけど『信じれる』はダメ」な人などがいる。要するに、「ら抜き」の許容範囲は人によって相当差が大きいよう。これだけ一致点が見出せない言葉があるって面白いなーと思う。

ら抜きの歴史についてはこんなQ&Aもあった。

『ら抜き言葉』と時代背景…

なるほど合理的、と感心したのは、

   「関西弁には、受身:食べられる、可能:食べれる、尊敬:食べはる、という区別があります」(tttt23さん)

という回答。また、昭和39年に発行された口語文法の解説書を引用して、ら抜き言葉が昭和初期に「東京生まれの上流新生層に好んで使われて」いた――というくだりを紹介してくれた人もいる。

   「『ら抜き言葉』も、少なくとも80年近くの歴史を持っているわけです。80年近くも生き続けている『ら抜き言葉』には、きっと『生き続ける力』があるんでしょうね」(kimosabeさん)

もっとも理屈はどうあれ、ら抜き言葉を目の敵にする人がまだ世の中にたくさん存在するのは事実。社会人として生きていくうえでは、相手や場面に応じて言葉を使い分けられた方がスムーズに世渡りできることは間違いないかも。

鈴木聖子(Suzuki Seiko) →記事一覧

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コメント
 
 
 
Unknown (でいご)
2011-02-10 10:09:32
ら抜きは沖縄の方言になってたりするので、それを批判するのは失礼だと思う。
 
 
 
間違いではなく地域性 (aerobat)
2011-02-14 15:44:21
私は神奈川出身で「ら抜き」言葉がとても気になり、乱れていると感じていたのですが、岡山に引っ越してきてそれは間違いだと気づきました。こちらでは年寄りも「ら抜き」で喋ります。「れ足す」も。若者に迎合しているのでも乱れているのでもなく昔から「ら抜き」で喋っていると思われます。元々、これが正しい日本語というのはなく、近世になって人の往来が激しくなり、同じ日本人なのに言葉が通じないので共通語を作ろうとして人工的に作られたものが、現在、正しいと信じられている標準語あるいは共通語ではないでしょうか。実際正しいのですが、これをもって各地域の昔からの言葉(方言、言い回し、イントネーションを含めて)を間違っているとか、乱れているということこそ間違いだと思います。
たとえば「いけん(ダメ) 」と区別するために「行けれん」という言い方をするようです。
 
 
 
ら抜き言葉でもいいんじゃない? (Aさん)
2011-02-28 21:35:17
助動詞「られる」には、受け身、自発、尊敬、可能の4つの意味があります。しかし、ら抜き言葉には可能の意味にしか使わないので意味は明確です。
 
 
 
ら抜きは「変化」ではありません (嫌いです)
2011-04-18 22:32:31
日本語の自由さに甘えきって、
片端から勝手に「ら」を抜きまくって発音の楽をしようとする現象を、
「ら抜き言葉は市民権を得ている」
「方言で使っている人もいる(から標準日本語でもおかしくない)」
と言い切ることこそおかしくありませんか。

ら抜きを使う方言でお喋りしている方々が使うのではなく、例えば東京に住む人達が、公の場でも使うようになってきたからおかしいと言われるのではありませんか?
言葉の変化の多くは一単語単位で行われるものであり、ら抜きは言い始めると他の単語についてもどんどん抜かれていくことを鑑みると「言葉の変化」とは言えません。医学の分野では、顎の退化によってラ行の連続を言いにくくなったための現象であるとも指摘されています。

パソコンの入力システムは、理由もなく指摘しているわけではないのですから、日本語について意見を述べるなら、そんなことにも少し意識を向けてみてはと思います。
 
 
 
ら抜き言葉は美しくない。 (江戸川)
2011-09-24 12:04:14
ら抜き言葉は美しくありません。

見る ご覧になる
着る お召しになる
食べる召し上がる
出る お運びになる

特に上記4つの言葉は尊敬語があります。
このような言葉は
見られる
着られる
食べられる
出られる
と「ら」を入れて使うべきである。
バカなタレント達がTVによって広めたのであり、
美しい言葉を使う人はそのような「らぬき」言葉は
使わないであろう。

自ら品位を貶める必要どこにあろうか。
 
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