大阪ボランティア協会・事業レポート

大阪ボランティア協会で実施した事業・イベントの報告を掲載しています。

経験者を迎えて裁判員交流会を開催(2/1)

2014-02-06 16:07:39 | 裁判への市民参加を進める会(裁判員ACT)
//////////////////■□ 裁判員ACT通信 5号 □■//////////////////

2月1日「裁判員交流会」を開催しました

 2009年、大阪地裁で裁判員裁判に参加した枚方市の小島さん(67)を迎えて、裁判員経験者を囲んでお話を聞き、経験を共有する「裁判員交流会」を開催しました。
 「候補者になったと話しただけで、そんなこと言って大丈夫かと心配された」と、守秘義務の範囲がわかりにくいために周囲の人も遠慮してしまい、家族にも話せない現状や、裁判所から「呼出状」が届いた時は「何か悪いことをしたのかとドキッとして違和感があった」こと、傷害と殺人未遂がどう違うのかわかりにくかったこと等、日記帳を見て振り返りながら当時の心情を詳しく話して下さいました。刑を終えて社会に戻ったらどんな人生になるのか、被告人の更生を考えぬいて結論を出し、終わった翌日は疲れて仕事にならなかったそうです。

 参加者からは、「裁判所に行く前と、行った後の気持ちの違いは?」「裁判のタイムテーブルはあらかじめ知らされるの?」「一緒に裁判をした人と会うことはできるの?」など質問が続きました。

 専門家ゲストの大川一夫弁護士には、裁判は「白黒はっきりさせる」のではなく「黒か、黒でないか」を判断することや、刑事裁判の重要原則「疑わしきは被告人の利益に」は、冤罪の悲劇を生まないための人類の英知であること、裁判員裁判の評議では、いつでも意見を変えてよく「乗り降り自由」であることなど制度の基本を説明していただきました。
 「制度施行前、刑事裁判の4%程度と予想されていた裁判員裁判の件数は実際には1~2%。検察の起訴が慎重になった。また、99.9%だった有罪率が下がった」と、裁判に市民が参加したことで少しずつ変化が起こっていることも紹介していただきました。

 裁判員ACTでは、今後も裁判員交流会を続けていきます。ご関心のある方はお問い合わせください。



裁判所からの呼出状




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“裁判員ACT”裁判への市民参加を進める会
 http://www.osakavol.org/08/saibanin/index.html
 ブログ http://blog.goo.ne.jp/osakavol-report/c/75d41997315d8237933718b371a797bf
 メンバーは裁判員経験者を含む市民、弁護士、記者など。
 月1回、CANVAS谷町に集まっての例会を中心に活動しています。
 飛び入り参加も歓迎です♪

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