慢性好酸球性肺炎・好酸球性副鼻腔炎 闘病日記

同じ病気でお悩みの方の参考になればと思い始めました。

糖尿病予備軍の方へ ~自己血糖測定のすすめ~

2015-09-09 15:55:46 | 医療機器
ステロイドを飲んでいるので、糖尿病には気をつけなくてはいけない。
病院ではいつも血糖値だけを測ってくれている。空腹時とは言っても朝食食べて2,3時間たったときの血糖値だ。いつも90台。HbA1cは時々しか測っていないけど、いつも基準値内。安心していた。


薬局に実習生が来ているので、血糖値測定器を卸から借りて測らせた。自分も測ってみた。たまたま昼食後1時間後に測ったら180もあってびっくり。これはまずい。食後の高血糖は血管を傷つける。食後血糖値の管理に関するガイドラインというのがあるので見ていただきたい。食後2時間の管理目標は140だ。これを目指す食生活を心がけるべきだ。
空腹時の血糖値とHbA1cはよく血液検査で測るが食後2時間の血糖値はなかなか測れない。実は何年か前に私は自分ように血糖測定器を買って、いろんなものを食べた後に測ったことがある。スパゲッティを食べた後に170くらいになったのが最高だったと記憶している。その後は、針もセンサーもなくなってしまったので、測っていなかった。今回のことをきっかけに「おたく魂」に火がついてしまったので、針とセンサーを買ってさっそく昼食後の血糖を測ってみることにした。ステロイドを飲んでいる場合、午後の血糖値が上がりやすいのだそうだ。きちんと記録してなかったけど、昼食にカレーをいきなり食べたときは食後1時間で200を超えた。カップ焼きそばも200超え。そして、サラダとか野菜類をさきに食べてから最後にごはんを食べるようにしたら、150位。本当は食後2時間で測りたいが、仕事の関係上1時間弱が精いっぱい。昼食前はいつも90前後。
あるとき、薬局スタッフで食事に行った。中華のコースを午後5時から食べ始めたので、測定器を持って行った。コースの途中で血糖値をこまめに測ったが、食事中はずっと100-120。2時間位時間をかけて食べた。食後も上がらなかった。コース料理は血糖値を上げないようによくできていると思った。

世の中で、言われていることは正しい。食事はゆっくり、サラダ等の野菜を先に食べ、最後にご飯を食べると血糖値の上昇が抑えられる。これを血糖測定により実感できる。若い実習生は食後の血糖値は120くらい。食後に私のように上がるのは、糖尿病の予備軍だからだ。興味のある方は是非血糖測定器を使って測って欲しい。すぐ使えるセットで1万3千円くらいから。ネットで購入するのが良いかも。本体は高度管理医療機器なので、許可が必要。大きな薬局でしか取り扱っていないと思う。
糖尿病予備軍と思われる方には是非、食後の高血糖も管理して欲しい。お金はかかるし、痛いけど。自分はどういう食べ方をしたらよいか、何を食べるべきか、測定器が教えてくれます。そのためにはこまめに血を出して測らなければいけないけど、きちんと管理したい人にはおすすめです。

吸入指導(スペーサーについて)

2012-10-06 22:03:39 | 医療機器
今、プレゼンのために猛?勉強中。吸入指導に関する本を取り寄せて読んだり、ネットで検索したりしている。通常の仕事に加えての勉強なので、遅々として進まず。吸入ステロイドのエアゾール剤のスペーサーについて調べた。私自信もスペーサー愛用者なので、とても気になる。
現在無償のスペーサーは、オルベスコのみ。キュバールのデュオペーサーは今年の4月からは供給を停止してしまっていた。幼児用のマスク付きのがなくなってしまったのでとりよせようとしたら、メーカーから供給停止と聞かされた。あらら、どうしましょ。次からは、有償のエアロチャンバープラスになってしまうのね。
これをネットで買うと、楽天市場で、1750円+消費税(大人用・マウスピース型)。問屋で買うとこれより少し安いので、問屋から買う事にした。今度のプレゼンで、みんなに見せようと思っている。マスク付きはもっと高い。3000円以上するのだ。次回から、2歳の可愛いうちの患者さんにもそれを買ってもらわなきゃいけないと思うとちょっと心が痛む。スペーサーを無償提供しなくなったのは、アレルギー学会で、エビデンスがないから・・・と言う理由らしい。オルベスコの無償提供もいつまで続くことやら。
さて、このエアロチャンバープラス。結構優れもの。どのデバイスでも合うのだ。差込口は長四角の形なんだけど、ゴムでできているので、オルベスコのような丸い形でもきちんと収まる。しかも吸い込む速度が速いと、ビューと鳴って教えてくれる。口の中に直接スプレーすることもなく、でもちゃんと薬剤は肺の中に入っていく。高いなりの価値はありそうだ。

