奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。
南方単車亭日乗



あいかわらずテキトーにやってます。
たくさん溜まってんのは自覚してますが、先日、仕事上の問題のひとつが片付いた(解決したんじゃなくて、オレの手から比較的悪くない形で離れつつある)んで、小さな開放感を満喫してたんですが。
満喫って、要は釣りに行ってたんですがね。
そんな安穏な日々の中に、今じゃとっくに皆さまご存知の、タイトルにもあります『加計呂麻山林伐採問題』がよっこらしょとお出ましになった、と。
最初に、『徒然なる奄美:加計呂麻島、激震!!木材チップ工場建設へ!島の半分がハゲ山に!!』で知ったんですが、ちょいと信じられませんでしたね。
加計呂麻といえば、これまで通算100日ほどもお世話になってる、オレにとっても特別な土地です。
あわててリュウキュウアユの件で世話になってる瀬戸内町役場の隠密に電話してみました。



オレ 新聞に出てる加計呂麻の伐採って、どんなになってるワケ?
隠密 3、4年前から「やりたいやりたい」って言っててヨ、最初は本島側で計画してたみたいだったのが、いきなり加計呂麻でやるって計画書出してヨ、ビックリしとるのヨ、役場も。
オレ 計画書出すまで、役場に対して具体的なことはなかった、と。
隠密 担当がいちばんビックリしとるんじゃない? 金曜日に出してヨ、エライ人が土日に休んどる間に進めようチいうんじゃないかい。
オレ 役場と会社が裏でコソコソやってるんじゃないかって疑う人もいるかもヨ。
隠密 えー それはないない。
オレ 他の申請なんかも全然ないワケ?
隠密 ないねー。役場でも新聞見てビックリしてるもん。
オレ 既成事実だけ作って、ナシ崩しに進めるつもりかね。
隠密 そんな感じよね。
オレ なんか、通るモンも通らなくなりそうな感じ。

(電話中にメモ取ってたわけじゃないんで、一部に不正確な表記が混じってます)



さて、伐採を計画してる木材チップとはなんでしょう?
答えは簡単、紙の原料です。
それを木を切ることで作って、製紙会社に売る、というのが木材チップ製造業ですね。
儲かるんでしょうか?
てことでこれこれ
グラフを見る限り、見事なまでの横這い、つーかジリ貧ですな。
ついでにここを読むと、製紙業界も不況のあおりを受けて減産中で、入荷を制限してる状態が続いてるそうです。
そんなんで、新しく工場ひとつ作って、操業して行けんのかよ、と。



読み進むほどに不安になる話ばかりなんですけど、まだ続きます。
昭和30年代から50年代に掛けての話だそうですが、奄美の山林は、いちどハゲ山になってます。
オレも昔、「山の中に巨木と呼べる木がないのはなんでかいな?」と疑問に思って、周りの人に聞いてみたことがあります。
なかには変わった人もいて、「そういうことは話題にすべきじゃない」とか言われたこともあるんですけどね。
こいつアホだと思って相手にしませんでしたが。
呑み屋の大将なんかが教えてくれたんですけど、「後がタイヘンだったね」と。
高度経済成長時代の話です。
伐採を計画してる会社によれば、「30年以上経っているから伐ってもいい。むしろ山林更新のためには伐るべきだ」そうなんですが。



目論見どおりに儲かれば、植林の費用も出るんでしょうが、木なんて伐るより植える方が手間も費用も掛かるのは子供でも判る理屈です。



じっさい、加計呂麻に行った人、住んでる人は皆さまご存知でしょうが、加計呂麻の樹木は、ほとんどが広葉樹です。
縦に伸びるよりも横に拡がる成長の方が早い樹ばかりです。
だから。
伐採したら、枝を切り取らないとトラックには載せられない。
1本伐った時にできる空間が、針葉樹(杉、檜など)に較べて大きくなりこそすれ小さくなることはない。
つまり、例えば100t分の原木を伐ってできる空地は針葉樹に較べて大きくなるし、出来た空地は原木処理のために暫らくにしても放置されることになるでしょう。



現在、奄美・加計呂麻島なんでもありBLOGさんが、1月29日に行われた住民説明会の模様をテープ起こししてくれてまして、それを読みつつ記述してるんですが、シロートのオレの目でも支離滅裂な話に終始してますね。
会社の、質問に答える役の人も、いったいドコまで判ってるんだろう?



