無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

是々非々で考える議員でありたい

2015年04月25日 04時21分15秒 | 議員活動
おはようございます。昨日は、85人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて「是々非々」という言葉があります意味は、「是々非々 良いことはよいこと、悪いことはわるいこと、公正無私に判断すること。道理によって正しく判断する態度をいう。是是非非」~四字熟語データバンクより~

市民の方々より、「大竹の悪口を言って歩く市議がいる」と教えていただくことが、残念ながら多々あります。その内容と共に、議員名もわかってきました。一人ではありません。その方々は、「大竹は、何でも反対するからダメだ。」「あの人、変わり者だ」「市長と対立してるから何にもできない」等など私の個人攻撃をするそうです。非常に残念です。しかし、私は、有権者のお宅で同僚議員の個人攻撃・悪口を言わないことをポリシーとしていますので、私の悪口を言ったという議員を褒めるように心掛けております。
しかし、自分が当選するために、同僚議員の誹謗中傷をして歩く市議がいるというのは非常に残念です。これでは、子どもに道徳など語れません

また、「自分が動けば道路ができる」「道路を直してほしくないですか?」という議員がいると聞きました。何でも「私がやりました」という議員もいると聞きます。

呆れます。

市長と仲良くしていれば何でもできる。仲良くなければ何もできない。これが真実とすれば、このような市長は必要ないのではないでしょうか?どのような内容か考えず、特定の議員の要望陳情だけを通す市長であれば、必要ないと思いませんか?市民にとって必要なことだが、この議員の要望は拒否するという首長となれば、市民無視であり、要りません。

しかし、先日の災害復興住宅がペット可となったことを考えると、白河市長が私の意見を100%無視してるとは思いません。この件では、数は少ないですが、被災し、行き場を失い、悩んでいた市民に、安住の地ができました。いわき市も白河市も、最後の最後は、市長の英断です。私は、何でも是々非々で考えたいと思いますので、

白河市長に頭を下げて、感謝を申し上げました。

仮設住宅に住み、家族同様のペットを殺処分しなければならないのかと毎晩声を殺して泣いていた市民がいました。また、昔拾った猫が高齢となり、その猫の最後を看取りたいと願い、仮設に住み続ける市民がいました。仮設廃止と共に行き場を失う彼らにとっては、本当に深刻な問題でした。その市民の苦しみを理解し、半年間議会で質問を行ってきました。

私のポリシーは、是々非々です。

権力がある者には、寄ってくる者がいます。しかし、寄ってくる者たちが、権力者の評判を落とすこともあるようです。「私に言えば市長が動く」というのは、ある意味、市長が「是々非々で考えない偏った人間だ」と言ってることになります。

議員の仕事は何なのか?市政のチェック機関ではないですか?市民のために働くべきではないですか?

私は、自分が議員でありたいがために、同僚議員の誹謗中傷をして歩く人間にはなりたくありません。弱者のために働くという信念を持ち続けたいと思います。今後も、「**議員が大竹さんの悪口を言ってったよ」と聞いたら、

そのお宅で、**議員を褒めてきたいと思います。




立候補予定者説明会

2015年04月24日 04時47分19秒 | 選挙改革
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先日、選挙管理委員会より、平成27年7月5日執行予定の任期満了に伴う「白河市議会選挙及び市長選挙」の立候補予定者説明会について、文書による通知がありました。

1、日時 平成27年5月26日(火)午後1時30分から
2.場所 白河市役所 正庁(5階)
3、内容 各選挙の立候補予定者に対して、立候補届出等の説明を行うとともに、立候補届出用紙等関係書類を交付します。


という内容です。

4年に1度、立候補者が、これまでの活動や行動に対して市民の審判を仰ぐということが、この選挙です。

昨年より、市民アンケート調査を始めました。その中で、市民の方々が、我々議員に対して、不満を抱えていることを実感しました。私自身、大きな反省をしております。毎回、新人に期待票が流れるのは、現職への失望が大きいからだと思います。

我々議員が、よくお会いする市民の方々は、多くの会合等に出席され、多くの議員と面識がある場合があります。そのような方々は、役所にも議員にも気軽に陳情ができるでしょう。しかし、殆どの市民は、問題や悩みがあっても、議員に相談することなど考えることもなく、独りで悩んでおられます。そのような方々の声に耳を傾ける努力が必要ですが、私自身努力が足りないと反省をしております。

今、大変深刻な問題に関わり、できる限りのフォローをさせていただいておりますが、もっと早くに何かできれば、救えた命もあります。私のポリシーでもある「声なき声に耳を傾ける」ということを、今後も実践していきたいと考えております。




狂犬病の危機感が失われている恐ろしさ

2015年04月23日 04時36分58秒 | 動物愛護
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現在、市内各地で、狂犬病予防注射移動接種が行われています。昨日朝一番は、自宅から近い武道館が会場でした。愛犬たちと共に行ってきましたが、5,6年前は大勢の方々が待っていたのに、顔見知り数人程度となりました。犬を飼育している人が減ったのか、休日に市役所会場等で接種するのか不明です。

長い年月、日本は狂犬病の発症を防いでいますが、もし発祥すれば人命が失われます。他国で発症していることを考えると、いつ発症してもおかしくない状況のわけです。しかし、狂犬病接種率は100%ではありません。また、行政への登録をしない人もいることを考えると、接種率は、より低くなると思われます。もし発祥すれば大変なことになります。


