酒処 押上文庫
先週は急な臨時休業でご迷惑をお掛け致しました。
今週は、21(土)、22(日)の両日とも
通常どおり17時より24時まで営業いたします。
器のCafe 押上猫庫も、通常どおり
13時より営業いたします。
皆さまのお越しを
心よりお待ち申し上げております。
東京都墨田区押上3-10-9
Tel 03-3617-7471
酒処 押上文庫
CAFE&BAR 押上猫庫
伊東深水
(1898~1972)
美人画で有名な日本画家
画家としての知名度または女優の朝丘雪路さんの父ということで有名ですが
小唄の歌詞を作ったり御自分でも唄をかなりお稽古されたそうです。
今回は深水の珍しいSPレコードの音源を聴いていただこうと思っております。
昔の画家たちはただ美人画を描くだけでなく自分でも長唄や浄瑠璃、踊りの稽古をしたようです。
逆に歌舞伎の俳優たちも画家に入門して筆の稽古もしておりました。
例えば6代目尾上菊五郎などは横山大観の弟子を名乗っておりましたし
絵の道具まで一緒だとも語っていたと言うことです。
いろんな分野の方々と交流すると言うことは大切です。
押上文庫がそのような役割を果たせたらと考えております。
予約はコチラから
03-3617-7471 押上文庫
080-5175-4057 (担当)竹下
東京都墨田区押上3-10-9
常磐津林中
(1842~1906)
録音の残っている常磐津林中もお聴きいただきます。
9代目團十郎、5代目菊五郎に「関の扉」上演に際し請われて盛岡から再上京した名人。
團十郎は常々良い唄、浄瑠璃方を揃えることが歌舞伎の上演には必要と語っておられたそうです。
歌舞伎ファンの方々も中川右介さんの著書などで9代目團十郎、5代目菊五郎に興味を持たれている方が増えているようです。
この二人には紅葉狩の映像記録は残っていますが声の記録は残っていないようです。
しかし林中を聴くことによってこの時代の雰囲気を感じ取ってもらえるのではないかと思います。
やはり歌舞伎は浄瑠璃が上手で初めて役者が上手く見えると一番わかっていた方達ですから。
この流れが6代目歌右衛門、三代目猿之助(2代目猿翁)さんまで続いてきたのではないかと思います。
役者の方だけでなく見る方もこの辺をご理解いただき興味をお持ちいただけるともっと深く歌舞伎の世界へ
入って行けるのではないかと思っております。
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