例えば、チップ工場を作ろうとしてる会社の副社長さんのインタビュー記事がここにあるんですけど、最後に近い方で、
「中国からパルプを日本に運んでる」とおっしゃってます。
あ、木材チップてのは、そのまま紙になるんじゃなくて、いちどパルプになるんです。
それを中国から輸入してるんです。
オレからすると、ここで中国が出てくるのががイチバン怖い。



木材チップを国内の会社に売り込むんだったら、不買運動的なキャンペーンを立ち上げれば、今、どんな会社でもイチバン怖いのが消費者運動と環境問題ですから、チップ買取を阻止できるんですね。



でも、中国の会社にそんなことしたって通じるわけがない。
『帝国主義的なんとかかんとか』て言い出すか無視するか。



統計的な資料がないんですが、中国は、紙の消費量が爆発的に増えてるハズなんです。
もちろん、日本も増えてるし、世界的にも増えてます。
今のところ、日本は、原木チップの輸出国にはなってませんが、先ほどご覧いただいた輸入チップと国産チップの価格差を見れば、いつ輸出国になっても不思議がない。



東アジア、つまり日本・韓国・北朝鮮・中国・台湾の中で、人口あたりの森林面積がいちばん小さいのがたぶん中国です。
ここ30年ほどで必死に増やしてるのがよく判る資料(PDF)があるんですけど、台湾まで含めてるのがご愛嬌。
台湾の分を取っ払うと、森林面積は日本の4倍経です。
国土の面積は日本の26倍あるんですけど。



樹木の半数近くが伐採するにはまだ早い樹齢のようですし(資料自体が古いんで、そこらへんは考慮する必要アリですね)、防風林・防砂林といった《伐れない》森林がどんだけあるかも判らないんですが、いつ紙不足に陥っても不思議ない感じです。



「話が逸れてる」て思う人も居るかもしれませんが、目先のコトだけで完結してちゃダメなのよね。



さて、噂によれば名瀬でも反対の署名運動をはじめた人がいるそうなので、明日にでも行ってみようかな。



なんとか短くまとめたかったけど、やっぱし長くなったなー。
はぁ。
お疲れ、オレ。

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どうもやる気が出なくて困ります。
前回の更新から、いったい何度BLOGの編集ページを開いたことでしょう。
そんな1月のある日曜日、前夜の新年会でのアルコール後遺症(二日酔ともいう)から立ち直った午後2時過ぎ、バイクでちょっと出かけてみました。

およそ1ヶ月前、ニイムラさんの助手(とオレは思ってるんだけど)として、リュウキュウアユの産卵のため、嘉徳川と役勝川でちょこっとだけ川床を整備してきたので、それがどうなっているか見に行ってきたのです。
名瀬の自宅を出発し、マングローブパークの先で国道58号線からそれて山間・市線に。
すぐに脇道へ入ってタンカン畑の中の農道をしばらく進むと、役勝川の土手に出ます。
たしかトンネルの付近だったよなー、とバイクを停めて、土手道を歩くこと少し。
なにやら動くものの気配がします。



リュウキュウイノシシです。



デジカメの画像サイズを最大に設定し、ズームも最大にして追跡開始です。
しかし、空には分厚い雲。午後3時というのになんとも薄暗い天候。
逸る心を抑え、足音を忍ばせて追い掛けますが、どうにも手ブレが心配です。



タンカン畑の防風林の下で、なにやら地面をほじくり返しています。
1箇所をちょこちょこっとほじったらトコトコと移動し、またホジホジと繰り返しすこと数分間。
土手道の段差の下に行ってしまったので、それ以上の接近は諦め、デジカメのピント表示と睨めっこしながらシャッターを押します。



