松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆無作為抽出討議会(相模大野)

2017-11-11 | 1.研究活動

 南区区民会議、第4回目の無作為抽出討議会があった。

 高校生から高齢者まで、約40人の参加で、世代間交流を考えた。その意義は、何度も書いているし、にもした。ここでは繰り返さないが、印象的だったことを書いておこう。

 1.赤ちゃん連れのお母さんが参加した。保育付きではなく、一緒に約4時間、会議に参加した。当然、ぐずるが、その赤ちゃんを一緒のグループのおばあちゃん(もちろん他)が抱っこして、お母さんの討議や発表を助ける場面が、まず印象的だった。地方自治は、助け合いであるが、それを地で行く様子で、とてもよかった。

 2.学生たちが随分と力をつけたこと。グループのファシリテーターを若プロメンバーである、わがゼミの学生たちがやったが、それぞれ工夫をしながら、グループの運営をやっていたのが印象的だった。やはり責任を持つということは、それだけ学び、努力するということである。明らかに一段、レベルが上がったと思う。

 3.グループごとに自己紹介から討議の運営を始めたが、グループごと、それぞれのやり方で、自分で工夫しながら、アイスブレーキングをしていた。大人がやると、ばらつきを心配して、すぐに統一しようということになるが、それぞれが自分の個性でやったのが、若者らしい。新鮮だし、とてもよかったが、それだけ力をつけたということだと思う。

 4.最後に投票したが、今回も、私がいいと思うグループとみんながいいと思うグループがずれてしまった。評価は一様ではないといえば、それはそうであるが、最近は、ずれることが目立つような気がする。これは進歩か退歩か。

 写真は、松下ゼミ・伝説の「小林の前のめり」。これでまちの人は引き込まれ、グループワークが盛り上がっていく。

 

 

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