もんく [英語ダメでもマレーシアで働いてみたよ]

インドネシアや台湾なんかにもいたのです。(since Oct. 2004)

詰め込み教育、詰め込まれ教育

2016-12-23 13:56:28 | マレーシアでニャー
昼前に現場管理者にある仕事を終わらせるように指示した。
結果から言うと、全くできなかった。


今日は金曜日なので昼休みは12時45分からといつもよりちょっと遅い。
そして昼休みはお祈りの時間があるのでちょっと長くて
だいたい14字半程度まではOKになっている。
だから午後は短いのだ。

そうしたわけで、昼前に一仕事終えておきたかった。


昼休み50分前に連絡が来た。
まだ準備が終わっていないと。

言い訳無用、50分あればできる。


23分前、さらに連絡。
午後に延期したいと。
理由はツールの破損があって修理依頼した。

いや、まだ20分あるからあきらめるなと返信。
代りの物はある。交換に時間はかからない。
つまりそれは理由にはならない。


そして12時45分、今度はこちらから送信。
結果は?
何もできていない。


はっきり言うと、これは予想通りだ。
50分前に問題があると言った時、23分前に延期と行った事、
彼は50分前にもう心の中であきらめていたはずだ。
そんなのすぐにわかる。


この結果を変えるにはどうすれば良いかと言うと、
実はこれも簡単。
その場に行って早くせよと言って睨んでいれば良い。

が、あえてそんな事はしない。
いつもそれをやっていると見ていない時に仕事をしない人間を作ってしまう。
時間はかかるが、ここはあえて見ないまま、自分でやると言う事を
いつか選択するのを待つ事にしている。





自分が学校教育を受けた時代、
そのやり方は詰め込み教育と言うものだった。
(今でもそうかはわからない。)

子供なんて何が重要か、将来何が必要かなどわかるわけない。
そしてその必要性などと言うものを子供にわかるように説明する、
そんな事はなかなかできるものではないわけで、
どうしても子供が何と言おうと知識を詰め込むと言うやり方をする。
子供にとっては相当に苦痛だ。
しかも義務教育だけでも9年間、その後高校へ行くとさらに3年間だ。

それだけの時間があれば猫は6世代先までも進むだろう。
なのに人間はまだ子供扱いで一人で何かできる状態にはほど遠い。
(ちょっと猫を尊敬したくなったのではないだろうか?)


そんなやり方に関して、今になって思うのは、
同じように詰め込み教育と言うのを受けても人によって大きな違いが出た、
と言う事だ。
小学校の友人にもあの東大へ行った人もいた。
あまり友達がいないのでよくわからないが、多分それなりの
世間的に言う"成功した"みたいな人もいるだろう。
知っている中ではヤクザになったのもいた。

同じところで同じ先生に同じ事を聞かされて同じ宿題をやっていても
その先は人によっていろいろだった。
その違いってのは何かと考えると、
けっこう単純な事だ。

自分でそれをやろうと思ったか思わないか、それだけだ。



ドラゴン桜と言うドラマを見た。
VCDでマレーシアで見ているのでみなさんより100年遅れて見ている。

東大入るにはコツがある。
上手いやりかたが。
なるほど、そうだったのか、と。
でも、それを日本中の誰もがやるかと言うと、
それはない。
相変わらず東大に入る人はそれなりの事をやっているし、
入らない人は絶対に入らない。

入れないのでなくて、入らない。

ドラゴン桜の中の登場人物で合格した人は自分で参加しようと思った。
そこから始まっている。
そこからしか始まっていない。

当たり前と言えばなるほど完璧に当たり前。
今頃そんな事に気付くなんて....




悪いと言われた"詰め込み教育"、
あれは本当は"詰め込まれ教育"だったのだと思う。
もし自分から好んで詰め込む、本当の詰め込み教育だったら、
それを選んだ人の結果は全然違うものになっているに違いない。

そして"詰め込まれ"を"詰め込み"に替えるのは
本人にしかできないのだ。





ところで現場管理人、まだ若い。
20代。
日本で言う高校レベル。
なぜこのマレーシアで大学へ行かなかったかはわからない。
(大学行ったと言うだけで給料が全然違うと知っているはず、と言う意味。)

経済的な理由か、はたまた最初から諦めていたのか?
もし諦めているのであればかれはもうこのままと言う可能性もある。
他にもうこのままで、と言う人間も知っているし、
確かにいる。

どうなるのだろう?
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