le drapeau~想いのままに・・・

今日の出来事を交えつつ
大好きな“ベルサイユのばら”への
想いを綴っていきます。
感想あり、二次創作あり…

SS-26~ 眼差し② ~

2017年05月06日 00時36分14秒 | SS~眼差し~

~ 眼 差 し ② ~


握りしめた拳を震わせながら、諦めたように呟くアンドレに、伯爵夫人はまたしても扇の動きを止めた。そして、
「……そんなに連隊長がお好きなのね……」
その言葉に、アンドレは無言を貫いた。
「もう、そんな隠し立ても必要ないでしょう? 私はいつもあなたを見つめていたわ。だから、あなたの眼が誰を追っているのかすぐに分かった」
そう言いじっとアンドレを見入っていた視線を外す。その通りだろうとアンドレは思った。アンドレ自身、常にオスカルを見つめていたからオスカルの視線が事あるごとにフェルゼンに向けられている事に気づいたのだ。

身分のある者が立っているのにいつまでも腰かけているわけにもいかないと、アンドレは立ち上がろうとしたが扇で軽く制される。挑発するかのように微笑みながらも夫人は、茶に近い地色に濃い緑の小花を散らしたデザインのローブを指先で摘まむ。アンドレは、顔の正面でローブの裾が翻った時そのデザインに気づいたが、厭味な趣味ではないと初めてそう思った。
夫人はゆっくり歩を進める。場にそぐわないほど大きなダイニングテーブルがある他は、調度品もそう多くはない部屋の中央も越し、決して明るいとは言い難い中庭に面する窓辺に立つと、視線を外に向けた。アンドレから顔は見えなくなったが、右手指を唇に当てている様子が窺えた。何かを考えあぐねている気配が後ろ姿から伝わって来る。
オスカルも考え事に集中する時に、よく右の親指の爪を噛んでいる事を思い出し、ハッとなった。何をどうしても、自分の思考は全てオスカルに繋がって行くのだと諦めにも似た感情がアンドレの脳を支配していた。

伯爵夫人の次の言葉を待つべくちょっと尻を動かしたちょうどその時、先ほどの侍女が菓子とカフェを載せたトレイを掲げ入って来た。会話が途切れるタイミングを待っていたに違いない。
侍女は背中を向けたままの雇い主にひと言告げ何やら指示を受けると、部屋の中央に座す似つかわしくないほど重厚な雰囲気のドローリーフテーブルに皿を置き、下がって行った。
夫人はクルリと向き直ると、
「さあ、こちらに来て召し上がれ」
先程までとはまた違う柔和な表情で、壁際の肘掛椅子に腰掛けるアンドレをテーブルの方に来るようにと促した。
両の大腿の上で拳を握りしめたままのアンドレの表情は変わらない。
「ほら、アンドレ。……言ったでしょ? 私は今日を限りに参内しませんって……」
調子が狂ってしまうほど雰囲気が違う。

見るとはなしに、皿に載った切り分けられたクグロフに目を移す。ここにも王妃の威光がある。嫁ぐ際に母国から持ち込んだこのパン菓子はすっかりヴェルサイユに根づいたようだと、アンドレは緊迫した中で妙に冷静に物事を分析している自分が不思議だった。
じっと皿を見つめているアンドレの、対称の位置に夫人の分の茶器が用意されている。腰掛けた夫人が言う。
「先ほど、知人が持って来て下さったのよ」
何やら意味深長な言い方だなとアンドレは思ったが、席を移動する事はせず、夫人の続きの言葉を待った。
「今、あなたがこのお菓子を睨んで思った事を言い当てましょうか?」
またもドキリとするような事を顔色ひとつ変えずに、
「……私達が日常にいただくお菓子までがアントワネット様の影響を受けている。……そう考えたでしょう?」
図星だ。勿論、アンドレは素知らぬ顔を通す。

「ジャルジェ様では、クグロフを作るだけの担当もおいでだとか……。連隊長は、この手の甘い物がお好きでしょ? 酒豪と聞いていたけれど、軍人としてのおつき合いも大事。……それと別の所では王后陛下のお茶のお相手もしなければならない……」
伯爵夫人が喋っている間、アンドレは不思議な気持ちだった。言っている内容は、少なくともオスカルに関する事柄は何の誇張もなく、すべて真実だ。
「きっと今頃は連隊長も陛下に促され、これと同じ店のクグロフを召し上がっているわ」
「えっ!?」
「同じ時刻に同じ店でひとつのボウルの材料を二つに分けて作られたクグロフ。ああ、正しく言うなら“作らせた”なんですけれど……。ひとつは陛下に、もうひとつは私の元に……ご献上などというめんどくさい形を取らずともお渡しする事が可能ですわ、あの方なら……」
王后が口にする物を毒見もしないという事。そして、同じ物がこの伯爵夫人の手元にあるという事実。

