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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

採用ってのは採用する側のバカが露呈するだけ

さっき、twitterを見ていたら、日本の就職活動の中のバカらしい事を海外の報道期間が報じていたと言う記事が出ていた。お辞儀は30°、ドアのノックは3回とか。そりゃ、日本人から見てもバカらしい。

そんな事いつまでやってんだ!? と言いたいところだけれど、やらせているのはたぶん、自分らの年代の者たちだろう。だって、自分たちもそうさせられてきたのだし、それ以外にもっと良い方法を思いつかないのだろう。まてよ、思い付く必要すら無かったかも知れないな。

それ以前にてて未だに新卒一括採用の枠さへ破れないわけだから、社会全体としてお辞儀30°をどうする事も出来ないで硬直してしまっているわけだ。


ただ、弁護すべき点もあるとは思う。それは採用と言う仕事に関して、日本では誰も研究していない。適正検査みたいなものはあるにはあるが、それもお辞儀30°とノック3回が出来てからの話だ。結局、どう言う人を採用すればその後どう言った結果が出るのか、実際、誰も知らないのだ。

だからどうしてもお辞儀30°か27°かで決める。ノックが3回だったか2回だったかで決めるしかない。いい加減なのだ。なぜそんな事が言えるかと言うと、自分でやってみてわかったからだ。

採用面接では仕事の中での態度や積極性、そう言う事を想像していろいろ聞く。それで結果はどうかと言うと、こりゃ、ほとんど分からない。当てずっぽうに近い事になる。まあ、宝クジのようなものだ。だとすれば、仕方ない、礼儀正しそうだとか、元気そうだとか、前やってた事とかそんなどうでも良い事を評価して決める事になってしまって、やはり失敗する。

ああ、もうこんな採用なんて仕事、実はAlexaに任せた方がきっとずっとマシなんだろうなあ、と思う。

だって、分からないんだから。日本なんて何十年やっててもお辞儀30°なのだ。自分が数回やっただけで良い人なんて採用できるわけがない。採用なんて、採用する自分のバカを露呈させるだけで恥ずかしい仕事だとしか言いようが無いのである。
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