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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

スマートって何だ

スマートタグと言うのを譲っていただいた。

スマートと言えば、日本ではスマートスピーカーが相次いで発売されたらしい。どれだけスマートなのか試してみたいところだが、発売したばかりとあってネットにも十分な情報が無いみたいだ。でも、あれも出来るこれも出来るとは宣伝文句のように出てくるけれど、今のところあまり面白みを感じる使い方ができそうに無いなとも思う。

先日、電力会社が来て電力メーターが壊れているので交換したいと言ってきた。15分で済むから。じゃ、明日ね、と。見ていると確かに15分で済んだ。交換したメーター、もともと最新型だったらしい。シャレた透明のカバーの奥にLEDがチカチカしていてとてもマレーシアにありそうな物じゃない。そしてちゃんと面にスマートメーターと書いてあった。

交換が終わって電力会社の人に聞いた。何故壊れたのがわかったの? (さすが、スマートメーター、きっと自分で電力会社の管理部門あたりに信号を送ったんだろうと想像して質問) 答えはこうだ。検針員が見てわかったんだよ。おいおい、全然スマートじゃないじゃん。


それで、スマートタグなのだけど、これは日本のETCみたな物で、高速道路の料金所でこれを水戸黄門の印籠のように差し出すと関所を通してくれる機械だ。ずっと前、誰かに借りて使った時には反応するのと逆の面を差し出してしまって関所は開かなかった。だって、一見裏側と思われる方を表にしないといけないのだ。

そっちの面にはスマートタグのシールが貼ってあるだけで他に何も書いてない。他にあるのは電池のフタだけ。差し出さない側は白っぽいプラスチックにプリペイドカード、つまりタッチアンアドゴーカードを入れる透明ジャケットが張り付いている。そしてその先端はバッテリーの残量とカード残額を表示する液晶。

なのでどう見てもそのあたりを差し出す物だと思ってしまう形なのだ。で、まあ今回はもうわかっているから間違える事も無いが。

それにしても、よく見ると絶対に日本人にはできない設計で作られていると思う。まず、カードホルダーになっている透明のジャケット。中央部分がやけに厚い。端に行くに従って薄くなっている。プラスチックの設計ではそう言うのは絶対にやらない。材料も無駄だし歩留まりが悪くなるから。その本体への取り付け部分はこれもやけに小さな丸ポチが6ヶ所。そして要らなそうな位置決めの突起がある。丈夫とは言えないし意味がわからない。(いただいたのはちゃんと壊れていてテープで貼られていた。) さらに、カードの抜き差しで中が擦り傷だらけになっている。

それに裏のバッテリーカバー。カバーなのに取り付けホルダーに挿すようになっている。何で本体で支えないんだ? グラグラするだろ。と言うわけで、見た目からしてスマートじゃないのだ。が、一応便利に使えるのでありがとうございます。
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