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もうすぐ七夕。日本一有名な遠距離恋愛カップル、織姫と彦星が天の川を越えて再会できる、年に1度の日です。七夕といえば、願い事を書いた短冊を笹の葉にぶら下げるという風習がありますね。小さい頃に学校行事などで経験したという思い出がある人も多いのではないでしょうか。自分の短冊が笹の葉とともに夜風に揺れているのを見ると、不思議とその願い事が叶いそうな気がしたものです。
ところで、そもそもなぜ七夕にこのような風習があるのでしょうか? 織姫と彦星がデートついでに下界の願い事も叶えてくれるということでしょうか……。 この疑問を教えて!gooに寄せられていた質問から調べてみました。
■もともとは「芸事の上達を願う」お祭りだった
「なぜ笹の葉に願い事を書いて吊るすのでしょうか?」
寄せられた回答を見てみると、
「もともとは、里芋の葉についたしずくのお水をあつめて、硯ですみをすって、そのすみで梶の葉に字や習い事が上達するようにかいて飾りました」(rinrin_rinrinさん)
「もともと短冊には、字がうまくなるように…という願いを込めて、自分が書いたものを吊るしたんだそうです。それが、いつの間にか書いた願い事が叶う、と変化していった」(GOLDENさん)
つまり、元来『字が上手くなるように』という願いを込めて短冊を書いていたのが、時代の流れとともに『短冊に書いたことが叶う』という解釈に変化していったというわけですね。
七夕祭りの元となったのは中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」という儀式だそうで、この儀式はもともと、針仕事を生業(なりわい)とする女性たち(織女)が裁縫の上達を願うためのお祭りだったそうです。そのため、上記のような習字を含め、裁縫、工芸などの芸事が上達しますように…というお願い事にご利益があるのだとか。
■竹の中の空洞は「神聖な空間」
ではなぜその短冊を笹の葉に吊るすのでしょうか? たとえば普通に壁に貼るとか、他の木の枝にぶら下げるというのでも良さそうなものですが…。
「七夕飾りの由来」
こちらの質問にも、ずばりと回答がありました。
「そもそも竹は根が強靱で生長が早く、また空洞になっているのでそこに神霊が宿るとされ、古くから神聖視されていました。(中略)竹を立てる…神様やご先祖様が地上に降りる目印。空洞になっている部分に力が宿っている」(yuhkohさん)
なるほど、かぐや姫伝説でも、かぐや姫は竹の空洞部分に入っていましたね。それもきっと同じ理由からなのでしょう。
このような由来を知ると、自分が今まで「宝くじに当たりますように」「結婚相手が見つかりますように」などと短冊に書いても、まっく叶わなかった理由がなんとなくわかるような気がします…。今年の短冊には、習い事の上達や、仕事技術の向上など、由来にちなんだお願い事を書いてみるとご利益があるかもしれません。
吉川晶子(Yoshikawa Akiko) →記事一覧
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