アンドレは夫人が嘘をついているとは思わなかった。先ほどから嫌というほどその洞察力をつきつけられている。ただ、何やら訳の分からない状況に置かれてしまっている事だけは自覚できる。
静かに立ち上がるとアンドレはテーブルに近づいた。
菓子ひとつの事に、なぜこんなに心が落ち着かいのだろうと、妙な不安を感じていた。
「……毒を盛るどころか……」
腰かけるアンドレを満足そうに見つめ、第三者が聞いていたらそれだけで捕まりそうな事を平気で口にする。
「あの方が持ってきたお菓子なら、王后陛下は何の躊躇もなく召し上がるわ。そう滅多な事ではないけれど……」
言いつつ、アンドレよりも先にまずカフェを口にする。
「さあ。早くしないとカフェが冷めてしまうわよ」
促され、慎重にそれを口に運んだ。続けて、クグロフにフォークの先を通す。その瞬間にふわっと漂うブランデーの香りにほんわりと頭の中を空っぽにする。
「お分かりでしょ?」
「……はい……」アンドレは慎重に、「レミーマルタンかと……」
菓子から漂うほんのわずかな香りだけで銘柄を言い当てる名門ジャルジェ家の従者にさすがねと呟き、夫人は満足そうに頷くとつけ加えた。
「ルイ13世……」
アンドレは絶句した。菓子の香りつけに使うアルコールの高価さは勿論だが、それ以上にこの夫人の目的とする事が全く掴めない。
だから、何を言ったら良いのかが分からず、黙るしかなかった。

アンドレは、どう切り出そうかと正面の夫人の様子をチラチラと見ながら、数口を運ぶ。
「あの……」
だが、やはり続きの言葉は出て来ない。すると、伯爵夫人が言った。
「私は、1週間後を目途にヴェルサイユを発ちます」
やはり、この人は侮れないと思った。自分の言いたい事を的確に把握されてしまっている。これほどの観察力を持った女性には未だ出会った事がない、とアンドレは思った。オスカルの仕事上の勘の鋭さや、祖母の先回りする物の見方とは違う種類の力があるような気がした。
そして、出発までにそれほどの猶予をもらえるなら、様々な事を片づけて旅立つ事が出来るだろうと、アンドレはちょっと胸を撫で下ろした。だが、と思い直す。すると、
「連隊長には、何と説明しますか?」
たった今思った一番考えたくはない事を、伯爵夫人は容赦なく質問して来る。
出来れば、オスカルが知らないうちにそっとそばを離れる事が出来たらどんなにか楽だろうと考えたその胸中まで見透かされているような気がした。

落ち着かない時間が続く。伯爵夫人は再び立ち上がると、テーブルを回ってアンドレのすぐ横に立った。
「連隊長はあなたがいなくなっても大丈夫かしら?」
「えっ……」
考えてもいなかった方向の問いにアンドレの思考は固まってしまった。
「あ、主には……近衛の皆様や、屋敷には多くの使用人がおりますので……」
慌てて、アンドレは答えた。
本心だった。離れる事が辛いのは自分の勝手は考えで、オスカルにとっては使用人の一人がいなくなったところで、痛くもかゆくもないはずだ。今までにも奉公の任期を全うした使用人が去って行った。その何人かと同じように自分も屋敷を去るだけの事だ。そして、いつの日か、オスカルの記憶からアンドレ・グランディエという存在自体が消える。
夫人に答えながらも、心は逆に鬱々としてくるのが分かった。
「私一人がいなくなったとしても……」
敢えて口に出して、自分自身にそう言い聞かせてみた。強がりは中途半端に途切れてしまった。

「そう……」
夫人は、菓子を勧めた時のやや柔和な表情をしまい込み、また、アンドレに言った。
「ふがいない」
そう言われても何も言い返せないし、言い返すつもりなど毛頭ない。何より、なぜ罵られなければならないのかが分からない。
「あなたも愛する女性を守る為になら、その人の側を離れる事も厭わないのね」
ますます夫人の言っている意味が分からず、黙ったまま俯いた。
すると、夫人は、ふと視線を奥の部屋の方へと向け、やや声高に、
「あなたの見込んだ通りよ、ハンス……」
その声を待っていたという表情で、フェルゼン伯爵がアンドレの前に姿を現した。

