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顕微鏡だけで診療を行う歯科医院。☆Advanced Care Dental Office ☆滅菌業務・滅菌管理担当

ウォッシャーディスインフェクター (3)

2017-07-02 21:33:10 | 医学情報
こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

今日は久しぶりに、ウォッシャーディスインフェクターの続きを書きたいと思います。

5.従来法との比較
従来は、感染の有無により処理工程を変えていた。事前の検査により感染症と判断された患者に使用された器具は、ウォッシャーステリライザーあるいは薬液消毒で処理された後、手洗いあるいは超音波を用いて洗浄されていた。また、事前検査で感染症なしと判断された使用器具は、消毒過程が省略され処理されていた(図7)。
一見、合理的にみえるが、過去に肝炎ウィルスがA、B、Cと少しずつ同定されていったように、現在の科学では安全と評価されていても時間が経つと解明されてくることが多くある。また、緊急手術の場合、検査結果は後先になってしまう。
以上のことから、感染症の有無を振り分けすることが、いかに危険かということがわかる。
わが国においても、スタンダードプリコーションの普及に伴い「どのような患者に使用した器具、器械であっても感染の危険性があると考え、感染の予防策を行う」ことが一般的に広まってきた。
薬液消毒も多くの病院で実施されているが、薬液は使用温度、使用濃度、作業時間の3つの要素からなり、そのうち一つでも欠けたら適切な消毒は行われない。つまり、薬液消毒は適切な管理下においてのみ十分な威力を発揮する。
また、最近ではコスト削減の観点、耐性菌の発生などの観点から、できるだけ消毒剤を減らそうという試みも多くの病院で行われている。
一方、ウォッシャーステリライザーも多くの病院で使用され実績のある機械であるが、洗浄の観点からすると満足な状況とはいえない。しかし、ウォッシャーディスインフェクターは洗浄物ごとのプログラムを有し、それぞれな合ったプログラムで洗浄消毒を行い、また従来法が消毒、洗浄、防錆加工などの別々な器械で行ってきた工程を一つの器械で行うことができる。ウォッシャーディスインフェクターの特徴を表6に示した。





参考文献 改訂第4版医療現場の滅菌
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