[スキル・シマノ、そしてシマノレーシングの選手&スタッフが集まった記者発表]
photo(c):Yuzuru Sunada/
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2008年12月13日(土)に、日本自転車会館に於いて[2009年スキル・シマノ及びシマノレーシングの体制記者発表会]を開催いたしました。
この記者発表会で公開しました[SHIMANO "Road to the Dream" Project※]について、改めてご紹介いたします。※以下SRD
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"シマノロードレースチームプロジェクト"
プロジェクト総称[SHIMANO "Road to the Dream" Project]
"スポーツサイクル文化の創造をめざして"
(株)シマノがサポートして展開する総合自転車ロードレースチームプロジェクト。底辺の育成からレース文化の発展をも視野に入れた活動を目指すアジア&国内チームの[シマノレーシング]をベースに、ツール・ド・フランス出場を目指すオランダプロチーム運営会社とのコラボレートで誕生した[スキル・シマノ]を頂点として、レース界の巨大なピラミッドの形成を目指す。最終的には、競技人口のみならず、スポーツサイクル人口全体を増やし、日本に於けるスポーツサイクル市場の拡大と安定に寄与していく。
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"夢を育てる"
ヨーロッパツアープロチーム[Skil-Shimano]
Professional Continental Team
"世界最高峰に挑みつづけるプロチーム"
既に多くの本場欧州の一流クラシックレースや、トップレベルのステージレースへの出場資格を持つオランダ第2のプロチーム"スキル・シマノ"。(株)シマノがチームのセカンドスポンサーとして出資し、国内トップライダーである、別府史之選手と土井雪広選手が所属。更にスポーツディレクターとして今西マネジャーが籍を置き、チームの運営面でもサポート。このチームは、本場欧州では一流プロへの登竜門的な役割も担い、多くのトッププロを上位チームへと輩出してきた実績を持つ。現状の日本レース界のレベルを考えると、最適かつ夢の様なチャンスを与えてくれるチームであり、シマノレーシングやシマノレーシング・サテライトで実績を残した限られた国内エリートが進めるプロチーム。また、SRDの下部組織以外からも有能選手が現れれば公平にスカウトを行い、国内のエリート選手達に世界挑戦へのチャンスを提供する"日本代表プロ軍団"を目指す。
[国内トップクラスの実力を誇る土井選手と別府選手が世界を舞台に戦う]
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[左:スキル・シマノGMのイヴァンスペークンブリンク]
[右:スキル・シマノSD及びシマノレーシングGMの今西尚志]
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"レース・選手を育てる"
アジアツアーチーム[SHIMANO Racing]
Continental Team
"伝統と共に新たな文化を創造するロードチーム"
30 年以上の伝統を誇るシマノレーシングが、時代の変化と共に新たなスタイルをまとい日本のレース界をリードしていく。国内での王者としての走りや実績を守りつつ、国内レースシリーズ(J ツアー)の発展支援や、ファンに向けたエンターテインメント性を備えた情報配信、更に初心者や子供向けの自転車教室参加など、長期的かつ広い視野を備えた"スポーツサイクル文化の創造をめざす"活動を行う。同時に、戦う軍団としての厳しさも備え、アジア&国内のレースを戦いながら若手が成長できる有効な選手育成プログラムの構築も追及し、多くのノウハウと実績を持つベテランと才能溢れる若手の絶妙なバランスが生み出す魅力的なロードレースチームを目指す。"走り"実績"人気"価値"情報"の5 つの要素を満たす、次世代型国内チームとして時代の先頭を走っていく。
[Jツアーチャンピオン狩野選手と全日本チャンピオン野寺キャプテン]
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育成チーム[SHIMANO Racing Satellite]
Regional Team
"次世代を担う選手を育成するサテライトチーム"
欧州のアマチュアチーム※に有能な若手選手を派遣し、より高いピラミッドへ登るための階段を提供するシマノレーシングの海外育成プログラムがシマノレーシング・サテライト。シマノレーシングが活動するアジア&国内地域とは別に、多様な育成経路を確保し、各選手に様々な環境での実績を積ませることを目的としている。シマノレーシングとシマノレーシング・サテライトの若手選手は、アジア(シマノレーシング)もしくは、欧州アマチュア(シマノレーシング・サテライト)のいずかれかを選択可能な状態にあり、各選手の特性や経験に合わせて契約時にフィールドを変えながら上位チームであるスキル・シマノを目指す事になる。※欧州アマチュアチームに所属するにはコンチネンタル登録外でなければならないので、シマノレーシングには登録せずにサテライトという名称のレジオナルチーム(実業団チーム)にのみ登録している。
[左:シマノレーシングSDの栗村修]
[右:シマノレーシングSDの阿部良之はプレイングコーチとして活動]
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"チャンス・ファンを育てる"
自転車教室[SHIMANO Cycle Academy]
"より安全でより楽しいスポーツサイクルの発展のために"
シマノレーシング及びシマノレーシング・サテライトの選手たちが参加して、初心者や中級者、更にウィラースクールとのコラボレートで子供たちにロードレーサーの基本的なノウハウや乗り方を指導する底辺拡大を目指した活動。サイクルアカデミーを通じてレース活動などをはじめた子供たちが、地元のクラブチームや学校の部活などを経てレベルアップし、いつしかSRDのチームにスカウトされてトッププロを目指すピラミッドに挑む事が長期的視点に立った目標。
ファンクラブ[SHIMANO Supporter'sClub "Cauberg"]
"ロードレースの魅力をもっと多くの人たちに"
SRDがサポートするロードレースチームを応援するファンクラブが、シマノレーシング・サポーターズクラブ"カウベルグ"。カウベルグとは、オランダ最高峰のクラシックレースであるアムステルゴールドレースに登場するゴール地点の急坂で、毎年トッププロたちが激しい戦いを演じているロードレースファンなら知らない者はいない名所である。当ファンクラブの会員には、会員証のほか、チームウェア&グッズの販売、カウベルグメールの配信、ビッグレースへのオリジナル観戦ツアー参加などの特典が予定されている。