2017年2月26日開設のブログです

思いつくままに、あれこれ・・・

小学校道徳教科書の閲覧

2017-06-22 12:54:55 | 日記
来年度から小学校で道徳に教科書が使われる、内心の形成に国家が堂々と介入してくる。しかも、日本会議の意向を受けた「教育出版」が教科書を打ち出している、と聞いて21日東淀川区役所に閲覧に行ってきました。


会場は区役所2F「生活支援」の一角、待合室の柱の陰に教科書の書棚が設けられていました。採択候補の教科書を展示し、パブリックコメントを市民から求めるために実施されていることですが、これは閲覧することを目的としてこなければ、このコーナーの存在は分かりません。僕も予め区役所に電話し、場所を確認してきましたが、フロアーの係りに尋ねないとその場所にたどり着けませんでした。こうして「市民に公開しました」というアリバイだけを残す、じっさい閲覧者は僕らのほかに見当たりません。


さて、展示されている道徳教科書は8社、1年〜6年まで合計48冊でこれを全部、目を通すのは1日がかりになります。僕は出直すことも考え、先ず問題となっている小5育出版」を手に取りました。

本を開いて先ず思ったことはカラフルで写真が多い、そして長嶋茂雄、豊田喜一郎、大村智等、立志伝のページの多さです。そしてページをめくって末尾近くになると、出てきました安倍晋三が、何の必然性があるのかボブスレーに乗っています。そしてその数ページ後には東大阪市長が元木選手とツーショットで出てきます。集団や個人の成果に巣食う政治家の浅ましさ!教科書をも自己宣伝に利用する厚かましさ!




当然、「日の丸」「君が代」は不可欠です。オリンピック表彰式で中央に掲げられた「日の丸」写真、その下で「国旗や国歌にはその国をきづいてきた人々の理想や文か、ほこりがこめられているんだって」「日本の国旗は『日の丸』、国歌は『きみがよ』だね」と言っています。


僕なんかは「『日の丸』の赤はアジア民衆の血の色、白は骨の色」と思ってしまうんだけど、やがて「非国民」と言われるんでしょうね。とにもかくにも孫にはこんな教科書を手にしてほしくない、と思いました。


さて、他の教科書はどうかと「東京書籍」5年生のを見ますと、装丁も中身もちょっと様子が違います。そしてページを繰って行きますとピカソの「ゲルニカ」が出てきました。救われた気がしたものです。そして絵が数点載せられているのがうれしい。僕らが子どもに伝えていくのは成功者の生き方や徳目の押しつけでなく、このような芸術や美の紹介だけでいいと思うのですが。




検定道徳教科書の展示は大阪市の各区役所であれば、7月26日(水)まで、平日午前9:00~17:30まで行われています。そして自分の感想はパブリックコメントとして投函できます。2017.6.22記



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