A letter from Osaka Tanihachi @Small Town

家族への公開書簡
Life Shift From Big City to Small Town

家庭内日米摩擦?

2010-01-16 02:15:28 | Diary
今、留学に関する本を読み終えて、ひとしきりこの1年を振り返って
私たち夫婦におきたことは、日本と西洋的な価値観の齟齬のような気がしています。

■ A shake of 価値観

去年の今頃、私は大きな価値観の選択に見舞われました。

二つの仕事が同時に振ってきたのです。
ひとつは私が心からやりたい!と思う仕事でまったく赤字。
もうひとつは今までやってきた実績がある仕事で自信もあればお金にもなる仕事。

もう、神様のいぢわるっ!って感じです。お金になる仕事が少しずれていれば何も
問題ないのに・・・最初は両方取ってやる、と思いました。けれども時間的にも体力的にも
両方は無理だと判明し、どちらかを取らねばならない・・・。

・・・そして、私は赤字を取ったのです。これは夫のサポートがあったからできたことです。

この事件で私が学んだことは自分の本質でした。私は、(やりたい&赤字)を幸せだと
感じる人間なのだ、ということです。(できる&黒字)では幸せにはなれない。

そして、これは大きな転換点でした。

■ オーストラリアへ導かれたこと

どういう因果か分かりませんが休暇はオーストラリアへ行きました。たまたま夫の休暇が長く、取れたので、今しかない!と。妹の様子を確認したかったのです。

そこで何か第六感のようなものを感じました。確信というか・・・ 私が望むこと、やろうと
することは夫を含め家族を幸せにする、と確信したのです。個人の幸せと家族の幸せは
齟齬を起こさないだろう、と。

■ 問題解決 の方法が違う…

問題があった場合、私はそのことについてすぐ当事者間で話すのが、いい解決法だと思っています。

黙って我慢している、という人は多いようなのですが・・・私に言わせれば我慢してもらっている
かどうかどうして相手に分かるでしょう?大抵の西洋人も私と同じに感じるでしょう。

逆に夫は「どうして言わないとわからないのかなぁ」です・・・(^^;) 私は言わないと全部
分からないを前提条件にして生きていますから、言えば分かる、と思っています。言わないのは怠惰のしるしです。

私は転勤主婦という立場に行き詰まっていました。

すぐさま私は自分の困った状況を夫に相談しましたが、聞く耳を持たないのです。
だから私はとても怒りました。約8ヶ月も怒っていたのです。怒りを表すためにあらゆる努力をしました。

そうしてやっと夫には私が危機的な状況にあると分かってもらえたようです。

夫と私の差はこんな感じです。

私) 愛情表現はハグする、キスする、手をつなぐ
夫) 手をつなごうとすると手を離してしまう 

私) 食事はコミュニケーションの時間、大事にする
夫) 食事は食べるだけ。おいしいかおいしくないかも言わない

私) 問題があったらすぐに改善を求める (くさいとかすぐ言う)
夫) 見て見ぬ振りや我慢で済ます (きっと向こうも色々我慢しているはずなんだし)

私) 私が自己申告したことをやってくれるとうれしい、察してくれなくていい
夫) 察してやってもらうとうれしい

私) 自分のことをまず説明する そして相手が同じように返してくれるのを待つ
夫) 相手のことを黙って察する そして相手が同じように黙って察してくれるのを期待する

私) 原因を解決しようとする
夫) 対処療法しようとする


私は自分が特別な感じ方や考え方でやっているとは露にも思っていなかったのです。

でも少し違和感はありました。たとえば、夫を会社まで送っていくとすごく感謝されます。
私から見れば、車は一台しかなく、車がないと何もできない土地柄にすんでいる限り
私が車を使うニーズがあるときに夫に便宜を図るのは当然です。 感謝されるほど
すごいことではなく、協力する、という当然のことをしているだけ。だから夫がすごく喜んで
くれたり、隣の奥さんが「そんなことまでするの!!」と驚いても、こっちが驚き!です。
それくらいで?!

しかし、逆に、たとえば私が夫に生活費を出してもらうのに「妻の権利です」というと、夫は
怒ります。上から目線だ、というのです。なぜ「お願い」とか「こうしてほしい」とか言わないのか?
というのです。 私の立場からは、夫婦は、対等なのになんで「お願い」?って感じです。転勤についてきたのになぜお願い?!トーゼンのことにお願い?!

