もんく [英語ダメでもマレーシアで働いてみたよ]

インドネシアや台湾なんかにもいたのです。(since Oct. 2004)

カッター持った事無い人に日本と遜色ない完全な製品を作らせること

2017-01-06 13:55:36 | マレーシアでニャー2017
今日から2週間ほど、ちょっと忙しくなる。

日本から数人来てもらってある重要な仕事をするのだ。
こちらマレーシアは単に工場であって開発部門、生産技術部門
そんな物はほぼ無いの等しい。
つまり生産が継続できる最低限のものなのである。

生産での海外進出などはだいたいどこもそんなもの。
だから移転出来ていない技術や工程やそう言ったいろいろは仕方ない。
逆に低賃金で字も書けるかどうかの外国人労働者を使って日本と似た事をする、
それがこちらのノウハウになる。

日本の労働者は自分で選んでその仕事をやっている。
マレーシアで働いている外国人はこの工場に連れて来られるまで
自分が何をするのかは知らない。
着いたところがスーパーマーケットの場合もあり、
工場の場合もあり、建設現場の場合もある。
根底から完全に違うのである。

外国に稼ぎに来るのだから彼らは国が貧しいと言うのもあるが、
その中でもさらに貧しいところ、つまり都市部から離れた
産業が無い村などから来ている。
なのでとても純朴で何も知らない。
マレーシアに車で街にKFCと言うのがあって
そこでフライドチキンが食べられるのすら知らない。

そう言う人たちがいきなり外国に一人で来て
わけのわからない事を仕事としてやらされる。
カッターナイフも持った事がない。
まともに紙に文字を並べて書くなんてのすら初めての体験。

それが、ある日、日本で生産しているのと遜色の無い物を作る!
まさにミラクルである。

まあ、もちろん、だまってやれと言っているだけだと
できるわけはないが。




以前にも書いたけれども、
前に求職していた時に登録しておいてリクルート関係の各社から
メルマガが毎日来る。

(漠然と)エンジニアで登録しておくと、
最近多いのが"セールスエンジニア"と言う職業の求人だ。

セールス+エンジニア、最近普通になってきているらしきこの言葉、
何かってちゃんと読むと単に技術の事を説明できる営業マンなのだ。

それ、昔から普通に営業の人はやっている、と思う。
何かをお客さんに説明に言って私わかりませんから技術の者を連れてまた来ます、
ってのは無いだろう。
一通りの事は説明できないと営業としてはダメなはず。

それで、何でセールスエンジニアなんだ?
セールスだからわからないって逃げる人がたくさんいたのか?
よくわからない。



まあ、とりあえず、逆にエンジニアと言って海外で働くとした場合、
単に物や技術だけを相手に日本と同じ事をやていれば良いわけではない。

カッターナイフを持ったことの無い人間に
もっとずっと高度な事をやって完全な形にする。
そんな事のために遠回りして遠回りしていろいろやるのも
エンジニアの仕事なのだ。

偽エンジニアのためにマイクロメーター買ってやるなんてのも含まれる。
これは残念な仕事だけれども。
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