どうやら気付かれてしまったようです。
猛スピード、とはいきませんが、トトトトトと逃げていきます。
逃げる姿もなかなか愛嬌があります。
さて、帰宅後、ネット上の某所にて写真を公開してみたところ、獣医学に詳しい方から
「毛が薄い。ダニが原因の皮膚病ではないか」とのご意見をいただきました。
直接、命に関わる病気ではないそうですが、結果として彼(または彼女)の食事を邪魔した引け目もあります。
快癒を願わずにいられません。



さて、こちらが12月の川床整備の写真。
もともと瀬になってる箇所に人工の中州を造って、流れの緩急を強めています。



手前の石の列は、目印と、人工中州への流れの誘導のために並べたものです。
たったこれだけのことでも、近くで見るとこの部分の川の流れる速さは随分ちがっています。



そして約1ヵ月後、川の反対側から眺めます。
人工の中洲が少し長くなっていること、大きな一段の瀬が複雑な長い瀬に変貌しているのが判りますが、それが良い事なのかどうか、オレには判りません。

とりあえず川の様子を見たことで満足して、市集落から林道経由で嘉徳を目指します。



林道をかなり進んだところで道路上にアマミノクロウサギの糞を発見。
写真を撮り終えて走り出した次のカーブの向こうに犬が出現します。
中型、ほぼ黒い体毛で、灰色の筋状の毛が唐草模様みたいになってる。
かなり非友好的な雰囲気でこちらに向かってくるので、大声とエンジン音とホーンで威嚇します。
ぎりぎりで避けてくれたのですが、そこで思い出したのが、この林道は数年前に全国紙でも報道された『アマミノクロウサギ大量死』の現場からそれほど遠くない場所だということ。
慌ててバイクをUターンさせます。
野犬だとすれば、轢き殺す必要があります。
「犬が可哀相」という意見もあるでしょうが、それは犬を遺棄・放棄した飼い主が負うべき問題です。
また、クロウサギの存在がなくても、野生化した犬が山野で人を襲う例は近年増えつづけています。
オレ自身も、怪我こそありませんでしたが、恐ろしい思いをしたことは一度ではありません。
野犬にとって、人間はそのまま餌にはならなくても餌を持っている(弁当など)存在なのです。
犬猫の遺棄・放棄は犯罪です。
責任を持って飼えないなら、飼い主の手で殺してください。

その後は林道上と周囲によく注意をしながら、いつもの嘉徳海岸展望ポイントに到着。



やはりこの季節の潮流のためか、河口が大きく移動しています。



浜まで降りてみます。
河口手前の川岸には、潮の干満が造った筋がくっきりと見えます。



河口への流れは浅いのですが、流速はかなりのものです。
旧暦では10日で、月齢は9。潮位は満潮と干潮のちょうど中間あたり。



少雨傾向が続いているのが気になりますが、この日と較べて潮位が50cmほど上がる今月末にどうなるか。
2週間ほどしたらまた様子を見に来ようと思います。

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めでてぇめでてぇと浮かれてたつもりはまったくありませんが、いつの間にか松の内も過ぎ去り、幕の内弁当も冷めて、丸の内も不景気なのかな、と。
意味不明ですが。
あいかわらず季節感が皆無の当BLOGは、3ヶ月前に釣った魚を並べます。
釣りの話はカテゴリ《日々是精進》にまとめるようにしてますから、オレ個人としてはまったく無意味なものではないんですが、読む人にとっては完全に意味が無いものでしょうな。
いささかの同情を禁じ得ません。
ま、とりあえず気にせず軽く片付けましょう。


10月12日午後3時25分 セトーウチ町ケテーンの漁港にて。
タマンと呼ばれるハマフエフキの幼魚のようです。


10月12日午後3時40分 セトーウチ町ケテーンの漁港にて。
ダンダラトラギスだと思われます。


10月12日午後5時25分 セトーウチ町ケテーンの漁港にて。
ツマジロモンガラだと思います。
肉厚の唇がなんともセクシー・・・
だと真剣に思う人は、病院に行った方がいいですね。


