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鍋島 特別純米と筒碗盃とワイングラス。味わいの違いの実験。

2016-09-15 | お酒と器

まずこの実験について一つ条件があります。

それは利き酒をしてはいけないということです。

普通に口の中にお酒を溜めてはいません。

 

それぞれ試してみました。

右の筒型

鍋島の持つ立ち上がる酸味と甘みが呑んだ瞬間に混ざり合い

クエン酸系の清涼飲料水を飲んでいる感じ。

 

真ん中の碗型

ます口が筒より広いですのでほのかな立ち香

霞の中から何かわからないが何となしに感じます。

吟醸系の最初の香りはこんな感じでいいような気がします。(日本の香り文化はこのようなものだと思います。)

見込みがたっぷりしておりますのでまず甘味を感じたっぷりとした含み香を感じます。

背の高さがありますので最後はこのお酒の持つ酸でうまく甘みなどを切ってくれます。

 

左の盃型

まず温度が低いと味も、酸味も何も感じません。

ただぼんやりとしたものが口の中で持ったりしている感じです。

 

しかしあきらめかけて温度帯が上がってきますと全く上二つのお酒の質とは明らかに違う

味中心の純米酒のような気がしてきました。もしかしたらこの盃で飲んでもらうためには

寝かして熟成させこのお酒の持っている味の部分を全部引き出すと面白いのかもしれません。

多分これを飲んで鍋島だとわかる人はほとんどいないような気がしております。

 

ワイングラス。

ワイングラスにはいろんな形があり研究も進んでおりますのでほんとはいろんなタイプを出したいのですが

自分の実験結果、ブルゴーニュやボルドーのお尻のところがたっぷりしているものですと

日本酒の糖分がしつこく感じましたのでパスしました。(このお尻のたっぷりさがワインの豊かなアフターフレーバーを引き出すのですが)

 

ますよく本に書いてある通りに立ち香をかいでみるが温度が低いと何も感じず。(自分の鼻が悪いのか?)

温度帯が上がってくると今度はカビ臭がかすかに感じられるようになりワイングラスのような口がすぼまった形により

立ってくる香りを感じてくださいというのは大きな間違えのような気がします。

このタイプのグラスですとます筒型で感じた甘みと酸味が一体化して感じます。

線は筒型よりもより細くなり味の輪郭も丸みを帯びます。

こちらが好みという方もいらっしゃるかもしれません。

このワイングラスの欠点は温度が上がってきますとお尻が少し膨らんでいるため

甘みが舌の上に残りすぎて切れないところかもしれません。

 

 

来週の9月18日から20日までは研修のためお休みをいただきます。

 

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