おせっちゃんの今日

平凡な主婦の平凡な日々のあれこれ帳です。
自分への応援歌でもあります。

春の植物教室・・・植物の自己防衛

2017-05-16 15:07:35 | 雑記
区民センターのコミュニティ講座、恒例の春の植物教室が開かれます。
今日午前2時間が、事前講義。明日は「赤城自然園」にバスで行き、現地観察会です。講師は「せたがや自然環境保全の会の皆さん」にお願いしております。
今日のブログは、事前講義をまとめてみます。

🔴 赤城自然園できっと見られる「ハンカチの木」について

近頃かなりの場所で見られるようになりましたが、アルマン・ダビット神父(仏)が中国の奥地で見つけたのはそれほど古いことではありません。神父の命を削るような採集旅行があってのことなのです。また、アーネット・ウィルソン(英)の苦労の末採取した種が、広く見られるようになった元です。



この写真は以前講座に参加した時のものですが、この白い部分は花ではなく、苞(ほう)です。葉から変化したもので「苞葉」とも言います。
同じ苞が花に見える植物には水芭蕉・ウラシマソウ・マムシグサ・などサトイモ科の植物がありますし、花水木・ヤマボウシ・ブーゲンビリア・ドクダミも苞葉が花に見えるのです。

よく似たものに、ガクが花びらに見えるものもあります。
シラネアオイ・クリスマスローズ・クレマチス・カタクリなどがこれです。

🔴 植物の自己防衛について

植物は、芽を出した時からその生存の場所が決まって、動物のようには動きません。いろいろな方法で、種をなるべく遠くにばらまいて勢力を拡大しようとしますが、動物よりは不利です。それでも絶えてしまわないのは、自己防衛力があるのです。

◎ 毒を持つ
馬酔木(あせび)・・アルカロイドという毒を備えている
トリカブト・・・・・これもアルカロイドの強力なもの
柿・お茶・・・・・・タンニン 渋い味
水芭蕉・・・・・・・シュウ酸カルシュウム。便秘薬になるほどの毒性
キウイ・マンゴウ・パイナップルなどトロピカルフルーツ・・・タンパク質分解酵素で動物の味蕾を溶かし、味を感じなくしたり、味覚を狂わせたりする。

◎ タンポポ・・・茎を折ると白い液が出てくる。これはゴム製のもの。虫の口を閉ざしてしまう。

◎ 棘で撃退する
バラ・サンショウ。
シャボテンはその究極のもの。乾燥地帯で、葉から水分が蒸発してしまうのを防ぐことも。

◎ 毛を生やして虫を撃退
シロダモ・・・新芽には毛が生えている。寒さ・紫外線を防ぐ働きもある。
オキナグサ・・びっしり毛を生やしている

◎ 葉の端の防衛機能
ススキ・・・葉の端は虫がよく歩くところだが、そこがギザギザで、おまけにガラス物質で防御している。

◎ 化ける
リトークス・・・乾燥地帯の植物で多肉植物。石そっくりに化けている。

◎ ボディーガードを雇う
カラスノエンドウ・アカメガシワ・フゲンゾウ(桜)・胡蝶蘭
花の外に蜜を出す仕組みがある。蜜でありを呼ぶ。他の虫や、虫の卵幼虫を蟻が食べてしまうのです。

◎ ボディーガードを住まわす
クスノキ・・・アオバアゲハが食料にする。ダニ部屋・ダニ室を作り、ダニをそこに住まわせて、
アオバアゲハの卵や幼虫を攻撃させる。

◎ 揮発物質を出す。
リナマメ・・・虫に食われたところから揮発物質を放出する。その物質にはこの虫の天敵を呼び寄せる効力がある。

自然界の生き延びる工夫は人知の及ばないところもありますね。

明日は一日観察バス旅行ですが、私は町会の役員会と重なり参加できません。残念。





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2 コメント

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自己防衛 (souu)
2017-05-17 17:32:52
トロピカルな果物は味覚を狂わせるのですか?
食べられたくないと思っているのでしょうか?
色んな防衛の仕方があるのですね
souu様 (おせっちゃん)
2017-05-17 17:39:17
植物の知恵というか、造化の神の巧みさというか、感心するばかりです。
この植物教室は、単に花を眺めて来るだけでなく、いろいろ面白い講座です。
トロピカルフルーツ、人間に食べられたくないというより、襲ってくる虫たちを撃退したいのだと思います。

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