厚生労働省HPより

厚生労働省「狂犬病」HP

狂犬病法について

接種後、この鑑札を渡されます。狂犬病接種と鑑札装着は、法律に定められています。迷い犬が保健所に捕獲された場合、鑑札があれば簡単に飼い主に返還されます。法に定められた鑑札装着をすれば、日本の殺処分は減ることになります。



先日、狂犬病予防注射の際に、鑑札装着の啓発をしてはどうかと保健所担当課に要望を致しました。予算要らずでできることです。しかし、残念ながら昨日の接種会場では、鑑札装着の啓発はしていませんでした。非常に残念です。

白河市の鑑札は、「しらかわん」だそうです。私は、一昨年の骨型の鑑札が良かったと思います。皆さんも、「デザインが良ければつける」「こんな形にしてくれ」等など、要望をされてはどうですか?鑑札の色は、法律により定められているようです。来年は黄色です。

白河市食生活改善推進協議会総会

2015年04月22日 05時01分14秒 | 議員活動
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さて昨日は、午前中、市役所へ所用があり出掛け、その後市民アンケート調査の関係で市内回り。
午後は、「白河市食生活改善推進協議会総会」に教育福祉常任委員会の一員としてご招待を受け、出席させていただきました。



総会では、昨年度の活動報告などを拝聴し、約60名の会員の皆様の精力的な活動に感動させていただきました。特に「塩分を控えましょう」と熱弁を振るわれていた会長さんの言葉が印象的でした。
私は、食育に関心を持っていましたので、大変参考になるお話を聞くことができました。会の皆様、有難うございました。

総会終了後、研修会もあり、特別に傍聴させていただきました。
研修会では、市健康増進課主幹の佐藤文代さんから「白河市食育推進計画の中間評価について」の講演があり、「早寝・早起き・朝ごはん」の推進に関するお話と、食育推進計画の中間年であった平成26年度までの実績報告がありました。

報告によれば、
「①朝食を欠食する市民の割合を減らす」では、保育園児以外の年代で改善はしているが目標値に達していない。
「②虫歯のない3歳児の割合を増やす」では、目標70%に対し70.5%と改善が図られているため、今後2年間の目標を80%に修正する。
など、取り組み状況の経緯や問題点についてまでの報告がありました。

今後の皆さんの活躍を期待し、微力ながら応援できたらと感じ、帰宅しました。

現在の介護保険に想うこと

2015年04月21日 04時54分15秒 | 私の介護
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先日、ある一軒のお宅で、お父様を20数年、在宅で介護されているというお話を聞いてきました。
お父様は、殆ど寝たきりのようでしたが、意識ははっきりしており、会話もできました。私も長年母の介護をしてきましたので、お母様とご長男方と家族介護の苦労話を伺いながら、意見や要望を聞かせていただきました。

現在、介護保険制度の一番の問題は、施設の増加に伴い、全国的に制度導入時の2倍以上になっている保険料にあると、私は考えています。
白河市で言えば、平成12年の制度導入時、基準額は年額29,000円(月額2,416円)であったと思います。
しかし、今回の改定により、年額69,600円(月額5,800円)と約2.4倍になりました。

超高齢化社会を目の前にし、施設入所を求める方々が急増する現在、制度を維持するため、広く多くの方になるべく低い負担になるように市当局は努力していると今回は認めました。特に低所得者への軽減税率の配慮はもちろん、高所得者へは段階を増やし、応分の負担を求めるようにし、累進性を強化したところは評価したいと思います。

しかし、多くの方から「現在の国民年金では施設に入所できない。老々介護になろうとも在宅で面倒見ざるを得ない」などのお話をよく聞きます。
現在、介護施設に入所すると、施設によって多少の違いはあると言われていますが、介護保険適用分が4万円弱、その他食費その他の実費分で約3万円強の計7~8万円程度かかるといわれています。現在の国民年金は6万数千円、ここから国民健康保険料、介護保険料を差し引かれると残りは5万数千円、夫婦2人合わせても10万円弱の家庭には難しいと言うのが現状です。低所得者には補助制度や生活保護等の適用等もあると言われていますが、庶民には自分たちがどのような補助制度の恩恵があるのかわからないのが現状です。今後、詳細を勉強し、皆様にお伝えしようと考えています。

また、私の持論は在宅介護の充実です。前述した方を含め、私があった多くの在宅介護を行ってきた多く方(私もその一人)は、「被介護者を家族の一員として、日々一緒に生活し、喜びも悲しみも、分かち合いながら、一生を終えさせてあげたい」と強く思っているように感じます。
現在、厚生労働省は、在宅介護支援に政策を転換し、強化しています。しかし、金銭面での支援は特にありません。

前述しましたが、施設を利用すると1人あたり介護保険会計から月額30万円程度が施設に支出されます。しかし、在宅介護している介護者には、一円も出ません同じ介護保険料を支払っているのに。また、先ほども述べましたが、家族が或る程度収入があれば施設に入れますが、年金暮らしの家庭では施設に入ることさえ困難です。在宅介護を充実させるというのであれば、介護保険制度の一環として在宅介護者へも一定程度の介護激励金を支給すべきと考えます。

現在、白河市は独自の政策として、要介護3・4・5の在宅介護者に対し、激励金として年間約5万円程度支給しています。しかし、施設利用の方が年額約360万円程度、介護保険会計から支給されているのであれば、独自の政策とはいえ、現在の10倍程度支給しても良いのではと思います。もっと介護する市民の声を聞き、国・県・市へ働きかけられるよう、勉強したいと思います。