大阪ボランティア協会・事業レポート

大阪ボランティア協会で実施した事業・イベントの報告を掲載しています。

裁判員交流会を開催しました!

2012-04-18 08:01:57 | 裁判への市民参加を進める会(裁判員ACT)

(1)イベント名・事業名
【裁判員ACT】裁判員交流会

(2)開催目的やポイント
裁判員には守秘義務がありますが、公開の法廷でやりとりされたことや裁判の感想などを話すことは禁じられていません。しかし、何をどこまで話してよいのかわかりにくいために話しづらいことや、経験者の話を聞く場がほとんど設けられていないことから、裁判員経験者の声を身近に聞く機会はまずありません。そこで、“裁判員ACT(アクト)”裁判への市民参加を進める会では、裁判員経験者の交流会を企画しました。関西では初めての取り組みです。

(3)当日の様子
裁判員交流会は二部構成で開催され、一部は裁判員経験者のみが参加し、自分が担当した裁判員裁判の話や裁判員を経験して感じたこと考えたことを、和やかな雰囲気の中にも真剣に語り合う時間が持てました。東京で選ばれた方1名、大阪で選ばれた方2名、大阪で候補者となり裁判所まで行き説明も受けたが、裁判員や補助員となる抽選で漏れた方1名の計4名の方が参加してくださいました。
経験者の中には「担当した裁判が終わったからそれで終わり」とは思っていない方も多くおられ、裁判の内容は違えど同じ経験をした者同士が語り合える交流の場を求めているのだということが強く伝わってきました。裁判員の候補に挙がった方、そして実際に裁判員に選ばれた方は、それを機会に司法や社会正義について考えるようになったとのこと。一人でも多くの方が裁判員を経験することが、将来的な犯罪抑止にも繋がるのではないかというような意見も出て、貴重な2時間となりました。
続く二部では、裁判員を経験した3名の方と一般参加者との交流会が開催されました。北海道や青森といった遠方からの参加者もあり、20名を超える参加者が集まりました。
やはり裁判員未経験の人が気になるのは当日の様子です。経験者からは朝から夕方まで一生懸命、その裁判に取り組むので非常に疲れるという声がありました。公判中は家に帰ってもついつい、被告人の心理状態など色々と考えてしまうこともあるし、守秘義務もあるが家族からも一切「今日はどうだった?」みたいなことは言われたことがないという話も聞け、話題に触れないこともひとつの家族協力だなと感じました。
評議の時間は、量刑などについて真剣に考えれば考えるほど、時間が足りないと感じることもあるといった意見や、一緒に裁判員に選ばれた人の中には、最初は面倒くさそうにしていた人も時間が経つにつれて真剣に取り組む態度に変わる姿があったなどの様子も知ることができました。

(4)運営スタッフから一言メッセージ
今回の裁判員交流会に参加して感じたことは、裁判員経験者の多くが経験者同士の交流の場を求めているということや、自分もいつ選ばれるかも知れないと考えた時、事前に裁判員裁判とはどういうものかを知り、経験者からの話を聞き事前に様子を知ることで少しでもリラックスした気持ちで裁判にのぞむことが大切ではないかということでした。

(5)開催基礎情報
1.開催日時
2012年4月8日(日曜日)13時~17時(受付  第1部:12時30分~、第2部:15時00分~)

2.主催、共催
大阪ボランティア協会 裁判員ACT“裁判への市民参加を進める会”
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