朝夕は冬に向かっていると感じる寒さ。
イチョウやサクラは紅葉から落ち葉。もみじ園では紅葉の盛り。真っ赤な、手のひらのようなもみじにシジュウカラでもとまってくれたら。ふと思い出した 「ちはやぶる」
百人一首
「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは)からくれなゐに 水くくるとは」
先日、竜田川のほとりの道を車で走った。紅葉を楽しみながら。その時、この歌を想いうかべたが、最初の 「ちはやぶる」 が出てこなかった。
喉の奥に引っかかった気分で半日を過ごした。
現代語訳。
「いろいろと不思議なことが起きたという神代の昔でさえ、聞いたことがないほど龍田川が美しく染まるとは」
詠んだのは在原業平。イケメンで超プレイボーイで知られる男。生涯3千人を超える女性を愛したとか。
鳥のからみで言うと、この歌がよく知られる。
伊勢物語に出てくる和歌 「名にし負はば いざ言問はむ都鳥 わが思う人はありやなしやと」
この都鳥は、ミヤコドリでなくユリカモメとの話はよく使われる。
それにしてもこの男。超イケメンで人気者、歌もうまい。しかし失敗も多く斎宮に手を出したり左遷されたりする。
ちょっと前に流行った言葉でいうと 「ちょい悪るエロおやじ」
沖縄復帰の森に向かう階段で顔見知りの方に出会う。トイレ付近で、鳴き声で気付いたニシオジロビタキがこちらの方に飛んできたと。
結局、再び見つけられなかったようだが、昨日の私の観察もよく似ている。飛んで行った方向。
沖縄復帰の森やピースおおさかで見られない時は、音楽堂から市民の森辺りにいるのでは。
一方アカハジロは。
昨日は見られなかったので、今朝は飛騨の森側から観察。ホシハジロも多くない。一通り確認するも見当たらない。
やはり去ってしまったようだ。それほど落ち込むことなく次の観察へ。
一通り終わって、ベンチで飲み始めた時にメール。
北外堀でアカハジロ確認と。えっ! さっき居なかったのに。
昨日は観察できなかったから、今日もいないだろうと、外側からの観察をしなかったのが失敗。飛騨の森からでは真下の石垣付近は見えない。
今日も居ないだろうとの先入観。いただいたKuさんからのメール 「京橋口北外堀側直下に居る」
これを見た方は、昨日もいたんじゃない! あんたが見落としただけちゃうか!!
でもはっきり断言する。自分の名誉のためにも、昨日は居なかった。
1羽ずつはっきり確認した。石垣付近も見た。
もしも、昨日にアカハジロを観察したという人が出てきたら、それは私が観察した後に飛来したのだと言いきる。
次はオオバン。またまたびっくり。
東外堀で111羽。また増えている。南外堀は5羽。西外堀は27羽。内堀は2羽。北外堀は7羽。ここまでの小計は152羽。
昨日より若干少ないがこんなもの。で第二寝屋川へ向かう。桃園からのぞいてびっくり。走ってきた船の大きな波に激しく揺られて逃げもせず。
15羽を観察。合わせると167羽。もちろん前日に続いて記録更新。
もうすでに、オオバンを見て、感激する心を失っている自分。
オカヨシガモは計45羽。
ヨシガモは計14羽。
ヒドリガモは計193羽。
マガモは計3羽。
カルガモは計26羽。
ハシビロガモは計37羽。
コガモは計38羽。
ホシハジロは計64羽。
キンクロハジロは計58羽。
人工川で、目の前をカワセミが一直線に飛ぶ。通勤途上のサラリーマンが驚いたように立ち止まって目で追っている。
飛ぶ宝石と呼ばれるだけある美しさ。この方ひょっとして、バードウオッチングにはまるかも。
北外堀では、双眼鏡でカモを観察していると、その視野の中にカワセミが飛び込んでくる。
ハクセキレイは各所で16羽。
キセキレイは内堀で1羽。
城南地区でエナガ8羽の群れ。珍しく混群でない。数を確認のためしばらく追いかけているとようやくシジュウカラ1羽が。
サクラの木を動き回る。もう少し下に来てくれたら、色付いた葉も残っている枝もあるのにとカメラを準備して見ていた。
ツグミは各所で16羽。
シロハラは各所で9羽。
Kuさんから沖縄復帰の森でソウシチョウ4羽確認と。11月21日に観察されて以来時々見られている。
外来生物法による特定外来生物に指定されている鳥類5種 (カナダガン、ガビチョウ、カオジロガビチョウ、カオグロガビチョウ、ソウシチョウ) のひとつ。
生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの。
かと言って、見た限りでは美しいし声もいいし可愛い。当のソウシチョウは一生懸命に生きているだけ。最初に持ち込んだヒトが大きな間違いだった。
◎今日の素敵な鳥たち。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アカハジロ、カワウ、オオバン、オオタカ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、ユリカモメ、ニシオジロビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワセミ、ウグイス、キセキレイ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ソウシチョウ。
イチョウやサクラは紅葉から落ち葉。もみじ園では紅葉の盛り。真っ赤な、手のひらのようなもみじにシジュウカラでもとまってくれたら。ふと思い出した 「ちはやぶる」
百人一首
「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは)からくれなゐに 水くくるとは」
先日、竜田川のほとりの道を車で走った。紅葉を楽しみながら。その時、この歌を想いうかべたが、最初の 「ちはやぶる」 が出てこなかった。
喉の奥に引っかかった気分で半日を過ごした。
現代語訳。
「いろいろと不思議なことが起きたという神代の昔でさえ、聞いたことがないほど龍田川が美しく染まるとは」
詠んだのは在原業平。イケメンで超プレイボーイで知られる男。生涯3千人を超える女性を愛したとか。
鳥のからみで言うと、この歌がよく知られる。
伊勢物語に出てくる和歌 「名にし負はば いざ言問はむ都鳥 わが思う人はありやなしやと」
この都鳥は、ミヤコドリでなくユリカモメとの話はよく使われる。
それにしてもこの男。超イケメンで人気者、歌もうまい。しかし失敗も多く斎宮に手を出したり左遷されたりする。
ちょっと前に流行った言葉でいうと 「ちょい悪るエロおやじ」
沖縄復帰の森に向かう階段で顔見知りの方に出会う。トイレ付近で、鳴き声で気付いたニシオジロビタキがこちらの方に飛んできたと。
結局、再び見つけられなかったようだが、昨日の私の観察もよく似ている。飛んで行った方向。
沖縄復帰の森やピースおおさかで見られない時は、音楽堂から市民の森辺りにいるのでは。
一方アカハジロは。
昨日は見られなかったので、今朝は飛騨の森側から観察。ホシハジロも多くない。一通り確認するも見当たらない。
やはり去ってしまったようだ。それほど落ち込むことなく次の観察へ。
一通り終わって、ベンチで飲み始めた時にメール。
北外堀でアカハジロ確認と。えっ! さっき居なかったのに。
昨日は観察できなかったから、今日もいないだろうと、外側からの観察をしなかったのが失敗。飛騨の森からでは真下の石垣付近は見えない。
今日も居ないだろうとの先入観。いただいたKuさんからのメール 「京橋口北外堀側直下に居る」
これを見た方は、昨日もいたんじゃない! あんたが見落としただけちゃうか!!
でもはっきり断言する。自分の名誉のためにも、昨日は居なかった。
1羽ずつはっきり確認した。石垣付近も見た。
もしも、昨日にアカハジロを観察したという人が出てきたら、それは私が観察した後に飛来したのだと言いきる。
次はオオバン。またまたびっくり。
東外堀で111羽。また増えている。南外堀は5羽。西外堀は27羽。内堀は2羽。北外堀は7羽。ここまでの小計は152羽。
昨日より若干少ないがこんなもの。で第二寝屋川へ向かう。桃園からのぞいてびっくり。走ってきた船の大きな波に激しく揺られて逃げもせず。
15羽を観察。合わせると167羽。もちろん前日に続いて記録更新。
もうすでに、オオバンを見て、感激する心を失っている自分。
オカヨシガモは計45羽。
ヨシガモは計14羽。
ヒドリガモは計193羽。
マガモは計3羽。
カルガモは計26羽。
ハシビロガモは計37羽。
コガモは計38羽。
ホシハジロは計64羽。
キンクロハジロは計58羽。
人工川で、目の前をカワセミが一直線に飛ぶ。通勤途上のサラリーマンが驚いたように立ち止まって目で追っている。
飛ぶ宝石と呼ばれるだけある美しさ。この方ひょっとして、バードウオッチングにはまるかも。
北外堀では、双眼鏡でカモを観察していると、その視野の中にカワセミが飛び込んでくる。
ハクセキレイは各所で16羽。
キセキレイは内堀で1羽。
城南地区でエナガ8羽の群れ。珍しく混群でない。数を確認のためしばらく追いかけているとようやくシジュウカラ1羽が。
サクラの木を動き回る。もう少し下に来てくれたら、色付いた葉も残っている枝もあるのにとカメラを準備して見ていた。
ツグミは各所で16羽。
シロハラは各所で9羽。
Kuさんから沖縄復帰の森でソウシチョウ4羽確認と。11月21日に観察されて以来時々見られている。
外来生物法による特定外来生物に指定されている鳥類5種 (カナダガン、ガビチョウ、カオジロガビチョウ、カオグロガビチョウ、ソウシチョウ) のひとつ。
生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの。
かと言って、見た限りでは美しいし声もいいし可愛い。当のソウシチョウは一生懸命に生きているだけ。最初に持ち込んだヒトが大きな間違いだった。
◎今日の素敵な鳥たち。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アカハジロ、カワウ、オオバン、オオタカ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、ユリカモメ、ニシオジロビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワセミ、ウグイス、キセキレイ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ソウシチョウ。