また夫は、私が謝らない、といいます。自分の非は認めず相手の非は責める、と。
でも、私からみると私は謝るときはサクッと素直に謝っています。そして次にどうしたら
同じことにならないか考えて提案します。 間違いは誰にでもあるのですから、
後には引きづりません。そんなこと覚えているより前進したほうがましです。

ところが、夫は逆にそうした知識を蓄積しておいて、傾向と対策を勝手に自分の中で
練っているのです・・・たとえば私は間違いを指摘すると怒る性格なのだそうです。
だから、黙っていることにしよう、という対策を練ります・・・。

こうした問題解決法もまた、火種です…
なぜなら、そういう対策で黙っているという選択をした時点で、私の間違いや欠点を助長しているも同然で共犯だと私には思えるのです。
私はムカついても指摘してもらうほうがいいのです。私はわだかまりが大嫌いです。

たとえば夫は私が余分なお金を勉強に使っているのを快く思っていませんでした。
ならば、なぜそう言わないのでしょう?言わなかったのだから、私は夫はそうした
私を認めているのだと思っていました。我が家はダブルインカムが長かったので、
インカムは別々に勝手に管理していたのです。夫は自分だけが貯金担当でずるい、と
思っていたようです。

ならばそう言えば、そのうちいくらが私の生涯学習に使えるのか?相談ができたはずです。
言わなかったのは自分の責任、そう考えないのか?それが私には謎ですね。

私に言わせると、離婚するとでも言わない限り、資産管理の2分の1の権利を
夫が手放さないのは、人間として信頼もされていないし、妻としての地位も敬意も
与えられていない子ども扱いで、一生このような従属的な扱いを受けることに甘んじる
ことはできないと私は思いました。

・・・このように、私と夫の感じ方の差は、ほとんどそのまま日米文化差、なのです。

私こそは日本文化を学ばないとイケナイ人ですね…(失笑)

■ 日本に生きるのがツライ、unappreciated

振り返ると、私は日本しか教育を受けていないにもかかわらず、ずっとこの文化差の
居心地の悪さを感じて成長しました。

まずもって小学校で女の子たちが連れ立ってトイレ行く時点でもうダメなのです・・・
だから、男子とばかり遊んでいました。小学校でも中学校でも勉強というのは
自分を守る盾でした。実力でドアをこじ開け、居場所を作ってきた感じです。
委員長は小学校1,2年を除いて高校まで毎年、生徒会をやるなど私はそれなりに
有名な生徒でしたがそれは実力(学業)による先生たちの庇護があってこそでした。
いじめにも合いましたがそのときも周囲の人間関係というより、それまでの実績
でできた評判が私を守ってくれたのです。

こういう風に社会不適合をなんとかごり押しでやり過ごして大きくなったので、二十歳で
アメリカへ行ったときには水を得た魚のようでした。

それから帰国して社会人になり出張で海外へ行くと、必ずそこで誰かれかに感謝されたり、
私だけ休日に自宅に招いてくれたり、うちで働かないか?と誘われたりです。

大学時代もベンチャーやっている外人に誘われたり、外人さんは私を見ると
ピンとくるらしいのです。

海外出張では食事にお金を使ったことはありません。必ずちょっと世間話でも、と話を始めた
男性が必ずおごってくれるからです。向こうの人は食事で会話を楽しむので
会話ができてうれしかったから、と言われると、そうかな、って感じでおごってもらうのも
気が楽です。議論好きだし相手からみれば私はすごく分かりやすい人なのです。

ところが夫はそういう部分ではぜんぜん私の良さを感じてくれない。
私の最大の強みであるのに、その辺は彼にとってはどうでもいい資質なんですよね・・・。
食事中は黙っています。食事中だけでなくほかの時間も黙っています。

私にとっては・・・、日本語ではどういうのかしら?unappreciated と感じます。
夫だけでなく、社会全体から unappreciated と感じ続けるのが日本での私の時間です。

なんか嫌みな言い方になってスミマセン。しかし、ぴったりの言葉がないのです。

I am unappreciated here、まさしくそれが、私が生きにくい理由です。

ジャンル:
ウェブログ
キーワード
オーストラリア 傾向と対策 手をつなごう
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