おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

日野まちかど感応館(旧正野玄三薬店)

2023年12月18日 23時09分47秒 | 建物
江戸時代に、日野の発展に大きく寄与していたのが、日野商人が売りさばいていた合薬です。その創始者が正野法眼玄三です。医師となった玄三が医薬に恵まれない山間辺地の人や日野商人の長旅の道中薬として感応丸を作りました。この合薬を日野商人が全国に持ち歩くうちに効き目が評判となり、地元日野でも薬を製造する人も増え、地場産業として根付いていきました。「万病感応丸」の大きな看板が掲げられたつし2階切妻屋根平入の旧正野玄三薬店は、日野まちかど感応館として日野の観光案内の拠点・休憩スポットと活用されています。



東寺五重塔

2023年12月09日 23時12分18秒 | 建物
現存する五重塔の中で一番高いのは東寺の五重塔になります。54.8mになります。現在の塔は5代目にあたり、寛永21年(1644)に再建されています。江戸期の五重塔は、各層の屋根の大きさが同一で、その特徴をよく表しています。国宝に指定されています。


静岡市役所静岡庁舎本館

2023年12月05日 05時49分09秒 | 建物
静岡市役所静岡庁舎本館は昭和9年(1934)、浜松市出身の建築家・中村與資平の設計により建設された鉄筋コンクリート造4階建ての建物です。上部には2層の塔屋を載せ、塔頂にドームをのせています。外壁は象牙色のタイル貼りで、各所にテラコッタが用いられた、帝冠様式の建物です。国の有形文化財に登録されています。


静岡県庁本館

2023年12月04日 23時33分44秒 | 建物
静岡県庁本館は、昭和9年(1934)の懸賞設計当選案(泰井武案)をベースに、大村巳代治ら静岡県営繕部の実施設計によって昭和12年(1937)に竣工した建物です。帝冠様式の和洋折衷の建築物で、構造は鉄筋コンクリート造です。国の有形文化財に登録されています。


静岡市立芹沢銈介美術館

2023年12月02日 23時42分16秒 | 建物
『静岡市立芹沢銈介美術館』は、静岡県静岡市駿河区にある美術館です。静岡出身の染色工芸家・芹沢銈介の作品約800点と、世界の工芸コレクション約4,500点を展示しています。白井晟一の設計による建物で、昭和56年(1981)に竣工しています。鉄筋コンクリート造平屋建ての建物で、外壁は石積み、屋根は銅板葺きとなっています。白井晟一最晩年の作品になります。現代主流となっている、無機質な工業製品素材で構成されたシャープなデザイン、あるいはフリーフォームデザインの建築とは違って、職人の手仕事がそこかしこに表現されている、建築家・施工現場・職人が一体となって作り上げた、ある意味今じゃ造り出すことが出来なくなってしまった建物だと感じました。写真をバシャバシャ撮りたい建物ではありましたが、建物内部の写真は不可の上、外観もあまりいい角度から写真が撮れませんでした。ただし内部はエントランスホールは撮影できたので一枚だけ撮影してみました。








GRANSHIP 静岡県コンベンションアーツセンター

2023年11月30日 23時04分24秒 | 建物
静岡市駿河区東静岡の「静岡県コンベンションアーツセンター」です。磯崎新の設計による建物で、外観は船をイメージしてて「グランシップ」という愛称が付けられています。地下2階・地上12階建てで延べ床面積は約6万㎡、全長は約200m、高さは約60mの巨大な建造物です。




松賀屋(旧塩田忠左衞門邸)

2023年11月24日 23時34分04秒 | 建物
三豊市仁尾町の松賀屋(旧塩田忠左衞門邸)です。明治後期から大正にかけて整備された建物になります。製塩業で財をなした塩田忠左衛門の屋敷になります。令和4年(2022)に国の有形文化財に登録されています。



仁尾縁「多喜屋」

2023年11月18日 23時36分20秒 | 建物
三豊市仁尾町の古民家宿泊が体験できる『多喜屋(たきや)』です。仁尾には、江戸末から昭和初期に建てられた建物が残り歴史的景観を今も感じることができる町です。多喜屋は、その街の中に建つ商家を修復し、瓦、なまこ壁、床板、建具など残せるものは極力残し、一棟貸しの宿として再生しています。





岩屋寺 大師堂

2023年11月10日 23時35分49秒 | 建物
岩屋寺の大師堂は正面に向拝を設けた銅板葺きの方形屋根の建物です。竣工は大正9年(1920)です。正面向拝の角柱を二本組にして、柱身にエンタシスを付け、柱頭部にバラと組紐飾り状の装飾を付けています。基本的には伝統的な寺院建築の構成を基本としていますが、軸部の構成や細部意匠に西洋建築のデザインが取り入れられていて、一種独特な空気感を醸し出しています。かといって、調和は乱さなく自然にまとめられていて、近代寺院建築を代表するものなのかと思います。平成19年(2007)に重要文化財に指定されています。設計は大蔵省臨時議院建築局技手であった河口庄一で、大工は窪田文治郎となっています。






古岩屋 大師堂

2023年11月07日 23時47分38秒 | 建物
こちらも古岩屋の遊歩道を歩いてたら、目の前に現れる『大師堂』です。小さなお堂ですが、礫岩峰にへばりついて建っている姿が、秘境感を醸し出しています。古岩屋は、県道12号沿いの部分は、観光客も多くてにぎわっていましたが、こちらの遊歩道側は、散策する観光客も少なくて静寂の中での風景を楽しめます。




富士山本宮浅間大社

2023年11月04日 23時10分27秒 | 建物
静岡県富士宮市の『富士山本宮浅間大社』は、富士山を神体山として祀る神社です。全国にある浅間神社の総本社で、富士信仰の中心地として知られています。境内地は2か所あって、本宮が静岡県富士宮市宮町、奥宮が富士山頂上に位置します。本宮の本殿は徳川家康による造営で、「浅間造」という独特の神社建築様式です。浅間造とは、社殿の上にさらに社殿が載った二階建ての建築様式で、神社建築としては特殊な形式です。この形式の本殿を持つ社は、全国に1300社以上あるなかで4社しかありません。




静岡県富士山世界遺産センター

2023年11月03日 10時39分16秒 | 建物
2017年11月に竣工した「静岡県富士山世界遺産センター」です。設計は坂茂です。展示棟、北棟、西棟の3棟で構成されてて、中央の展示棟は木格子で覆われた逆円すい形の特徴的なデザインとなっています。円錐形内側は、らせんスロープになっていて、壁面に投影される富士登山道の風景を楽しみながら富士登山を疑似体験できる仕掛けとなっています。螺旋階段を登り切った先にある屋上テラスからは富士山を望むことが出来ます。