山と”自己責任”  装備とウエア

2010-05-06 11:44:24 | 山のアレコレ
登山道は舗装されていない道。コケて怪我しても、そこは”自己責任”。

登山初心者に耳タコのセリフが”自己責任”です。

それはまぁ登れもしないような上級コースに、ついほだされてついていってしまい、 
登ったはいいが降りれなくなり、かといってツェルトなどの緊急対策も手薄だった、
という装備の不備な登山者が多いからのようです。

わたしたちのような”小心&軟弱者”は、南八ヶ岳に代表されるような難コースは
あんまり興味がないので大丈夫。

でも北横岳山頂付近で出会った女性二人のパーティは「剣でねぇ・・・」なんて
難易度の高い山の登頂経験をチラつかせ、どうしたのかしら・・・って感じでした。
難しい山が好きなら北横岳なんて初心者コースにいなくてもいいのにね。


■ 春の北八ヶ岳・・・ 装備は、行動食(笑)?

今回の装備はあらかじめ行きつけの登山ショップに相談してから行きました。

春の北八ヶ岳攻略のポイントは、「行動食を一杯持って行ったらいいよ」

後は 紫外線対策の帽子。上からの紫外線もですが、雪の反射もかなりキツイ。

あとはごく普通の登山装備で十分です。なにしろ2時間で山小屋着(^^)。

2時間程度の難所もないコースで山小屋着であれば、実はお財布さえあれば、
水も食べ物も手に入るのですけどね。 

結局、SOYJOYやカロリーメイトは食べることなく、チョコがもっぱらおやつとして
活躍しました。あとは甘くしたアールグレイ。これは美味しかった。

万が一、怪我などで時間がかかってしまい、日が翳った場合に備え、ヘッドライト。
春の変わりやすい天候変化の雨に備え、合羽。

でも出番なし。 合羽って1万6千円もしたのに、まだ一回も登山で着たことがない・・・。

■ あったら楽しい道具

あったら楽しかったなーと思うのは、バードコールです。春の山はまだ木に葉っぱが
ついていないので野鳥観察に最適なのです。

すれ違った人たちは30Lくらいの荷物を背負っていましたが、わたし達はほんとに
軽いデイバッグで水筒やカメラの重さだけ(^^)。

登山の装備で何が「自己責任」か・・・?多分それは緊急避難用具です。

車のアクセスからそう離れないのであれば、捻挫して動けず待機しないといけない場合に
寒さ避けにツェルトくらいを持っていれば、万が一にも対応できそうです。


■ 登山ウェアは、蒸れとの戦い

パタゴニアのショーツは高いけれど最高!です。

速乾性下着は、ラン用のものをジムで一枚購入していました。そっちはセールで1300円。

バレエでも使えるし、と普段はジムの活動で使ってみたのですが、
普段の無印良品のコットンのショーツとの違いをさして実感することもなく・・・
強い風のないインドアの運動では速乾性衣類の”冷えない”というありがたみは薄れるようです。

アウトドア、残雪の春山では、気温は夏&路面は冬、という状況、けっこう汗をかく。
その上に風が吹くと冷えるのです。

コットンのTシャツなんてじっとり重くなったので脱いでしまいました・・・。
ユニクロのフリースも暑すぎて蒸れたので脱いだのですが、腰に巻いて腰の保温に
役立ちました。

実は、もし入湯客が少なければ、本沢温泉に水着(のように見えるアンダー)で入ろう!
と思っていたので、パタゴニアのアンダーウェアを新調していったのです。

結局大学生男子5人を前に入湯は敗退しましたが・・・(^^;)

パタゴニア、3000円もするけど、エライ!汗をかいても全然サラサラ!の上、かわいい!

登山ウェアってどれも高いんですよね。そもそも初心者コースしか登らないし、
その価格の価値がイマイチ実感できない上、たくさんの種類がありすぎて
何を買っていいか分からないのです・・・

そんな中で、値段なりの価値を感じたウエアはパタゴニアのアンダーウェア。

他の登山メーカーのはダッサイので、アンダーはパタゴニアがオススメです。

あと手袋はわたしはホームセンターで買った、あったかそうな毛糸の手袋をしていたのですが
暑すぎ!登山では基本、運動中なのでカラダという内燃機関を抱えているわけなので
気温が低くない登山では手袋は薄手でいいんですね~。やってみてわかった。

夫は3000円もする高級?登山用手袋でしたがそっちが快適そうでした。



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