おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。鬱病である。療養中でもある。語るんである。

母さん、事件です! いや。母さんが事件だ…。その6。

2016-09-18 18:38:53 | 我思う、故に書くなりよ。
…結局、想定どおりの荒唐無稽な妄想に基づく罵詈雑言浴びながら夜が明けてしまった…。

つまるところ、大事なモノが無いのは、私が盗んでいるからだ…そうだ。

そうした話はともかくとして、無きゃ困るモノを探すのだけれど、あらかた無い。

今回はとりあえず必要ではないものの、ゆくゆくなくちゃ困る書類だのなんだの、全く無い。

無ければ無いで…って対応も取るつもりで動いているが、罵詈雑言を浴びながらは心が折れる。

「何で無いのよっ!」

そう怒鳴られても困る。無いとされるモノを母が手にし、買い物袋にしまうのを第三者が複数見て記憶している。そこから先がどうなったのかは、母しか知りえず、そこに居合わせてもいないし、そうした一切の流れを知らない私には皆目見当すらつかないし、どこで消えたのか、なんで消えたのかなんてのは、概ね誰だってこの様な場合には知らないものは知らないんである。

もう、返答するのも疲れた。知らない…と答えても、判らない…と答えても、私が犯人とされるし、荒唐無稽な架空の世界に存在する人間まで現れる。そうなるまでの数分間、長くて数十分は会話も成り立つが、こうなってしまうと会話など成り立たない。また、一見会話が成り立っていたかに思う会話とその内容も、キレイサッパリ消えてなくなるんである。そこには第三者がおり、そうした会話のやり取りにも加わってもいるのだが…突然に…

「そんな事言ってないっ!」
「そんな事言うはずがないっ!」
「オマエが犯人なんだから、警察を呼ぶっ!」

…僅か数十秒後には…

「恥ずかしくて警察なんか呼ぶわけないじゃないかっ!」
「オマエの彼女は何が欲しいんだっ! もってゆけ!」

リアルに支離滅裂になるが、根底として「オマエが犯人だ」ってあたりは記憶から消えたりしないもんらしい。
また、こうした場合、大抵の場合「嫁」がその標的として固定されるらしい。嫁がいないって事は記憶に残っているらしいので、架空の「彼女」ってのがウチの場合は登場してくるんである…。実際に私には交際している「彼女」ってのはリアルにいないので、このあたりは気にしなくて済むが、嫁さんだったら大変だろうな…。

そんなこんなをやり過ごしながら、作業を進めると、声を荒げて制止し始める。なるほど。お茶の時間、ブレイクタイムだな…。

その繰り返しが1週間となった。初日にめでたく見付かった物のうち、無事なのは印鑑だけ。これだけは確保したかったが、目の前から消えてしまうとまた大騒ぎになるので、お互いに判る所において置き、毎日存在を確認している。それも常時監視しない限り、存在が怪しくなるんだろうな。それもムリな話だが…。

母から何もかもを取り上げるつもりは無いのだが、分担する…って話を理解して記憶してもらう方法でもなければこのままだと思う。そうした会話が成り立ったかと思って任せると、任せたモノはまたどこかへ消えてしまう。

消えてないけど、目で確認が出来ないと大騒ぎになるものもある。

先日、深夜に突然近隣に預けて忘れてた貴金属など、全てを一緒に保管しても悪く無さそうだが、良く使うものがあるらしく、それだけは手元に残し、残りは母と私が判るところにしまう事に決めたのだが、当然、目で見えるのは手元に残してある分だけであり、翌日にそれを見て…

「こんなに減ってる! また盗まれたっ!」

…てな具合に大騒ぎが始まる…。ここでしまってある分を見せようものなら、また分散されてそれこそどこへ行くのか判らなくなってしまう。使わないけど大事なものとしてしまっておく事を散々に確認してからしまったモノだけれど、これもその内バラバラになって消えるかと思うとやりきれないが、盗まれちゃいないし、一緒にしまった時の写真も撮ってあるので大騒ぎされても説明が付く。

ま、説明が付いても大騒ぎはするし、オレが犯人って事も変わらないんだけれどね…。何をやっても理解される事が無ければ、待っているのは「地獄のループ」なんだからさ…。

夕方になり、ちょっと会話らしい会話が出来た。なんせ、連休中だから何も動きが出来ず、モノ探ししか出来ないし、そろそろ支払日だのなんだのも近い。ロックされた口座をオープンさせないと、支払うものが支払えないワケだから、大変に困った事にもなるけれども、早々簡単にオープンも出来ない事情は先にも書いた。

その辺は「困った事」との認識はあるみたいだけれど、そうにもなった原因はやはり「窃盗被害」なんだと思っているみたいだ。それ以外に変わった感じも見受けられない。自身で食事を作って食べており、その量も内容も別に変わった事はない。

ただ、数々の疑問点ってのを語り始めたので驚いた。

「なんでこの中(家の中)から見付け出したんだろう?」
「家の鍵はどこも閉まっていて、壊して入った痕が無いわよね…」
「…私は家にいたんだけど、いつなんだろう…」

そうした謎は、初日にほぼ解明出来ている。泥棒なんか来ていないし、入った痕も無ければ、どこかを壊した痕も無い。盗まれたと言うモノは全て家の中から見付かっており、盗まれたワケではないのである。

それは、調べに来てくれた警察官からも優しく語られており、納得したハズだったのだが、そうした記憶が全く残っていない。

「10人もお巡りさん来たのに捕まえられないなんておかしいよ…」

家に来た警察官は3人である。制服の警察官が1人、鑑識作業とワイシャツネクタイの方が2人。まぁ、やって来てくれたからといってすぐに捕まったりもなかなかしないもんだけれど。

会話の中で、自身の記憶に欠落がある事は認めてもいた。その部分が蘇れば、そうした謎も判るのだけれど、無い記憶は無いので、残念ながら蘇る事もないままだろうと思う。物忘れ…ってのとはまた違った深さの物忘れ。

この会話は、非常に穏やかに出来た。この1週間の中でも珍しい事で、いつもであれば途端に顔つきが豹変し、罵詈雑言のオンパレードにも変わってゆくが、それが無かった。理解出来る能力が安定しているのなら、多少詳しい話も出来るのだけれど、何がどこでスイッチが入っちゃうのか判らない。うかつに母の話に同意も出来ないし、強く否定するのも危険なのだ。当たり障り無く聞き入れて流す…。数秒前の会話の蒸し返しも無かったし、リピートも無かったのは喜ばしい兆候だと思う。

ふむ。処方された薬の効き目かもしれない。少なくとも、昨日よりは落ち着いている。夕方前までは一触即発な表情だったが、普通の表情のままだった。願わくば、このまま夜を過ごし、穏やかに眠って頂ければ助かるのだが、どうなる事やら…。そうそう。無心で何かを探し続けて止まらない…ってのが今は無かった。夕方前には少しその様子が伺えたが、それほど強く固執している風でも無かったし…。

…ふぅ…私も、少し休みたい…。



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