おせっちゃんの今日

平凡な主婦の平凡な日々のあれこれ帳です。
自分への応援歌でもあります。

100%を望むな

2017-07-29 14:37:22 | 雑記
もう何年も前の話になりますが、広告にひかれて岩合光昭さんの写真展を観に行ったことがありました。その動物の写真の素晴らしいこと可愛いこと!狭い会場でしたがずいぶん長い時間見せていただきました。帰宅してそれをこんなぶろぐにしていました。

それ以来、岩合さんの写真のファンになっています。

7月27日の朝日新聞朝刊・一語一会 に岩合さんが取り上げられていました。

岩合さんは1974年、動物写真家の父上と南極での撮影に臨んだのだそうです。その時彼の頭の中には氷山や、ペンギンの構図、ひかりの方向・・・など完璧な写真があったのだそうです。自信を持って臨んだのだそうです。ところが・・・

頭で描いた場面は現れない。青く映ると思った氷山は曇り空の下では冷蔵庫の氷のようでしかない。動物は思うようには動かない。自信は失望に変わったようです。

一緒になった、ツアーのPR映像を取っていたドイツ人のカメラマンに、「100%を望むな」と声を掛けられた。意表を突かれた。
自分で考えた完璧な写真像。それにとらわれて、目の前の被写体をよく見て考えることをしていなかった、と気が付いた。
同じ写真家に「そんな怖い顔をするな。ペンギンだって怖がってしまうではないか」とも言われた。
対象物の気持ちになって、見続けて、輝く瞬間があればシャッター、を押す。

近年は猫の撮影に大半を費やす。駆け出しのころ、「汚い猫」と編集者に蹴飛ばされた。今思うと確かに汚かったのでしょう。輝く瞬間を取りきれていなかったのだと思う。

岩合さんのようなプロの写真家は遠い存在ですが、何か心惹かれる写真撮影の心構えのような気がしました。





ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 悲しい夏痩せ | トップ | たかが紙切れ一枚・・・だけど »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (すいれん)
2017-07-30 10:08:12
写真撮影の心構えのようなもの、よくわかりますね。
相手が動物なら尚更のこと、自然の風景でもいえることなのでしょうね。
前にアップなさったお写真、みせていただきました。
素晴らしい!見とれてしまいました。
すいれん様 (おせっちゃん)
2017-07-30 16:55:52
動物写真、愛情をもって、しっかり観察して、対象動物の一番輝いている時を切り取る、言葉ではわかりますが、難しいですよね。
古い記事ですが、素晴らしい動物たちを見てほしくて、重ねて載せました。
楽しんでいただけて良かったです。
写真撮影 (あきこさん)
2017-07-30 22:51:41
写真撮影のプロは、あらゆる観点から見たモノをカメラに取り込むのですね。

現場では時間をかけて、条件が揃うまで粘り強く待つのだそうですね。

(素人の私は光の取り入れ位しか頭になく、準備なくシャッターを押します、笑)
あきこさん (おせっちゃん)
2017-07-30 22:57:24
全く御同様。
後で結果を見ては悔んでいます。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるとばかり撮った中にたまたま、まあいいか、というのがあることもありますが、そんな僥倖はめったにありません。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL