杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

一年ぶりに石巻に行く(前編)

2011年12月14日 | 日記
先日の12月11日、この日は丁度一年前に「石ノ森萬画館」を訪れた日でありました。
そして、震災以降いつか行かなくてはと思いつつずっと行けないままであったのですが、この日震災から丁度9ヶ月目を迎えたという事で、自分の中での区切りの日でもあるこの日、奥さんを引き連れて前回のルートをもう一度訪ねてみました。

 

車を市役所駐車場に置き、あの日と同じ石巻駅前の市役所からスタートです。


石巻駅前では、以前と変わらずジェット・リンクとフランソワーズが出迎えてくれてました。


このサイボーグ達や石ノ森キャラ達が皆無事だったというのは、まるで奇跡の様です(クリックで拡大)。
    
    

アートな模様も津波にめげず残っていたのには安心しました。




でも商店街の中では撤去作業があちこちで行われています。


石巻市内でひときわ目立つレトロな建物「観慶丸商店」も被害を受けていました(左:去年、右:今年、クリックで拡大)。
この建物は歴史ある貴重な建造物です。何とか修復出来ないものでしょうか。
 

萬画館に近づくにつれて現れる破壊された建物、未だあの時のままの姿です。


修理中の萬画館に架かる橋、津波のエネルギーの凄さを感じます。


萬画館に通じる歩通、地震による陥没が出来てました。


一年ぶりにやってきた「石ノ森萬画館」の全景。
電源設備が破壊され、入り口脇にあった「海斗」のモニュメントが消えており、施設自体もかなりの被害を受けているのが見てとれます。








入り口はベニヤで塞がれてましたが、そこには全国から来たファンの寄せ書きが書き込まれていました。
 

寄せ書きを一つ一つ読む内に、思わず胸が熱くなります。正面玄関のひときわ大きい文言は、7月3日にここを訪れた藤岡弘さんによるものです(クリックで拡大)。
  

入り口の上方にある日の丸の寄せ書きの隣には、今回の津波の到達高さが。
それを見るにつけ、本当によくここが無事だったものだと改めて思います。


萬画館向かいの岸辺の捻じ曲がった木が、津波の凄まじさを語っていました。


この日は自分達だけではなく、多くのファンの人達が訪れて写真を撮っていました。
石巻の復興のシンボルとして、何とか早く復活してもらいたいと願いつつここを後にした私は、今度はもう一つ気にかかっていた施設、「サン・ファン館」に向けて車を走らせたのでした。
後編に続く) 
ジャンル:
東日本大震災
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5 コメント

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Unknown (もも)
2011-12-17 12:17:08
石ノ森萬画館の館長さんが、震災当日の事を描かれたまんがを見ました。かなり前でどの雑誌かも覚えてないのですが。
建物は持ちこたえたので、運よくたどり着けた人を救助し二階に避難して、でも瓦礫と一緒に川を流されていく人はどうすることも出来ず…、震災後はスタッフやアルバイトの方も一時解雇(休職?)にせざるを得ず…、という内容でした。
復興は少しずつとはいえ、まだまだこれからなんですね。
Re:Unknown (OSATO)
2011-12-17 13:51:09
いらっしゃいませ、ももさん。
震災以来萬画館の情報はこちらでチェックしていたのですが、それにしてもあの場所でよく無事でいられたとつくづく思います。↓
http://mangakan.weblogs.jp/manga/
実際訪れてみると、やはり再会までの道のりは険しいなと感じてしまいます。
これからも一ファンとして、ささやかですが地道な支援をしていきたいと思います。
萬画館被災時の物語 (ねむくま)
2012-01-23 22:39:08
館長ではありませんが、地震後ただ一人施設に残ったスタッフへの取材に基づく漫画は、昨年6月発売の漫画誌『YOU』に掲載され、同年11月に書籍化されています。以下はその書籍の情報です。今ならウェブ上で試し読みもできるようです。

>>>>>
わたしたちの震災物語 〜ハート再生ワーカーズ〜
著者: 井上 きみどり
http://you.shueisha.co.jp/shinsaimonogatari/index.html
情報ありがとうございます (OSATO)
2012-01-23 23:13:39
いらっしゃいませ ねむくまさん、初めまして。

ご紹介の本、早速試し読みさせていただきましたが、読みながらつい涙が溢れてきてしまいました。
恥ずかしながら、本屋に行ってもついつい写真集の方ばかりに目が行き、こんな本が出てた事など知りませんでした。早速注文させていただきます。
情報どうもありがとうございました。
すみません (もも)
2012-02-27 11:13:22
すみません。私が読んだのもこれだったようです。
立ち読みで(失礼)、その回を読んだだけだったので、てっきりご本人が書かれた漫画と思ったのでした(漫画館なので、まんがも描ける人がいるんだろうと)。そして、結構上の立場っぽい人の内容でったので、館長さんかな、と。
いかに人の記憶があやふやかという実例ですね。
今出ている号に、続報として何ヶ所かの取材先を、再び訪れた漫画が出てました。

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