「やあ、アンドレ……」
こんな所で会うのはちょっと気まずいんだけど、と曖昧なほほえみを載せたままフェルゼンは、アンドレに近づいて来る。アンドレは慌てて立ち上がる。しかし、何と言う事だと自分の顔色が変わるのが分かった。あくまでも冷静を装い、
「お久しゅうございます……」
何と挨拶したら良いか判断に迷い、アンドレは腰を折りながらもどうとでも取ってもらえるような言葉を選んだ。
夫人との非常に際どい会話の中心とも言える人物。
オスカルが密かに想いを寄せる相手に、今こんな所で会うなどとは考えの片隅にもなかったアンドレは、夫人との会話をフェルゼンに聞かれてしまったのだと狼狽えた。
もしくはこれも夫人の計算上の作戦だったのだろうかと様々に考えを巡らせてみる。
チラリと夫人に視線を送る。夫人はアンドレのそばを離れ勿体をつけたかのように歩み寄るとフェルゼンの横に立ち扇の風をそちらに向ける。
「お分かりでしょうけど、こちらがこのクグロフの贈り主」
そう言うと既に空になってテーブルに残ったままの皿を一瞬見た。が、すぐにアンドレの方を向き直り、
「クグロフを連隊長と一緒に召し上がって……。王后陛下は今日の午後はその大半の時間を連隊長とお過ごしになったという印象を周囲の者に与える事に成功したわ」
策士は愉快そうに笑った。
「おかげで私も滅多にない貴重な物をいただく機会にありついた……」
「エルザ……」
夫人の名を呼ぶフェルゼン伯爵の困ったような表情に、アンドレは夫人とフェルゼンとの隠された関係を見抜いた。
「……意外だっただろう?」
フェルゼンは少々照れたように笑うが、幾百の恋人がいようと不思議ではない故に、アンドレは、はいともいいえともつかぬ返事をした。

夫人はそんな二人に背を向け、不自然に大きな衝立で間仕切られた部屋の南側へと移動する。間仕切りの向こう側はサロンの様相になっており、アンドレはまたも驚きを隠せなかった。ジャルジェ家の控室は伯爵とオスカルが別々にいただき、しかももっと明るいもっと広い物だ。当然だが寝室、居間、サロンが独立した造りになっている。
そして、この伯爵夫人とフェルゼン伯爵の関係性にも違和感を覚えた。

一人掛けの椅子に腰かけた夫人のすぐ横に当たり前のようにフェルゼンが座る。そして、アンドレに対し、夫人を挟んだ自分の向かい側に座るよう掌で示すと、
「どこまでどう話したんだい、エルザ……」
夫人に問いかけた。夫人は大仰に驚き、
「嫌だ! 聞いてなかったの、あなた……」
「ああ、すまないが私の関心事はただひとつだ」
その会話を耳にしたアンドレは、本当に心の底から安堵した。オスカルのフェルゼンへの想いには気づかれていない。しかし、ホッとしたのも束の間、
「アンドレ……」
見慣れないやや厳しい表情。呼び掛けに対し返事が遅れてしまう。
「……はい……」
「いずれオスカルの耳にも入る事だが……」
何やら嫌な予感がする。聞いた事のない声音。
「私は来週、ラ・ファイエット候に従ってアメリカに渡る」
「えっ!?」
「イギリスからの独立を勝ち取るのだよ。いつ帰って来るか……果たして、再びこの地を踏む事が叶うのかさえ全く分からない。何しろ、戦地に赴くのだからね……。アントワネットさまの事を託せるのはオスカルしかいない。だから……」
言葉を切ってしまった伯爵にアンドレは、
「僭越ながら……」つい立場も顧みず尋ねてしまった。「王后陛下は、この事は……」
「まだお耳には……。……おそらく近日中に……。もしかしたらオスカルに知られる事の方が先になるかもしれない。軍本部の手続きは終わったからね……」

アンドレは上の空で聞きながらも、尚も躊躇しているフェルゼンの様子が痛いほどに分かった。
王妃を今以上のスキャンダルから守るには、自分は王妃の恋人などではないと世間から思われなければならないと考えた末での決断だとフェルゼンは言った。勿論、その裏側には母国スウェーデン国王の命令があったに違いない事もアンドレは知っている。フェルゼンは、意気消沈するであろう王妃を守ってほしいとオスカルに頼むつもりだと語った。
「どうもオスカルには想い人がいるようだと、この人はきっぱりと言い切るんだが……」ソーニエール伯爵夫人の方にちょっと視線を送ったが、
「……だとすると尚更、私の気持ちは分かってくれるだろうと親友として心強かったよ」

