DEAD MAN WALKING

骸が動いたのだ。儲け物と思え。

祝福を待ちきれず闇に堕ちないで

2017-10-08 17:20:04 | 日記
こんばんよう。
下郎です。


大学時代のゼミの三世代同窓会に参加しました。
僕は中間の世代で、僕達の上下世代を呼んだ同窓会というわけです。

このゼミは、先生もそれなりの権威でぶっちゃけエリート集団の集まりみたいなゼミなのですが、謙遜でもなんでもなく、どうせは入れないと
勝手に諦めたエリート達が避けた結果生じた、たまたま空いた空席に僕が入ってしまい、
アルテマ級劣等生である僕が劣等感と孤独感に苛まれ、同時に家庭が地獄に変わってしまい死んでしまいたいという気持ちを持ちつつも抗い生きた、そんな
二度と触らないよう大切に大切に心の押入れの最奥に締まった
ステキな思い出が詰まった最高のゼミです。

どいつもこいつもどなたも輝きに満ちた人間性を持っており、繰り広げられる会話の内容も
ハイリテラシーかつ意識の高いものばかりで、
心の中に粗大ゴミばかりが詰め込まれた下郎には発言できることすらままならない、そんな感じでした。当時から。

今はというと、僕はこのゼミにおける人間関係を意識的に避けてきた為、どこまでおぞましい差が口を大きく開けているか、想像もつきませんでしたが、結論から申し上げまして
僕は自分をかろうじて人間だと思っていましたが、ぶっちぎりでゴブリンでした。
あの人達を人間と定義するなら、僕はゴブリンか、あるいはトロール(ベルセルクに出てくるやつ)でした。

輝きに満ちたあの場に6時間存在していた闇側の生命体である僕は、さながら太陽に近づきすぎたイカロス、実際そんな高尚な存在ではないので言い換えるならブレイドにあの注射器を一万発打ち込まれ続けたモブ吸血鬼という感じでした。
吸血鬼を日焼けサロンに閉じ込めるような地獄の中で、それでも僕は人間のフリして生き延びました。しかし、致命傷もたくさん負いました。そんな1日について綴っていきます。


もともと僕はこの会に参加する筈ではなく
友達が共通の趣味(下郎も共通)で知り合った野郎とのお近づき飲み会で先方がドタキャンした為、空いてしまった予定を2人揃って埋めるべく同日開催されていたこの同窓会にドタ参加するという運びとなりました。(友達も同じゼミだったのです)

僕は内心あんなインスタ映えした人生を歩んでる方々の会には参加したくはありませんでしたが、今の僕を殺すチャンスと捉え、参加する事にしました。
(実は今年のGWにもゼミの先輩の結婚式二次会に(自殺目的で)参列し、圧倒的な輝きに当てられながらもあれはあれで先輩がMs.◯◯という次元の違う存在だった為軽傷で済みました。結婚式という実感の遠いイベントだったのも、助けになったかもしれません。)

同窓会一次会はキリン(あのビールの会社)のオシャレなお店という、群抜にインスタ映えしそうなロケーションにてスタートしました。
思いの外参加者は少なく、下の代は0人、同期は遊ぶ予定にしてた友を含め4人、先輩も4人。席も代で別れてたのでイタズラに心をすり減らす事もありませんでしたが、同期の女の子方はやれ婚約彼氏海外旅行だで大変レベルの高い会話を繰り広げ、隣の先輩の席でも結婚、出産だのという大人な会話が繰り広げていました。
TPOに見合った話題を持ち合わせていない僕は建築現場で中国人が情熱的な歌を歌いながら僕の行く手を阻んでいたという需要皆無の話題しか提供できず、あとは相槌マシーンと化していました。

端的に申し上げましてすごかったです、皆さん人生をしっかり設計し、積み上げているという感じがありありと見られました。僕のように嵐のように降りかかる理不尽に殴られ振り回されながら膝をついて這いずり回るような人生は歩んでいないようでした。皆さんそれぞれに理不尽と戦い、抗い、心の地図の指し示す場所へ向かう力がある。
そう感じました。
僕は心の羅針盤をとうの昔に破壊されているので、感心するばかりでした。
相槌打つことしかできなかった。

二次会は生存難易度がグンと上がりました。
ほぼ喋ったことのない後輩4人が逃走中のハンターの如く追加され、席は横2列、トイメンに座る形で、同期は片側に一列。
嫌でも先輩か後輩とトイメンで話さねばならない状態。地獄でした。会が始まる前に逃げ出すことを何度も考えました。
僕にはインスタ映えする話題が一切ないからです。
正面には、最近ママになった先輩、これがまた非常に強気で人生は楽しまなきゃ損!!という感じがすごいする漫画の登場人物みたいな先輩でした。

僕が何故このゼミの集会に参加するのが嫌かと言うと理由は大きく分けて二つ、一つは
皆立派過ぎて劣等感がパない
ことと、
提供できる話題が一切ない
ということです。
どう過ごしたらいいかわからない。

