アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

風に吹かれて転がる石 

2016年10月16日 | Weblog
 「下馬評」・・・主人を馬に乗せお供をしてきたぁ馬番?馬挽き?お供の者?まあ、そういった者たちが主人を待つ間、いろいろ評判し合ったことから出た言葉。

 トランプさんがまだフレッシュだった頃の下馬評は、「これはひょっとしたら、ひょっとするかも」でした。今は…トランプさん、すっかり薹がたってしまいました。なぜか、米国のことわざを思い出す。
 「金(gold)は火で試す。女は金(money)で試す。男は女で試す」
 意味は…本質を探りたければ、その弱点を突くのが近道。このことわざ、トランプさんの為にあるような。

 下馬評…作家村上春樹さんのノーベル文学賞。「今年もまた、ダメなんじゃないか」「今年あたり、ようやく受賞かな」…で、ダメでした。

ノーベル文学賞は、下馬評には出てこなかった米国の歌手ボブ・ディラン。米国のことわざを思い出します。またかって?またです!
「転がる石に苔は生えない」
 日本のことわざだろうって?米国に、「A rolling stone gathers no moss」ってのがあるんですがね。
 ボブ・ディランに、「ライク・ア・ローリング・ストーン」があります。歌詞の内容は、ロックバンドの「ローリング・ストーンズのように生きよう」ってことかって?違うと思います。「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞、おしまいの方は、

 どんな気分だ?
 何を感じる?
 たった一人になって
 帰る家もなくして
 誰にも知られることなく
 ただ転がる石のようになってさ

 ね!ロックグループとは関係ないでしょ。ただ、どーもよく解らないのは・・・「転がる石に苔は生えない」の解釈が、米国と、英国では違うんですよ。米国は、「次々と新しいことをすると古くならない」と、肯定的な意味。一方英国は、「コロコロと仕事や住所を変える者はダメだ」という、転がるただの石ころってこと。
 ボブ・ディランは、米国人なのに、「ローリング・ストーン」を、英国風にとらえている。ここがよく解らん。えっ?英国風、米国風にとらわれないところが、下馬評に関係なくノーベル文学賞を受賞した理由だって?!転がる石には苔が生えないってことですね。確かに、ボブ・ディランは転がり続けています。
 人生、苔を生やしたくないモノです。私も、風に吹かれて転がろーっと!
 ただ、転がってると、苔は生えないかも知れないけど、「周囲がよく見えない」んですぅ。
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