10月12日午後9時5分 宇検村湯湾の漁港にて。
ゴマヒレキントキもしくはホウセキキントキ
たぶん、ゴマヒレの方だろうと思うんですけど。


10月12日午後10時15分 宇検村湯湾の漁港にて。
ニジエビスでしょう。
リンク先の記述によれば30cmほどまで成長するんだそうですが、そんなの見たことない。
オレに釣れるのは、だいたい10数cmサイズのやつらばかりです。


10月12日午後3時25分 宇検村宇検の漁港にて。
こいつもゴマヒレキントキかホウセキキントキ。
釣り上げた直後はシルバーのボディに赤い水玉模様ですが、お亡くなりになると水玉の赤が拡がって、全身真っ赤になります。

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あけましておめでとうございます。
2週間ほど休ませていただきましたが、年末ジャンボも無事はずれ、仕事始めも無事終わり、その他諸事変わりなく過ごしております。

《季節感皆無》が最大の特徴のこのBLOGですが、たまにはお正月らしいことをしてみましょうか。



元日は、初詣に行ってきました。
3年連続で、奄美大島太平洋側北部の大笠利集落にある秋葉神社です。
神社だったらそこらに幾らでもあるのに、ナゼわざわざ1時間弱もの時間を掛けて、寒い中(けっこう冷えました)を遠くの神社まで行ったかというと、



秋葉神社の総本山は、オレの生まれた町から車で2時間弱の静岡県浜松市天竜区春野町というところにあるのです。
気分だけは『お正月の里帰り』です。
島の東シナ海側の赤木名集落にも《秋葉神社》があるんですが、少しだけ故郷に近い大笠利に参拝することにしています。
というのは表向きの理由で、去年はこの2つの神社をハシゴしたら、赤木名神社でひいた御神籤が『半吉』で、その内容たるや泣きたくなるような悲惨なものだったんです。
で、そんな悲しい目に遭うくらいなら御神籤のない大笠利へ、という短絡的な発想であった、という理由を信じたい人は信じてください。
ちなみに秋葉神社のご利益(誓願)は、
・失火と延焼と一切の火難
・病苦と災難と一切の苦患
・生業と心願と一切の満足
だそうです。
今年は古式に則って、手水で手を洗い、二拜二拍手一拜して、田舎の家族の健康と自分の無事と縁談をお願いして、お願いには不釣合いなお賽銭で勘弁してもらい、初詣は終了です。



あ、忘れてたけど、上3枚は、一昨年撮った写真です。



今年は季節感のないオレでも驚くくらい暖かな日もあった(もちろん寒い日もあった)せいか、例年よりも神社の周りの緑が濃かったような気がします。



大笠利の港に出て、数枚。
ちょうど干潮の時刻でした。



帰りに友人宅に寄って、三献(さんごん)という奄美のお正月料理をご馳走になります。
吸い物二品、酢の物一品、お神酒を一杯(バイクなので、ホントに一杯だけ)、さらに盛り塩と一緒に昆布とスルメが正式なセットだそうです。
今回は昆布を切らしていたそうなので、スルメも写真を省略しました。
じゅうぶん時間を掛けて、血中アルコールを分解してから帰宅。
なんとなく、お正月気分を味わったような元日でした。

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本文は、こちらです。

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いきなり寒くなりました奄美大島。
先週の日曜日はそれでも最高気温が21.9度、最低15.9度で、奄美大島チャレンジサイクリング2009に参加された皆様も南国気分を味わっていただけたかな、とも思いますが、翌14日の夜から急激に冷え込みました。
以下、最高・最低・平均気温です(数字は、すべて名瀬測候所のもの)。
15日 20.2 12.8 16.1
16日 17.6 13.8 15.5
17日 15.1 12.2 13.7
18日 16.5 12.2 14.8
19日 14.2 10.7 12.7
20日 14.6 10.5 13.3
ここ数日、最大瞬間風速で15m前後の風も吹いています。
どうやら、リュウキュウアユの産卵が近づいているようです。
何よりの証拠にリュウキュウアユの師匠ことニイムラのおっちゃんが奄美にやって来ます。


12月5日午後2時00分
23日から27日までの滞在だとかで、その間は、オレも時間が取れる限り同行して、アレコレ教えてもらおうと思います。


12月5日午後2時11分
嘉徳川の河口は、ご覧のとおり、海へと流れ込んでいます。


12月5日午後2時15分
この状態なら、特に産卵のための川床整備も必要ないでしょう。
もちろん、全ては師匠に現場を見てもらってのことですが。


12月5日午後2時36分
こちらは嘉徳橋から100mほど上流です。
産卵は、むしろコチラではないか、とのことなので撮ってみました。


12月5日午後2時29分
さらに150mほど上流の橋の辺り。


12月5日午後2時27分
ズームしてみましたが、どこに魚が居るか、シロートには判らないですね。

産卵は、その年の気候などに左右されますが、2月くらいまで続くようです。
その後、孵化した稚魚は川の流れとともに海に出て行き、ある程度まで成長したら川へと戻ります。
1年でもっとも降雨量が少ないのが12月から2月までの時季で、何もそんな時季に孵化したり川へ下ったりしなくてもヨカロウに、と思わないではないんですが、そういう川の流量が減る時季だからこそ産卵したタマゴが流されずに済むんだろうなぁ。
まぁ、ともかく河口整備も川床整備もせずに済むというのはアリガタイ話ではあるんですが、この先、梅雨が来るまで(奄美の梅雨は5月中旬に始まります)は、鍬かスコップ持って単車で往復することになるんだろうなぁ、と。
国道58号線でそんなヤツを見かけても、できれば嘲笑う程度に留めて、石とか投げないでくださいね。

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昨年の『奄美大島チャレンジサイクリング2008 の ほんの一部』から1年、似たようなタイトルで(コピペして1文字書き換えただけ)で今年もドウゾ。



悪天候と強風に大勢が泣かされた昨年とはうって変わって、曇時々晴で風も弱いというなかなかのコンディションです。



イベント自体は昨年と同様《50kmコース》、《90kmコース》、《240kmコース》の3コースで、



それぞれスタート地点もスタート時刻も別々に、一部コースも別設定で開催されました。



去年は友人が参加した50kmコースを、とりあえず友人の写真だけ撮りに行ったのですが、



今年は240kmコースと90kmコースを撮影してやろうと目論見ます。




午前6時スタートの240kmコースの参加者にとって、最初の難所である本茶峠(スタートから約100km)に差し掛かるのは早くて午前9時頃だろうと計算して・・・



じっさいに現地に到着したのは9時50分頃でしたけど。



まぁ、あんまり気合の入ったヒトよかフツーのヒトの方が撮ってて楽しいし、なんて



寒かったらイヤだな、と少しばかり厚着して行ったら坂道を上り下りしてるうちに汗が出てきました。



坂道を上ってくるヒトの中に「晴れてヨカッタね」と声を掛けたら



「暑いよぉ」との応えもアリ。



なかなかムヅカシイ奄美の12月です。



30分ほどうろうろ上り下りしながら写真を撮ったところで、90kmコースへ移動することにします。



目指すは大和村の嶺山公園。
90kmコースのスタートから65kmほどの地点です。



瀬戸内町の清水(せいすい)運動公園をスタートして、嶺山公園に至るまでには3箇所の峠越えがありますから、「11時頃に着けばドンピシャなんじゃない?」と計算したんですが、



あんまり暑いんで一度着替えに戻ってたりしたら、家を出たのが11時過ぎ



慌てて大和村へと急ぎますが、スタート地点から75kmほどのあたりで早くも擦れ違う自転車乗りが一人。
距離とコースを考えれば、ほとんど超人レベルですね。



その後も何人かと擦れ違って、嶺山公園到着は12時過ぎ。



待てど暮らせど
「だーれも来ないー



軽食を取りながら、それでも30分ほど坂道を眺めたでしょうか。



結局、展望台に上ってカラスの写真なんか撮って(ホントはサシバっていう猛禽類を狙ったんだけど、撮れなかった)、家に帰りました。
今になって思えば、ちょっと気が短かったかな?

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暇な時はヤル気になれず、忙しくなると間に合わなくて困ってしまう。
そんなワケで、続き物も途中で放り出して、12月6日に県立奄美パークにて開催された《第10回 奄美太鼓祭》で公式カメラマンとして撮影してきたうちから、ホンの一部をご覧いただきます。
なお、全体で341画像を撮影し、あまりにもピン惚けがヒドイものを除いた268画像を『太鼓祭事務局』に渡しますので、当日、参加された太鼓団体は事務局からの連絡をお待ちください。



よほど日頃の行いがいい人がいたのか、多少肌寒い日ながら、なんとか天気は持ちました。

幕開けは、伊津部小学校『さざ波バンド』。
元気な演奏で、観客の皆さんからの盛大な拍手を受けていました。




宇検村から参加の『開運太鼓』。
結成されてまだ日が浅いそうですが、完成度の高い演奏でした。



地元笠利町の『用・しゅんかねっくゎ太鼓』。




同じく笠利町から『笠利ジャンベクラブ』。



『笠利ジャンベクラブ』のサポーターの皆さんでしょうか?



徳之島から『黒潮太鼓』。



同じく徳之島から『闘牛太鼓』。
楽しいパフォーマンスで、会場内は大ウケでした。




瀬戸内町から『ホノホシ太鼓』。
ホントはもっといい写真があるんですが、胃潰瘍に罹った大太鼓が我がままを言うので、とりあえずコレで我慢してください。



喜界島から『うるまエイサー』。



ホスト役の笠利町『みちのしま太鼓』。



最後に、全員そろって記念撮影。
『さざ波バンド』の約70人が帰った後でもこの人数。
客席が写ってない写真ばかりになっちゃいましたが、立ち見も出る大盛況であったことは申し添えておくべきでしょう。



あ、そうそう、『用・しゅんかねっくゎ太鼓』のおチビちゃんと闘牛太鼓のキミ、頑張ってヘンな顔してくれてありがとね。

最後に、お願い。
周囲に『太鼓祭』に出演された方がいらっしゃったら「写真が載ってるブログがあったよー」と教えてあげてください。

ついでにオマケ・【山田太夫号・奄美パーク場所で勝利】
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おそらく、ここ半年の嘉徳川 前編を読んでないと、まったく意味不明だと思います。

8月30日 午後4時30分:小潮:潮位169cm


満潮時刻の15分前です。
案の定というか、河口は塞がっています。
この8月の月間降雨量は63mm。
もともと奄美大島の8月は、台風が来ない年は雨量が少ないのですが、それでも観測史上3番目という少雨でした。

小潮とはいえ満潮でこれですから、これ以外の時間帯は押して知るべし。

少雨のせいでそれほど顕著ではないのですが、ラグーン(河口の池)も成長しています。
ただ、強い陽射しと動きの小さな水のせいで水の富栄養化が進んでいるのか、ラグーンの中ではあっちでぱしゃっ、こっちでばしゃっと小魚が跳ねています。
ボラかな?
リュウキュウアユはラグーンでは跳ねないと思うから。
カメラを向けて待ちますが、そういう時には後ろで跳ねるだけ。

帰りによしかわ工房さんに寄って
「また砂が溜まりましたね」と話し掛けると、
「困っとるっちょ」とヒトコトだけ


11月14日 午後5時:中潮:潮位188cm

少雨傾向は9月も続き、10月も平均値割れ。
ところが11月は一転して観測史上5番目の降雨量を記録する多雨の月となりました。
名瀬の11月の降雨量は491.5mm。
名瀬(嘉徳から直線距離で35kmほど)よりは雨の少なかった古仁屋(同じく10kmほど)でも300mmという雨量が記録されました。