この他に、オプティヘラー、ボアテックスがあるが、一番汎用されているのがエアロチャンバープラスのようだ。
このところ、喘息患者が増加している。急に涼しくなったからだろう。80歳過ぎてから初めて、オルベスコを使う患者さんが立て続けに2人も来た。2人とも私が吸入指導をした。紙を見せて説明。自分がやって見せて、本人にもやってもらう。丁寧に教えたつもりだが、若い人は1発でできるが、年寄りは難しい。とりあえず、無償のスペーサーを渡して実際に吸ってもらったが、吸入速度がよくわからない。1人は空気を吸っただけでも、気道過敏で、咳が出てしまう。息止めも口は閉じていても、鼻から既に抜けているような感じもする。2人ともきちんと吸えているのか不安が残る。
この2人には本当はエアロチャンバープラスを買ってもらいたいがなかなかそこまで言えない。とりあえず、1、2週間後にもう一度薬局まで来てもらうことにした。吸えていないようなら、買ってもらおう。

さて現在の私の病状は、肺は調子良い。鼻は分泌物が多い。耳は多少つまりはあるが、ひどくはない。プレゼンのプレッシャーで、動悸が絶えない。朝も早く目覚めて、あれこれ考えてしまう。安定剤をもらって飲んだほうが良いのかもしれない。このストレスで、好酸球がどのように動くのか。気になるところである。

アキレス腱断裂でお世話になったものたち

2012-07-31 23:02:55 | 医療機器
今日は、アキレス腱断裂でお世話になったものたちについて、感謝の意味を込めて、写真付きで紹介しますね。

写真上の丸い青い輪っかがついたビニールは、「シールタイト」。お風呂にはいる時に大変お世話になったものだ。約3千円。ネットで購入。
今は、足を怪我した長女が、お風呂に入るときに使っている。水色の丸い穴のあいた部分が、ゴム製で、ここから足を入れる。ちょっときつく締めつけられるが、不思議と水が入って来ない。湯船には入れた事はないが、多分水は入って来ないんじゃないかな。
左のブーツみたいなのが「装具」。わざわざ型をとって、オーダーメイドしたので、約5万4千円もする。でも、健康保険組合に申請して、7割分は戻してもらった。ギプスを外したあとにつけるもので、取り外しのできるギプスって感じ。かかとに5枚のフェルトのようなものが入っていて1週ごとに1枚ずつはがしていく。すると自然にアキレス腱が伸ばされて、リハビリになるのである。必要以上にアキレス腱が伸ばされないので、再断裂も防ぐわけである。
これ以外は写真に取らなかったが、「ギプスシューズ」(約2千円)と2つの椅子たち。それから、サポーターの「ザムスト」(約3千円)。
「ギプスシューズ」はギプスをしていても、その上から履けるちょっと大きめのサンダル。外を歩く時はギプスや装具が汚れるのを防いでくれた。断裂後、情報を得るためにネットで調べて、断裂した日にすぐに「シールタイト」とともに注文しておいたので、2,3日で届いて、すぐに使う事ができた。
サポーターは暑くなってきて、締め付けたあとが痒くなったので、使うのをやめてしまった。でも、もうサポーターをしなくても、大丈夫って感じ。テニスをする時は、使おうと思っている。9月に入ってからね。

興味のある方は、カテゴリー、「アキレス腱断裂」でさかのぼって読んでください。