悠々と持論を展開させるフェルゼンに、アンドレは違うと思った。この人は何ひとつ分かってはいないのだ、と否定的になってしまう。己の事しか考えていないのか、それとも単に鈍感なのかと情けなくなってしまう。
オスカルは――。それでも、オスカルは、この人への想いを懸命に隠そうとしている。
そして、ふと思う。伯爵夫人の洞察力以上の慎み深さを思い知った。オスカルの想いに気づいていると断言しながら、その事をフェルゼンに言ったりはしていない。
「アンドレ、オスカルの事を頼んだよ。あいつもきっと私がいなくなったらいくらか寂しいとは思うが……。これからのアントワネット様のお淋しさを紛らわす事が出来るのはオスカルしかいない」
そう言い立ち上がると、フェルゼンは右手をアンドレに差し出した。アンドレは慌てて立ち上がり、どうしようかと一瞬迷ったが、その手を握り返した。
「どうぞ、無事のご帰還をお待ち申し上げております」
頼まれたオスカルの今後を、自分は見守る事は出来ないとは言う必要がなかった。もう二度と会わないのだから。
「君がオスカルを支えてくれれば、王妃様もご安心だ」
ギュッと握った手にフェルゼンは万感の思いを込めた。

そしてフェルゼンンは、何事もなかったかのように帰って行った。夫人はしばらく黙ってフェルゼンの後ろ姿を見送っていた。この伯爵夫人とももう会う事はないだろうに、それにしてはあまりにもあっさりした別れにアンドレは内心呆れていた。すると、アンドレに向き直った時には表情も一変させ、
「さあ、あなたもそろそろここを引き上げなさい。連隊長もお戻りの頃よ」
余裕さえ見せながら夫人が言う。
「あ、いえ……しかし……」
まだ肝心の話がすんでいない。
「あの、マダム……」
早く立ち去りたかった場所に、むしろ今は留まりたいとさえ思う。
今、オスカルにどんな顔で会ったら良いのか分からない。隠したい事、隠さなければならない事。ほんの短い時間のうちに抱え込み過ぎてしまった。
「ほら、そんな顔なさらないで」
「いえ、あの……」
自分から切り出したくはない。だが、きちんと確認はしなければならないと思った。夫人に連れられて自分も1週間後にはここを離れると約束したばかりだ。
「さっさと帰ってちょうだい」
「えっ? でも、あの……」
「言ったでしょう? ハンスが……。連隊長を守るのはあなたの役目だって……。それを聞いていながら、私があなたを連れて行ったと知ったら、私、彼から恨まれてしまうのよ。ハンスはそれなりに良いパートナーではあったけれど……私のあなたに寄せる思いも偽りではありませんでした」
「奥様……」
「だからこそ、あなたには一度忠告しておきたかった。でも……。あなたもハンスも筋金入りのお馬鹿さんね……。そうそう滅多にはいないでしょう」
そして、夫人はまた面倒くさそうに扇をぴしゃりと鳴らし、
「結局……。私は、いつでもひとりきり……」
小さな声でそう呟いた。

静かに、アンドレは夫人に向かって深々と頭を下げた。夫人の言葉の端々から見えて来る寂しさや構ってほしいという本心にアンドレは何も言う事など出来なかった。
フェルゼンが言ったからアンドレを連れて行く事を諦めたという風には思えなかった。王妃を愛しながら、夫人との逢瀬を楽しむフェルゼン。
ただひたすらオスカルを見つめ続けるアンドレの背中に夫人は自分を重ねていたのではないだろうかと思った。同行にOuiの返事をした後にも中庭を眺め何やら思案していた先程の伯爵夫人。またしても夫人の嘘を見抜いてしまったアンドレは、自分が辛かった。

「お許しをいただけるようでしたら……」
入り口近くまで行き、立ち止まる。失礼極まりない態度と勿論分かっていながら、アンドレは敢えて背中を向けたまま、
「……奥様のご出立の日にお見送りを……」
間髪入れずに答えは返って来た。
「馬鹿をおっしゃい。あなたにまで同情されるほど私は落ちぶれてはいないつもりです」
潰れた声は変わらないままだが、この段に至ってアンドレは全く嫌だと思わない自分の中の感情の変化におかしさと安堵感を感じていた。
「でもね、アンドレ」
伯爵夫人が寂しそうに笑った気がした。
「覚えておきなさい。不思議なもので自分に向けられている眼差しって、意外と気づかないものなのですよ」
アンドレは黙って背を向けたまま、扉を開けた。

