おせっちゃんの今日

平凡な主婦の平凡な日々のあれこれ帳です。
自分への応援歌でもあります。

2016-09-19 13:33:33 | 雑記
大相撲秋場所が佳境に入っています。重鎮の白鵬が休場していますが、大関豪栄道が、昨日中日に勝ち越しを決め、初日から旋風を巻き起こしていた隠岐の海が1敗で星を伸ばし、このところ怪我で苦しんでいた人気力士遠藤が復調、大きな歓声を受けています。

趣味のほとんど合わない夫と私ですが、相撲は好きで夕方のひと時テレビ桟敷で楽しんでいます。

相撲は簡単に言えば「格闘技」なのですが、日本では農作物の収穫を占う神事であったものが宮廷の行事となり、制度化慣例化していったもののようです。他のスポーツとはちょっと違った意味合いを含んだ国技です。

大相撲で興味を引くものに、力士の勝負前のしきりの時に行われる塩撒きがあります。各力士の好みもあるのでしょう、ほんの申し訳のようにパラと撒く力士があると思えば大きな手に山盛りの塩を豪快に投げ上げる力士もいます。精神を集中して取り組むまでのルーティーンなのでしょう。

ちょっとインターネットで調べてみると、神事として行われる相撲の土俵は、神聖な場所として、神道で使用されることの多い塩が清めのために撒かれるようになったのだということです。
また塩には殺菌効果もあって力士が怪我をしないように神に祈ることにも通じるのだそうです。「清めの塩」「力塩」「波の花」とも言います。


清めの塩についてはこんな思い出があります。母が亡くなった時のことでした。お骨にして家に帰って来た時のことです。同道してくださっていたお寺さんとご一緒でした。あらためて初七日のお経をあげてくださるのです。

家に入ろうとしましたが、玄関に塩を置いておくのを忘れていました。「すみません、今すぐご用意します」とあたふたしてしまいました。その時です。お寺さんがおっしゃいました。
「清めの塩などいりませんよ。浄土真宗ではそんなことはしません。今日の仏様・お母様のどこが穢れていらっしゃいますか。仏様に対して失礼でしょう」と。

そうなんだ、確かに母は穢れているはずがないと納得したのです。
それからは、会葬御礼についてくる塩を自身に振りかけることを止めてしまいました。

医学も科学もまだ未開だったころ、人の死は大変な怖れだったのでしょう。「死」そのものが穢れでどうにか清めたかったのだろうとは想像できます。でも神道的な考えで、仏教にはない考えなのかもしれませんね。
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5 コメント

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偶然にも (さっちゃん)
2016-09-19 17:26:12
今日は用事で新小岩まで行ってきました。帰路座っている前にお相撲さんが乗り込んできました。そうだ両国だからかと思いました。紙袋を持っていました。失礼ながら、足元からしげしげと見てしまいました。それにしても余りの大きさに驚きました。それにつけても2,3駅過ぎると、スマホを取り出して操作しています。現代っ子そのものに、親しみを感じましたよ。浴衣に四股名が書いてありましたが、忘れました。、
お相撲さん (おせっちゃん)
2016-09-19 23:15:20
紙袋を持っていたところを見ると、まだふんどし担ぎの若い弟子でしょうか。
伝統の中にいる人ではあっても、現代青年なのですね。
後の横綱かもしれません、がんばれ!!







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おはようございます (すいれん)
2016-09-20 09:35:29
そう言えばお葬式から帰っての塩のこと、
振りかけないというのをきいたことがあります。
仏教でも宗派によるのでしょうかね。
お寺さんのおっしゃること、確かに納得ですね。
浄土真宗 (あきこさん)
2016-09-20 10:58:01
ご葬儀等で、お浄めの塩とか水とかで気になる方が今でもいらっしゃいますね。
ご近所での葬儀場へ出向く場合には、行った道と帰る道を、姑たちの時代には変えていました。
ウマで帰ってきて牛で戻るために、、、、我が家がわかるようにと玄関先でおがらをたいていました。
私も習ってそうしていました。

お寺さんの「浄土真宗ではご自由に」とのことで、全てをカットした考えに変えました。
すいれん様・あきこさん (おせっちゃん)
2016-09-20 17:38:12
要するに、気分の問題だと思うのですが。
私には「お母様のどこが穢れていらっしゃると思いますか」というお寺さんの言葉が、すとんと心に落ち着きました。
やらないとなんだか気持ちが悪いという人はすればいいのだと思います。

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