その3割ほどは11月下旬に降った雨ですが、それでもリュウキュウアユにとっては降らないよりはよっぽどマシだろう、と。

ラグーン手前の中流部も、川の水量が減って、瀬が柔らかな音を奏でています。

そして11月28日。
名瀬末広町の郷土料理屋にて鹿児島大学のリュウキュウアユ研究グループと偶然にも遭遇。
ニイムラ氏の美味しんぼ登場ネタで盛り上がった(?)ところで住用地域のリュウキュウアユの状況を聞いてみた。
途端に暗い顔で、
「かなり減ってますねぇ・・・」
数年来の少雨傾向がかなりのダメージになっているようだ。
こと自然に関する限り、減らすのは何か一発でも効果は出るが、増やすのは地道にやるしかないんだろうなぁ。
とりあえず、鹿大グループのヨネちゃんに龍郷町の倍俣の放流コイの始末を押し付けたのだけれども。

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師走、と呼ばれる月になりました。
ここ数年、この季節になるとオレのアタマの中の予定表には、
『リュウキュウアユのための時間を確保する』という一文が追加されます。
まぁ、どうせ暇なんで特にそれで何か変化があるわけでもないんですが。

奄美大島のリュウキュウアユの生息地で、明確に知られているのは2箇所。
島のほぼ中央部にある住用湾に注ぎ込む河川を総称した住用地域と、南部の嘉徳川です。
他にもいくつかの河川で棲息の噂があるんですが、『オトナの事情』ってコトなのか、公式には認められていません。

住用地域のリュウキュウアユは、鹿児島大学の水産研究グループがセミナーやらシンポジウムやらやってます。
一方の嘉徳川のリュウキュウアユについては、もちろん鹿児島大のグループも関心を持っているのですが、なかなか手が廻らないらしく、少数の民間の研究者が長年細々と&最近はオレみたいな野次馬(偶然ながら、住用ではリュウキュウアユを『ヤジ』と呼びます)がじたばたやってるワケです。

んじゃ、『ナンデ師走になるとリュウキュウアユなのか?』という疑問を、お悧巧な坊っちゃん嬢ちゃんでなくても持たれると思いますが、答えは簡単。
リュウキュウアユの産卵時期は、12月から2月に掛けての冬季なのです。
とにかく生まれてくれなきゃ増えるワケもない。
そして、生まれたタマゴが無事に孵化して育ってくれなきゃ保護もへったくれもない。
ちゅうことで、ここ半年のリュウキュウアユの生活と生殖の場である嘉徳川を2回に分けて追ってみましょう。
あー、なんつー長い前置きだ


7月5日 午後0時30分:中潮:潮位45cm


中潮とはいえ、潮はかなり引いています。


河口の水路は狭いのですが、満潮の前後には河口は広がりますし、ラグーン(河口の池)もさほど大きくありません。
この時季は、すでに殆どのリュウキュウアユは川に遡上しているはずですが、ラグーンが広がって川の水深が深くなると、成魚の餌である苔の生育が悪くなるような気がします。心配しすぎですかね?

海岸の砂は大きく堆積し、なかなか河口が広がる気配はありません。
むしろ、梅雨明け後の好天が続くようであれば、河口が塞がれてしまう危険もあります。
嘉徳川は小さな川なので、河口が塞がってラグーンが大きくなると、流れのある浅い流域を好むアユの棲息範囲が狭まってしまうかもしれません。


7月25日 午後0時30分:中潮:潮位80cm


約3週間後、案の定、河口は塞がっています。
とはいえ、この日の満潮は潮位が200cmを大きく超えますから、満潮になれば川は海と繋がります。

今年は、5月は異常なほどの少雨で、6月の梅雨も短く平均雨量を大きく下回りました。
7月になっても少雨の傾向は続き、5・6・7月の合計雨量は576mmと平均のおよそ半分の雨量でした。
*数字は、いずれも名瀬市内の測候所の数値ですが、一般的に嘉徳川流域の方が降水量は少なくなります。

続きは明日にでも


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