正面に座っていた先輩は僕の隣のチャラ友に対してズバリ言うわよしまくっており、僕は相変わらず相槌マシーンに徹していたのですが、僕を見るなり次は君だよ?と釘を刺してきました。
僕はこれには大変驚いており、
こうした会においての楽しい時を過ごす最低条件とは僕と話さない、関わらない事なのは今迄の経験上、それなりのコミュ力を持ち合わせた人なら目と肌で瞬時に判断すると思っていたからです。
さすがママ先輩は違いました。コミュ力モンスターだったのです。
ズバリ言うわよかつオラオラな先輩というイメージを引っさげて周囲を盛り上げていましたが、この先輩はその輪の中に僕すら入れようとしていた。煮ても焼いても食えない僕を、料理しようとしてくれた。
大変驚きましたし、嫌味ではなく感服しました。こんな人、そうそうお目にかかれる事ではありません。
結婚してるだけあります、なんて懐が深いのでしょう。
先輩には、(恋愛方面には)興味もなさそうで悩みもなさそう、でも3〜4年後には彼女できそう。などの金言を頂きました。
なんの救いにもなりませんでしたが、大変ありがたい事でした。
心を完全に閉ざしている僕にそこまで言えたのは先輩が初めてでした。
あれだけオラついていたのに、帰り際に下郎君の面白さを引き出せなくてごめんなさいとお謝りになっていました。
とんでもない話で、トイメンに座っていたからと言ってわざわざ下郎に関わろうとしてくれた事自体がレアな経験でした。
懐が深い、いいお母さんになると思います。頑張って頂きたい。
しかし、僕はトチ狂っていたのでとんでもない、またチャレンジしてみてください、ありがとうございましたなどと上から目線の返事をしてしまいました。距離感の掴めていないコミュ障は時にこういった「は?」と返したくなるような返事をします。本当に度し難いです。

話を変えると、こうした会にありがちなこの中から選ぶならどの男子?系列のクソみたいな問答も展開されました。選択肢は僕の代の男子。僕を含め三人しかいません。
僕はこれ系の問答が大変苦手で、気を遣われて選ばれるのも、触れられすらしない事も、マジで選ばれないのも全てのパターンがだからです。どう足掻いても、絶望なのです。
僕が露骨に嫌な顔をしたせいか、女子方はチャラ友はないな〜、もう1人はもっとない、というような発言で周囲を笑わせていました。
触られすらしないパターンでした。
以後これ系の問答に巻き込まれない事を切に願います。僕はもう昔みたいに憎しみをしまい切れない。

なんやかんやで必死に人間のフリをし、気が保たなくなったら外へ出て喫煙して時間を稼ぐなどしてなんとか生き延びたのでした。

その後なんと三次会というボーナストラックがありましたが、僕の精神は疲弊しきっていた為、挨拶もそこそこにさっさと消えました。
見た所参加者は後輩の代のびっくりするほどのチャラ男(コミュ力モンスター)+僕を除いた僕の代全員。
僕はこの中で生き残るのは不可能と判断し、夜の闇に消えました。
半端ない劣等感でした。本当に鬱になりそうだった。
僕がこんなに必死に生存しようとしている中を平気で生きてられる、ものすごい技とパワーでものすごいコミュニケーションを繰り広げる人達がアラウンド同年代、しかも同じゼミにいる。
僕が今迄してきた事はなんだったんだろう、そう思って30分ほど駅前のベンチに座って斜め前に視線を下ろしていました。

生き方そのものを、僕は間違えていた。
目的の通り、今の僕を殺す事は半分以上成功しました。しかし、その先の新しい僕はどこにもいませんでした。あるのは半分亡骸と化した自分のみ。

僕の中には、あの人達をノせられる話題は一つもない。
苦しみに耐え、やりたい事をやれない人生。人生を最大限楽しもうと努力している皆とは根本から違う。僕から吐き出される言葉にはなんの力もない。
ゼミの同期は友達だと思っている。得難い存在だとも。
しかし、俺はいない方がいい、最後の最後、疲れた僕はそう判断してしまいました。碌な挨拶もせずに去ってしまった。

本当に、どう生きたらよかったのかわかりませんが、想定よりはるかに人間としての質に差ができていました。後輩達すら、僕よりはるかに上質な人間達でした。
僕はどうしようもなくゴブリンだった。

生き方そのものを変えたい。
と、今迄何度も思いましたが、ここにきて漸く理解しました。
僕はどうしようもなく闇の魂を持っていると。
どうしようもなく闇属性なのに、光属性のフリをしようと努めていた。
きっと参加者達にも伝わっていたのでしょう。僕が必死にフリをしていたことを。
家庭が地獄に変わって絶望しきっていた僕の過去を知ってる人たちは、すごく恐る恐るですが元気そうでよかったと言ってくれました。
恐る恐るなのは、そうじゃない可能性もあるからです、でもそう言わないと、参加者の1人である僕が元気そうでないとこの場が光属性にならないのです。
久しぶりの同窓会、光属性でなくてはならないのです。とてもよく理解していたつもりです。
だから、元気そうに振る舞いました。
仕事も崩れてきて、生活、家庭、人間性、全てが崩れていますが、僕は元気という設定でいきました。光属性に話題も合わせようとしました。
きっと無理だったのです。僕はどうしようもなく闇属性でした。

思えば今迄の人生もそうでした。自分の属性に合わない光に混じろうとして、光属性の存在になりたくて、色々努力した。けど、混じる事はできなかった。
その度、僕の闇は濃くなっていた気がします。

僕はどうしようもなく闇属性。痛みを抱えて、満ちることのない穴あきの心を抱えた欠陥品。
それならそうで、今後は闇属性であることを表に出して光属性が楽しめるよう適応させて行こうかな、そう思いました。

弱っちい生き方はもう嫌だ。もう光に迎合しない。都合のいい人間でいるのもやめだ。
少しずつ、自分の輪郭を正しく認識して、生き方を合わせていこうと思う。
ここまで書いて本当に思う、よくここまで卑屈な人間性を構築してこれたと。

ここまで耐えて読んでくださった方々、ありがとうございました。まっすぐ生きましょう。
それでは。
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