≪continuer≫

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6 コメント

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クグロフ (りら)
2017-05-06 01:24:04
 あぁ、クグロフが…。そしてさすがアンドレ、香りづけのブランデーの銘柄を、ズバリ言い当てましたね。お菓子って、その場の緊張感を緩める効果がある素晴らしい小道具に思えます。

 伯爵夫人の寂しさが伝わってくる後半の呟き。当時、こういう貴婦人は結構いたと思います。このあとアンドレは屋敷に戻り、オスカルに何と話しかけたのか?続きを楽しみにしております。

 残り少ない連休を、楽しんでくださいね。
Unknown (マイエルリンク)
2017-05-06 01:36:22
おれんぢぺこ様

なんと! 彼の方が登場するとは!
こういう展開、 参りました‼︎

馬鹿馬鹿しい程の一途さと、それをカモフラージュするように現実に起こっている事。 でも、アンドレは目の前に居る2人を責める事は出来なかったでしょうね。

彼女について行けば、やはりアンドレは幸せになれたかもしれない。 そんな聡明な女性で
した。
ラスト、アンドレの背中にグッときちゃいました。


とても素敵なストーリーをありがとうございました。 とてもリアリティがあって深い作品。
余韻に浸りながら眠ろうと思います。
>りら様 (おれんぢぺこ)
2017-05-06 21:10:34
ご訪問ありがとうございます

クグロフ、先日作った“例の”クグロフでございます! これは完全にパン生地ですが…。
しかし、本当にお菓子ってその場の雰囲気を変える力を持っているような気がします。

> 香りづけのブランデーの銘柄を、ズバリ言い当てましたね
・・・実施のところは、ブランデーそのものではなく菓子から漂って来る匂いだけで銘柄まで分かるかどうかは甚だ疑問ですが…(;´・ω・)

後は、きちんとラストシーンに向かう展開を私が書けるかどうかという状況です。宜しければおつき合い下さい。

いつもお優しいコメントをありがとうございます。
またお時間のある時にお立ち寄り下さいませ
>マイエルリンク様 (おれんぢぺこ)
2017-05-06 21:19:31
ご訪問ありがとうございます

> なんと! 彼の方が登場するとは!
・・・これは、苦肉の策と言いましょうか(;^_^A。
A君と伯爵夫人の間に、大きな距離がない共通の知人を登場させなければ、という願望から生じた次第でございます。
しかし。F伯には恋人いっぱい、という史実がこういった場面で都合良く動いちゃってます(笑)

あと1~2回で終了予定です。大きな波もなく淡々と進みますが宜しければおつき合い下さい。

いつもお優しい励ましをありがとうございます。
またお時間のある時にお立ち寄り下さいませ
Unknown (まみも)
2017-05-07 21:53:47
おれんぢぺこ 様

更新ありがとうございました。

単純な読者の私は近衛連隊長時代の、それも深い内容のお話が読めるとは思ってもいなくて…。
喜びながらも①話の内容にハラハラしておりました。

A君がO様から離れずに済んで良かった!
でも、輝く連隊長の傍にいつも控えていて、平民でもジャルジェ家の従者であればそれなりの身なりをしていたんだろうし、長身で美男子(?)ならばA君もモテたんだろうなぁ〜と呑気にも思い描いたりして…(^^;)

F伯が絡んでもきちんとつじつまが合うお話、お見事です!

次作も楽しみにしております。
>まみも様 (おれんぢぺこ)
2017-05-07 22:55:41
ご訪問ありがとうございます

> ・・・近衛連隊長時代の、それも深い内容のお話が・・・
・・・ふ、深くはないです。本当に行き当たりばったりで・・・むしろF伯くらいにA君・伯爵夫人双方に接点のある人物登場させなきゃ収拾つかない(;^_^A…とういう状況でした(-_-;)

でも。この頃の、どんどんF伯に惹かれていくO様を見るA君ってどれだけ辛かっただろうと想像すると、思わずニタッとなってしまうくらい『もだえ苦しむA君』が浮かんで来て、ついついいじめてしまっちゃってます。

更新ペースが遅くなってはおりますが、宜しければこの先もおつき合い下さい。

いつもお優しいコメントをありがとうございます。
またお時間のある時にお立ち寄り下さいませ

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